
丸山貴宏
コロナ禍の影響で大都市圏から地方への流れが加速し、Uターン転職が増えることが予想されたが、実際には進んでいない。その理由を探る。

転職活動で大幅な年収アップのオファーを受ければ、誰でも大喜びしてしまうだろう。しかし、マーケットバリューから大きくかけ離れたオファーは警戒すべきサインと捉えなければならない。

40代の転職では、給与アップになる可能性もありますが、その実現は容易ではありません。「一発逆転」を狙うにはどうすればよいのでしょうか?

転職活動で複数のオファーがある人は豊かな人的ネットワークを持っていて、知り合いから声をかけられることが多い。それは、日々の業務のなかでフットワークよくさまざまな人たちと出会い、関わり、良い意味で印象に残るような仕事を一生懸命してきた積み重ねから形成されるのだ。

近年、副業への関心が急速に高まっているが、副業がきっかけで懲戒解雇になってしまう事例もある。副業で破滅を招かないためには、何に気をつければ良いのか。

経営者が「絶対に入社してほしい」と思う人材とは、どんな人なのでしょうか。経営者にはビジネスを通じて実現したい夢があるので、その夢への共感は重要なポイントです。またスキルが重要なことは言わずもがな。これらに加えて、一定の経験を積んだ経営者こそ重視する「ある特徴」とは?

部下や部署のメンバーからは人気が高いものの、経営者からはなかなか評価されない部長・課長がいる。なぜ現場からの支持は高いのに、経営層からは認められないのか。その問題点を考察してみたい。

転職先や異動先で働き始めると、効率が悪いと感じるフローや不要と思われるルールなど、違和感を覚えることが多くあると思います。そうしたとき、やみくもに指摘すると、たとえ内容は正しくても周囲の人から総スカンを食うことも…。NGワードを発してしまう人の要因、そして意見をうまく伝えるポイントとは?

マネジャーとして転職した場合、チームとしての成果を上げることが求められます。ただ、新たにメンバーの信頼を勝ち得ることは決して簡単なことではありません。信頼される上司と、信頼を失ってしまう上司にはどんな違いがあるのでしょうか。

年収1000万円にたどり着く人は少ないが、一定の大企業勤務者であればなんとか実現可能なレベルともいえる。一方で1500万円を超える人は、さらに限られる。年収1500万円を超えてキャリアアップを実現していく人は何が違うのか。

大企業における中途採用が活発化しています。環境変化に対応するため、自社にはいない人材を市場に求めているのです。一方、以前は転職となると大幅な年収ダウンもあり得たスタートアップでは、高年収での転職が増えています。30歳で年収1000万円のオファーも珍しくありません。大企業への転職、スタートアップへの転職、それぞれのメリット・リスクは何か。現在の状況を踏まえて解説します。

「今の会社ではなかなか責任のある仕事を任せてもらえない……」。自分のキャリアに焦りを感じ、相談にやってくる20代は少なくありません。周囲を見て自分のキャリアに不安や焦りを感じたとき、転職をすべきか、今の会社で頑張るべきなのか。どう判断すればよいのでしょうか。

多くの場合、会社員には人事異動がつきもの。異動が自分の希望通りにいかない…というケースも少なくありません。「左遷された」と感じることもあるでしょう。もし自分が「左遷」だと思うような異動を告げられたら、すぐに転職したくなるかもしれませんが、いったん冷静になって考えてみることをおすすめします。

第170回
自社の将来を見据えて、社長は「次世代の経営者候補」を見つけ、うまく育成していきたいと思っています。では、どんな人が「経営者候補」として社長の目に留まるのでしょうか。二つの特徴があります。

第169回
人生100年時代といわれるようになった今、60歳を超えて働き続けることも当たり前になってきました。ただ、シニアと言われる年齢になってから活躍し続けることは簡単ではありません。60代を迎える前に、どんなことに取り組んでおくべきなのでしょうか。

第168回
社員を個人事業主化する制度を導入する企業が散見されはじめた。コロナ禍で働き方の自由度が増す中で、一つの会社で働くことにこだわらず、独立して個人事業主となることがこれまで以上に注目されている。ただ、独立してからも成功し続けられる人は限られる。中途半端な気持ちで独立を選んでしまうと後悔することになりそうだ。

第167回
ビジネスを取り巻く環境が大きく変わり、企業には既存事業を変革したり、新たな領域にチャレンジしたりすることが求められています。ビジネスパーソンのキャリアにおいても、チャレンジする経験が重要になってきています。

第166回
「役員として来てほしい」「社長の右腕にならないか」といった転職のオファーが来ることは珍しくありません。しかし役職の誘惑に弱い中高年ビジネスパーソンは、そのオファーの内容をよく吟味せず転職し、痛い目に遭ってしまうこともよくあるようです。

第165回
ある程度経験を重ねた中高年社員の中には、「誰とやるか」に偏って仕事をしてきた人が少なくない。中には何をやりたいのか、自分に何ができるのかというところに考えが及ばず、「上司からの評価」が全てという人も。そういう人は上司がいなくなったとき、自分は何をすればいいのか分からなくなってしまうようだ。

第164回
今、転職市場でニーズが高い「コンサル出身者」。自社の状況を客観的に判断し、世の中の流れを見ながら戦略を立てて事業を成長に導いてほしい。そう考えて事業の責任者としてコンサル出身者を採用する経営者も少なくありません。ですが、中には入社後に「期待外れ」の烙印(らくいん)を押されるコンサル出身者もいるようです。
