鎌田和歌
暗い夜道で、急に後ろから足音が聞こえて驚いた、という経験をしたことのある人は少なくないのではないか。一方で、路上やエレベーターで女性から警戒されていることを感じて悲しかった、という声も聞くことがある。ネット上でたびたび話題になる、警戒した側と警戒されたかもしれないと傷つく側の問題。決着はあるのか。

トレパク、スパチャ、告発系YouTuber…。読者の中には、これらの言葉がピンと来ない人もいるかもしれない。しかし最近の「ネット炎上」を理解するためには、これらの言葉を知ることが不可欠。また、細かすぎて伝わりづらい最近のネット炎上の背景には、クリエーターへ強いリスペクトとそれが裏切られた際の反動がある。

プロゲーマーの女性による「170センチないと人権ない」発言が大きな話題になった。そんな中、で「人権」という言葉をカジュアルに使う流行が背景にあったと指摘する声がある。本来の言葉の意味から離れてカジュアルに使われる言葉と、その危険性を考えた。

最近、「#おっさんビジネス用語」というハッシュタグが一部で盛り上がりを見せている。まとめサイトを見ると「あるある」と思わせる言葉が並ぶ。あなたは普段、どのぐらい使っているだろうか。

森友学園問題をテーマとしたドラマ『新聞記者』について、制作側と遺族の対立があったことを1月27日発売の「週刊文春」が報じている。日本アカデミー賞を受賞した同名映画のNetflix版ということもあり、話題となっていた作品だ。国内外での評価は?

企業名や実名を公表した上で、SNSでアカウントを設けることは今や珍しくない。所属する組織に影響が出ないよう、穏当なツイートを心がければ問題ないだろう。しかし、最近ではそのようなアカウントがしばしば炎上するケースを見かける。特に今年は、「人事」を担当するアカウントの炎上が続いている。

南太平洋の島国であるトンガ付近で発生した海底火山の大噴火で、トンガはもちろん、世界の多くの地域にも影響が及んでいる。多くの人が初めて経験するような災害を目の当たりにし、日本国内ではどのような反応があったのか。

サンリオの人気キャラクター・マイメロディのコラボ商品に、「女の子にわざと女の子の話をするのは、不器用な男の子がかまってほしいからよ」「女の敵は、いつだって女なのよ」などのセリフがパッケージされていることが、一部で議論を呼んでいます。

1月1日に放送されたTBS系バラエティー番組に出演したシェフが、番組内でのコメントをきっかけに誹謗(ひぼう)中傷にさらされる事態となっている。テレビ番組をきっかけとした誹謗中傷が、また今年も繰り返されてしまうのか。テレビの演出とネットの拡散力が、「攻撃してもよい対象」という幻想を作り出してしまっている。

コロナ禍で出張が激減している昨今だが、緊急事態宣言が解除されてから、少しずつ出張の機会が増えてきたビジネスパーソンも多いだろう。そして、たまにある出張が実は楽しみ…という人も少なくないはずだ。人に話すほどではないが、自分としてはとっておきの楽しみ方がある…。そんな話を聞いてみた。

早いもので2021年もあとわずか。今年の総決算ということで、政治家の失言を振り返ってみたい。今年のビッグイベントといえば、東京五輪。世界中から批判を浴びた発言も、今年のもの。もう忘れていたという人もいるのでは?

広島県が、働く女性を応援するために作成した「働く女性応援よくばりハンドブック」が炎上している。主な批判は当然、仕事と育児(家事)の両立をなぜ「よくばり」と名づけたのかという点である。背景に、深いアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)があるように思えてならない。

「加齢によって失われていく清潔感」、そんなコピーを載せた女性向けウェブマガジンのツイートが一部で物議を醸した。背景には、昨今の「エイジング」と「不安あおり型広告」への捉え方がある。

昔は子どもの「いたずら」として軽く許される風潮のあった「スカートめくり」。しかし時代は変わり、「スカートめくり」の安易な取り上げ方が問題視される事例が続いている。自分の身近では価値観がアップデートされているかどうか。確認が必要だ。

フリーアナウンサー・徳光和夫氏のネット動画での発言が「炎上」している。ネット上では批判一色の様相だが、「この程度の発言も許されなくなったのか」と感じている人もいるかもしれない。昔と今、何が変わったのか。

最近、コンビニで野菜や果物の販売が増えていると感じる。以前から地方では野菜販売に注力する店舗があったが、これが都内でもじわりと広まっているようなのだ。コンビニ各社に聞いた。

Netflixで配信され、世界的な大ヒットとなっている韓国ドラマ『イカゲーム』。日本では9月中旬からの配信され、英語圏以外のドラマがこれだけの反響を呼ぶのは珍しいと伝える海外メディアもある。その理由は3つある。

先日、生放送直後にタレントのビートたけし氏が男に襲撃されるという事件があった。ネット上では当初、男の供述とは異なる勝手な臆測が出回った。「自分も思い違いをしていた…」という人は、もしかしたら、自分の好む情報ばかりを目にして陥るエコーチェンバーのワナにハマっている可能性がある。

白金高輪駅で起こった硫酸事件の動機が、「タメ口」であった可能性が報道されている。一般的には年下から年上には敬語が使われ、同年齢や年下にタメ口が使われやすい。しかし、場所や関係性によってもそのマナーは流動的だ。

大阪の路上で見知らぬ女性に「AVに出てた人ですよね?」などと声をかける動画を投稿していたYouTuberが批判を受け謝罪した。謝罪前には「女性専用車両など嫌いになりました」「弁護士に相談して誹謗中傷は訴える」といった内容の、まさかの逆ギレ投稿も……。
