CAR and DRIVER
BMWの主役モデル、3シリーズが「スポーツセダンへの回帰」をコンセプトにフルチェンジした。デリバリーはこの3月に世界同時でスタートする。日本では330i(258ps)と、320i(184ps)が発売され、その後、320d(190ps)とプラグインハイブリッドの330eなどが発売されるスケジュールである。

3月1日から東北自動車道の花巻南IC~盛岡南IC間と新東名の新静岡IC~森掛川IC間を対象に、最高速度が120km/h引き上げられた。制限速度が恒久的に120km/hに決定したわけではなく、まず1年間は続けて事故の発生状況などを調査。最高速度を変更しても事故状況が悪化しなければ、速度を引き上げ区間を拡大していく予定だ。

中国のNEV(新エネルギー車)規制は、今年から“罰則つき”になった。前年のエンジン車販売台数に応じて中国政府が各自動車メーカーおよび自動車輸入元に目標クレジットを与え、これが消化できない場合は罰則の対象になる。中国で乗用車を生産している各国の自動車メーカーが、この規制への対応を迫られている。しかし、規制発表から現在までの足どりをたどると、そこには中国の焦りが潜んでいる状況がわかる。

3rdインサイトは、流麗フォルムのハイブリッドサルーンである。パワートレーンはモーター(131ps)と1.5リットルガソリン(109ps)を組み合わせたスポーツハイブリッドi-MMD。WLTCモード燃費は25.6~28.4km/リットル。たくましい走りで好評のシビックと通のプラットホームを採用し、日本仕様専用フロントグリルは落ち着いた印象だ。駆動方式はFFである。

いま、EU(欧州連合)市場では“マイクロ”とか“マイルド”と呼ばれるHEV(ハイブリッド・エレクトリック・ビークル)が増えつつある。電動モーターを使い、その分エンジンの負担を減らすシステムである。

UXはレクサスSUVシリーズのエントリーモデル。ボディサイズは取り回し性に優れた設定。車高は一般的な立体駐車場が利用できる1540mmに抑えた。パワーユニットはハイブリッドとガソリンの2種。全車、世界最高レベルの熱効率を達成した2リットル直4DOHC16Vユニットを搭載し、駆動方式はFFを基本に、ハイブリッドに4WDを設定する。

クラシカルな丸型ヘッドライト、ボクらのハッピーKワゴンが登場した。スペーシア・ギアはSUVイメージのタフなスタイリングに、広々室内が設定された新ユーティリティモデル。リアドアは便利な電動スライドオープン式。パワーユニットは、自然吸気(52ps)とターボ(64ps)のマイルドハイブリッド。ミッションはCVT。駆動方式はFFと4WDである。

中国の新車セールスが、1990年以来、28年ぶりに前年実績割れを喫した。中国汽車工業協会の発表によると、2018年の新車販売台数は、商用車と輸出を含めて2808万600台。前年比は%減と、28年ぶりに前年実績を割り込んだ。18年の中国新車市場は7月以降、ダウントレンドが続いていた。

ボルボのコンパクトSUV、XC40の日本仕様はキャラクターが異なる4種のグレードと2種のエンジンチューンの組み合わせになる。駆動方式はFFと4WDが選べる。

1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)でトヨタは、人間の運転操作を高度に支援するガーディアンというシステムを開発・実用化し、これを他社にも供給する考えを明らかにした。ガーディアンは、ドライバーがステアリングを握っている状況で「車両の安全な運行を支援する仕組み」だ。

2018年の国内新車セールスは、2年連続で前年実績を上回った。500万台超えも2年連続である。軽自動車を含めた18年の国内新車販売台数は527万2067台。前年比は0.7%増と、わずかながら2年連続で前年実績をクリアした。

XVにマイルドハイブリッド仕様のアドバンスが登場した。パワーユニットは2リットル水平対向4気筒(145ps)とモーター(13.6ps)を組み合わせた“eボクサー”。電池は新開発リチウムイオン。駆動方式はSUBARU伝統の4WD。走りはモーターの特質を生かしたセッティング。走り自慢の新SUVが、デビューした。

2019年1月から始まった中国のNEV(新エネルギー車)規制は、中国で年間3万台以上のエンジン車を生産あるいは輸入販売する自動車メーカーに対してBEV(バッテリー式電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)またはFCEV(燃料電池電気自動車)の生産・販売義務を課すものだ。初年の19年はエンジン車販売台数の10%、20年には12%をNEVにする必要がある。

北米市場で月販3万台以上を誇るベストセラーSUV、新型CR-Vのメインモデル、ハイブリッド仕様の販売がスタートした。人気グレードのシステムは3種の走行モードを自動的に選択する2モーター方式、アコードやオデッセイで高評価の“スポーツハイブリッドi-MMD”。駆動方式はFFと4WDから選べる。

V60のライバルは、メルセデスCクラス、BMW3シリーズ、アウディA4のワゴン。メイングレードのT5インスクリプションは2リットルターボ(254ps)を搭載する。

セダンのフォーマル、クーペのスポーツ性とアバントの使い勝手を凝縮したA7スポーツバックの2ndモデルが登場した。試乗は250台限定の1stエディションだ。

フランスの首都・パリで、燃料税の増税に反対するデモが暴動になった。商店からの略奪やクルマに火を放つなどのシーンが世界中に流れ、マクロン政権はやむなく増税の凍結を発表した。

ダイソンが、シンガポールでEV(電気自動車)製作に乗り出すという。同社が発表した計画によると、「2020年に現地工場を完成させ、21年には最初のEVをリリースする予定」という。ダイソンは以前から自動車業界への進出意欲を見せており、今回の新工場建設、EV開発に26億ドル(約2966億円)を投資した。ダイソンは少なくとも3種類のEVを投入する予定。

SUV、ティグアンにトルクフルで燃費性能に優れた2リットルディーゼル(150ps/34・7kg・m)が登場。駆動方式は4WD。使い勝手がいいオールラウンダーである。

シニアには懐かしい、スポーツカーファンにはうれしいニュースが届いた。ニューモデルは1960~70年代のモータースポーツ・シーンで大活躍し、勇名を馳せた本格スポーツカーの復活である。スタイリングとボディカラーは1stモデルのイメージを彷彿させる、新しいアルピーヌA110が登場した。かつてフランスを代表したスポーツカーブランド、アルピーヌが復活した。
