CAR and DRIVER
SUBARU・XVはインプレッサをベースにしたクロスオーバー。本格SUVの高いドライビングポジションは苦手だが、適度な開放感がほしい、というユーザーにぴったりの4WDである。オンロードでの操縦性と、オフロードの走破性はスバルならでは。海外でも高い人気を誇るグローバルモデルだ。

MIRAIは水素燃料電池車(FCV)。空気と水素を反応させて発電。排出するのは水のみ。CO2排出ゼロの究極エコカーである。2ndモデルは前輪駆動から後輪駆動に、システムはぐっとパワフルに大変身。航続距離は最大850km。“乗ってみたい!”と思わせる斬新サルーンだ。

おっ、カッコいい3rdノートはプラットフォームからメカニズムの細部まで、すべてを刷新。パワーユニットは全車、第2世代のeパワー。モータースペックは116ps/280Nm。プロパイロットは日産初のナビ連携機能付き。4045mmの全長は従来比20mmコンパクト。実用性が高い“国民車”の登場である。

おっ、カッコいい3rdノートはプラットフォームからメカニズムの細部まで、すべてを刷新。パワーユニットは全車、第2世代のeパワー。モータースペックは116ps/280Nm。プロパイロットは日産初のナビ連携機能付き。4045mmの全長は従来比20mmコンパクト。実用性が高い“国民車”の登場である。

MX-30は“SUVのスペシャルティ”を目指したマツダの新たなチャレンジ。スマートなルーフラインと観音開きフリースタイルドアが特徴。ラインアップは多彩なパッケージオプションを設定したモノグレード構成。パワーユニットは2LマイルドHV仕様。今後ピュアEVなどが加わる。

新型BRZは“意のままに走る歓び”を追求したFRピュアスポーツである。従来比15%トルクがアップした2.4Lボクサー4(231ps/245Nm)を搭載。ボディは高剛性仕様。スタイリングはアグレッシブに変身し、室内にはデジタルメーターを装備する。ルーフ/フード/フロントフェンダーはアルミ製。日本登場は2021年春以降を予定する。

ホンダNシリーズの“しんがり”、N-ONE(Nワン)がモデルチェンジした!スタイリングは完全キープコンセプト。ボディのアウターパネルは旧型と同一、中身が新しいのだ。エンジンと内装は全面刷新され、スポーティ仕様のRSには6速MTが新設定される。

GLCの最新モデルはフレッシュな印象。従来型と見た目ががらりと変わった理由は、フロントグリル形状が逆台形から台形になったからだ。たったそれだけで?という違いだけれども、それほど現代のクルマにとってフロントマスクの重要度は高い。AMGモデルは、いわゆる最新のパナメリカーナグリルが与えられ、いっそう精悍な表情になった。

“挑戦するデザイン”の第2章。レクサスLCにコンバーチブルが登場した。トップは4層構造のソフトタイプ。閉じても開けても見ほれる美しさは格別。約15秒で完了する開閉機構は優雅な動きにもこだわった。エンジンは5L・V8自然吸気(477ps)。スタイリッシュなラグジュアリーオープンは、“特別な時間”を約束する。

新型ハリアー(4thモデル)は「人の心を優雅に満たす、ただひとつの存在」を目指して開発された意欲作。見て、乗って、走り出した瞬間に心に響く感性品質を重視したという。6月に発売されて以来、最新モデルは大ヒットが伝えられている。その人気の秘密は、300万円を切ったスタート価格、日本での取り回し性を重視したボディサイズ、そしてハイブリッドバージョンを主軸にした豊富なバリエーション設定など、多くの要因が考えられる。

フランス車らしいお洒落な雰囲気と、優れた快適性を融合したSUV 2008(2ndモデル)は“新鮮な日常”が楽しめる素敵な存在だ。ラインアップは1.2Lガソリンターボ(130ps/230Nm)とピュアEV(SUV e-2008/136ps/260Nm)の2シリーズ。それぞれにベーシックなアリュールとスポーティ指向のGTラインが設定され、駆動方式は全車FF。試乗車はガソリンのGTラインである。

マイナーチェンジしたエクリプスクロスが発売された。今回のニュースは待望のPHEVモデルの追加。三菱のPHEVは、比較的容量の大きな駆動用バッテリーを搭載。EV走行モードを基本としながら、エンジンによって発電した電力を用いたシリーズ走行と、エンジン出力を走行のメインに用いるパラレル走行という2つのハイブリッドモードを使い分ける独自システム。アウトランダーPHEVに搭載され、高い評価を受けている。エクリプスクロスPHEVは、そのソリューションを活用して生み出された最新の三菱車だ。

ホンダeは“コンパクトカーの新しい理想像”を目指した都市型ピュアEV。欧州市場をメインマーケットにした高出力モーター(アドバンス154ps/315Nm)を搭載し、1充電時の航続距離は259km(アドバンスWLTCモード)。30分の急速充電で約200km走る。

新車で購入できる2Lスポーツ4WDホットハッチで、最も優れた1台を選べ、といわれたら――スタイリングとハンドリングと安定性、そしてエンジンパフォーマンスを総合して、迷わずメルセデスAMG・A45S・4マチック+と答える。

アウディのSUV攻勢は続き、2016年にはフレッシュ層を狙ったQ2、そして2018年にフラッグシップのQ8を追加……と、バリエーションを一気に拡充させた。その中にあって、Q3は、これまで世界で140万台を販売したヒット作。Qシリーズを支える“最重要モデルのひとつ”である。

キックスは、内田誠社長兼COO体制になった“新生”日産自動車の第1弾。これまで「売りたくても売れるクルマがない」と悲鳴を上げていた販売現場からの期待は高い。

マツダはグローバル市場に対し、クロスオーバーSUVを幅広くラインアップする。しかし、これまで世界各社のエース級が集まる全長4.4mクラスのモデルがなかった。そうした中で登場したモデルが、CX-30だ。

フィット・クロスターはフィットのリファイン版。ヤリスと基本コンポーネントを共用しつつも“別のクルマ”として開発されたヤリスクロスと比べるとオリジナル度はやや薄い。だが、そもそもフィットは多様性・万能性をコンセプトに開発されている。“チョイ足し”でもクロスターは十分に魅力的な商品に仕上がった。

パワフル&ビビッドな軽量スポーツ、スイフトスポーツがいちだんと魅力的に変身した。最新モデルは安全機能が充実。ボディカラーに3種の2トーンカラーが新設定され、ファッション性が高まった。好評の1.4L直噴ターボ(140ps/230Nm)と欧州で鍛えた足回りは従来どおりの好感度。“速い”、“愉快”、“手ごろ”の三拍子揃ったあっぱれ韋駄天コンパクトの魅力を探った。

GRヤリスはWRC(世界ラリー選手権)勝利のために誕生したスーパー4WDマシン。開発コンセプトは“ストロングスポーツカー”。272ps/370Nmを発揮する1.6L直3DOHC12Vターボを搭載し、電子制御多板クラッチ式4WDシステム(GR-FOUR)を採用。富士スピードウェイで性能を味わった。
