王 青
新型コロナウイルス感染症が世界中に広がり、欧米では、介護施設でクラスター(集団)感染が多発したのにもかかわらず、その震源地である中国では、武漢を除き、介護施設では感染した入居者が極めて少なく、北京や上海の大都市では、感染者が皆無という状態だった。その理由や背景について解説する。

中国では、新型コロナウイルスの感染拡大はピークを過ぎ、封じ込めに成功しつつある。その要因は「武漢閉鎖」に代表される都市封鎖や外出禁止などの強硬措置といわれている。日本ではあまり知られていないが、こうした強硬策の徹底やマスクの配布など住民の管理と世話に重要な役割を担ったのが「居民委員会」と呼ばれる行政の末端組織である。

中国では、新型コロナウイルスの感染拡大のピークが過ぎて、経済活動も徐々に回復しつつある。その一方で、コロナ禍をきっかけに、友人や同僚、夫婦、親戚、親子などの多くの人間関係が急速に悪化するケースが目立つ。米中問題をはじめ、コロナ関係の話題を発端とした意見や見解の違いにより、お互いを強く批判し合うためだ。

新型コロナウイルス感染拡大のピークを過ぎた中国だが、海外からの帰国者や在留外国人による新たな感染拡大を警戒し、その水際対策は厳戒体制にある。その中国に戻り、2週間の強制隔離を体験したという筆者が知人の日本人駐在員に話を聞いた。

中国の新型コロナウイルス肺炎は、感染のピークが過ぎ、中国各地から武漢に派遣された医療支援チームも続々と、それぞれの地元に戻っている。彼らは武漢という新型コロナウイルスが猛威を振るった「最前線」でどんな体験をしてきたのか。

世界各地で新型コロナウイルスによる感染者と死亡者が拡大する中、「震源地」である中国では感染者数が減りつつあり、ようやく終息へと向かい始めた。早くも「ウイルスに勝利した」という雰囲気が漂い始め、関心は他国の情勢、とりわけ隣国・日本の感染状況に向いている。

世界で猛威を振るう新型コロナウイルス肺炎。最初の発生地とされる中国湖北省の武漢市はすっかり世界中に名が知られることとなった。その武漢に、世界中にいる億単位の中国人から注目を集める女性作家がいる。彼女が毎晩深夜0時前後にSNSに投稿する武漢の様子が、多くの中国人の心をとらえているのだ。時に政府批判も含むため、当局から削除の憂き目に遭うことも度々だが、毎晩毎晩、投稿は止むことがない。その作家とは、どんな人物なのか。

安倍晋三首相が2月27日の夕方に表明した全国の学校に対する臨時休校の要請は、あまりに突然であり、多くの人々に衝撃を与えた。このニュースはほぼ同時に中国でも報道されたが、ネットやSNS上のコメントを見ると、ほぼ100%と言っていいほど賛同と理解を示す意見で占められている。

日本で新型肺炎の感染者が広がるにつれて、中国のメディアやSNSでは、日本の状況を心配するコメントが急激に目立つようになった。具体的にどのようなコメントが見られるのか、その背景なども交えて解説してみたい。

新型肺炎で厳戒態勢の中国では、「感染を拡大する」というデマが流れて猫や犬が虐殺されたり、逆に「猫を飼うと感染しない」という誤った情報が広がったりしている。中国のSNSやインターネットでは、ペットについてどんな情報が飛び交っているのか。

新型肺炎が猛威を振るっている中国では、人々は家に閉じ込もり、ひたすらスマホをいじる生活を強いられている。そんな中、中国のSNSやネットメディアでは、やたらと日本を称賛するニュースやコメントが目立つ。そんな中国人の心情や本音とは。中国・上海出身で日本在住の筆者が考察してみた。

今回の新型肺炎は日本でも大きなニュースになっている。現地の中国では、当然ながら、それ以上の騒ぎであり、中国・上海出身である筆者(日本在住)のもとには、多くの友人、知人から相談や情報確認の連絡がひっきりなしに来ている。現地の中国の現状をお知らせする。

年末に入り、いよいよ「お正月」。正月や新年のお祝いは、中国でも特別なものだが、中国の「お正月」や「新年」は旧暦で祝うものなので、日本とは少し事情が違う。また、お正月の過ごし方も経済発展や核家族化に伴って、昔はだんだん異なる光景になりつつある。

中国でも日本でも子どもの教育に熱心な親は多い。しかし、競争が激しい中国の教育ママぶりは、日本に比べるとそのレベルはあまりにも違う。子どもに対する教育や人生のあり方に関する認識の違いも大きい。具体的にどう違うのか。

台風15号、19号、そして21号の北上に伴う大雨など、今年は連続して台風が日本を襲った。これら一連の台風に関する日本のメディアの報道や情報は中国でもインターネットやSNSを通じて拡散され、注目された。

中国では毎年10月上旬になると、ノーベル賞の話題で盛り上がる。そして、近年の日本のノーベル賞ラッシュには、多くの中国人はいろいろと複雑な感情を抱く。その理由や背景とは。

中国にも日本と同じく「敬老の日」がある。今年の中国の敬老の日は10月7日。この日中国では、高齢者に対する多くのイベントやサービスが行われる。しかし最近は、こうしたイベントやサービスについて、中国国内で問題視されているケースもある。

2017年から鳴り物入りで始まった介護職種の外国人技能実習制度。特に、中国人介護技能実習生への期待は大きく、「日本の介護現場の人手不足を救う救世主になる」ともいわれていた。しかし、現状はなかなか厳しい。

中国でごみの分別収集が始まった。中国政府は上海を手始めに、中国全土まで一気に広げる考えだ。現在、上海では、ごみの分別で混乱状態にあり、SNS上では最もホットな話題となっている。

「日本の介護」を学ぼうと、中国から日本の介護施設への見学者が絶えない。中国は、日本の介護に、何を学ぼうとしているのだろうか。
