
王 青
中国政府は近年、急増して社会問題化している離婚を減らすため、1月から「新制度」を導入した。折しも、中国では「コロナ離婚」も話題になる中、SNSなどのネット上では「なんで国が口を出すのか」と怒りや戸惑いの声で炎上状態になっている。

戦後の高度経済成長の時代、日本でも地方と都市部での「地域格差」が大きな問題となった。経済発展が著しい中国でも内陸の農村部と都市部での経済・地域格差は大きくなり、中でも高齢者をめぐる問題は深刻となっている。その解決策として、日本の介護保険制度や社会保障制度が参考にされ、研究されている。その実態と課題について解説する。

少子高齢化が加速している中国は、日本の高齢者対策を「手本」としているケースが多い。そこで、中国政府がいよいよ着手するのが「定年延長」である。日本では、総じて定年延長や雇用延長を好意的に見る傾向があるが、中国では反発が多い。その背景とは。

菅義偉官房長官が日本の首相になったというニュースは、中国でも大々的に報じられた。多くの中国人は菅氏の首相就任について「中国では絶対にありえない」と驚き、かつ、総じて好意的に捉えている。その背景には、中国独特の社会的な事情がある。

最近、中国では、ある日本人女性がネット上に投稿した埼玉県の公立小学校での給食の様子を撮影した動画が出回り、大変な話題となっている。その理由や背景について解説する。

安倍晋三首相の辞任表明のニュースは、中国国内でも瞬時に伝わり、主要メディアは相次いで報道した。SNSをはじめ、インターネット上のコメント欄では多くの声で溢れているが、総じて好意的であり、政治実績や人物像についても高く評価しているものが目立つ。なぜ、それほど安倍首相は中国での評価が高いのか。

習近平国家主席が「今の中国の食べ残しの現状を目にして、衝撃を受け、心を痛めている」と語り、食べ残しに警鐘を鳴らした。もともと中国では、外食で客人をもてなす際には、ホスト役は食べきれないほどの大量の料理を注文し、客人もわざと食べ残すのを礼儀とする文化が根強くある。このため、中国のマスメディアやSNSでは「食べ残し」についての話題や議論で盛り上がっている。

新型コロナウイルスの感染拡大は、人々の生活や行動パターンを一変させた。そして、日本でも「ウイズコロナの時代」に対応すべく、生活もビジネスも新しい常態、「ニューノーマル」という考え方が声高く提唱されている。いち早く、コロナの感染を封じ込めることに成功し、経済活動が回復している中国の今の様子は、コロナ禍以前と比べて、何が変わって、何が変わっていないのか、まとめてみた。

中国はスマホ決済の普及をはじめ、ITの活用では世界でも最先端を走っている。最近では、新型コロナウイルスの感染予防対策でもスマホアプリを積極的に活用し、世界中から注目されている。しかし、その一方で、高齢者をはじめ、急速に進んだ「IT化の波」についていけずに、置き去りにされてしまう人々もいる。

超高齢化社会となっている日本では、「孤独死」する人が多く、社会問題化している。一方、同じく、少子高齢化が急速に進んでいる中国では、現在のところ、あまり「孤独死」は起きてはいない状態である。なぜ、中国では孤独死がほとんどないのか。その理由や背景を解説する。

新型コロナウイルス感染症が世界中に広がり、欧米では、介護施設でクラスター(集団)感染が多発したのにもかかわらず、その震源地である中国では、武漢を除き、介護施設では感染した入居者が極めて少なく、北京や上海の大都市では、感染者が皆無という状態だった。その理由や背景について解説する。

中国では、新型コロナウイルスの感染拡大はピークを過ぎ、封じ込めに成功しつつある。その要因は「武漢閉鎖」に代表される都市封鎖や外出禁止などの強硬措置といわれている。日本ではあまり知られていないが、こうした強硬策の徹底やマスクの配布など住民の管理と世話に重要な役割を担ったのが「居民委員会」と呼ばれる行政の末端組織である。

中国では、新型コロナウイルスの感染拡大のピークが過ぎて、経済活動も徐々に回復しつつある。その一方で、コロナ禍をきっかけに、友人や同僚、夫婦、親戚、親子などの多くの人間関係が急速に悪化するケースが目立つ。米中問題をはじめ、コロナ関係の話題を発端とした意見や見解の違いにより、お互いを強く批判し合うためだ。

新型コロナウイルス感染拡大のピークを過ぎた中国だが、海外からの帰国者や在留外国人による新たな感染拡大を警戒し、その水際対策は厳戒体制にある。その中国に戻り、2週間の強制隔離を体験したという筆者が知人の日本人駐在員に話を聞いた。

中国の新型コロナウイルス肺炎は、感染のピークが過ぎ、中国各地から武漢に派遣された医療支援チームも続々と、それぞれの地元に戻っている。彼らは武漢という新型コロナウイルスが猛威を振るった「最前線」でどんな体験をしてきたのか。

世界各地で新型コロナウイルスによる感染者と死亡者が拡大する中、「震源地」である中国では感染者数が減りつつあり、ようやく終息へと向かい始めた。早くも「ウイルスに勝利した」という雰囲気が漂い始め、関心は他国の情勢、とりわけ隣国・日本の感染状況に向いている。

世界で猛威を振るう新型コロナウイルス肺炎。最初の発生地とされる中国湖北省の武漢市はすっかり世界中に名が知られることとなった。その武漢に、世界中にいる億単位の中国人から注目を集める女性作家がいる。彼女が毎晩深夜0時前後にSNSに投稿する武漢の様子が、多くの中国人の心をとらえているのだ。時に政府批判も含むため、当局から削除の憂き目に遭うことも度々だが、毎晩毎晩、投稿は止むことがない。その作家とは、どんな人物なのか。

安倍晋三首相が2月27日の夕方に表明した全国の学校に対する臨時休校の要請は、あまりに突然であり、多くの人々に衝撃を与えた。このニュースはほぼ同時に中国でも報道されたが、ネットやSNS上のコメントを見ると、ほぼ100%と言っていいほど賛同と理解を示す意見で占められている。

日本で新型肺炎の感染者が広がるにつれて、中国のメディアやSNSでは、日本の状況を心配するコメントが急激に目立つようになった。具体的にどのようなコメントが見られるのか、その背景なども交えて解説してみたい。

新型肺炎で厳戒態勢の中国では、「感染を拡大する」というデマが流れて猫や犬が虐殺されたり、逆に「猫を飼うと感染しない」という誤った情報が広がったりしている。中国のSNSやインターネットでは、ペットについてどんな情報が飛び交っているのか。
