堀内 亮
#4
ハウスメーカー、デベロッパー、ゼネコンの三つの顔を持つ大和ハウス工業は、この10年で売上高を2倍以上にも成長させてきた。その成長スピードは、ハウスメーカー大手の積水ハウスはもちろん、デベロッパー大手の三井不動産や三菱地所、ゼネコン大手の鹿島や大林組ら、ライバルをしのぐ。異端の「三刀流経営」の正体を解き明かす。

#3
大和ハウス工業の芳井敬一代表取締役社長CEOは、就任から6年目に突入し、来期にも社長交代の観測が出始めている。大和ハウス工業次期トップの有力候補4人の実名を挙げ、社長レースの行方を大胆予想した。

#2
大和ハウス工業の芳井敬一代表取締役社長CEO(最高経営責任者)が、ダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。異端ともいえる「三刀流経営」を推し進める大和ハウス工業とは、いったい何者なのか。売上高10兆円への野望、住宅事業にこだわる理由、そして後継者などについて、直球の質問に芳井社長が答えた。

#1
大和ハウス工業の祖業である戸建て事業が低迷している。ライバルである積水ハウスやオープンハウスグループに大きく水をあけられ、社内でも成長する商業施設や事業施設の部門に比べて、戸建て事業の序列は下がるばかりだ。こうした状況を打開すべく、芳井敬一代表取締役社長CEOが全国の支社長、支店長に対して「劇薬」を投じ、戸建て事業で反転攻勢に出ようとしている。その劇薬の中身とは。

予告
大和ハウス工業「売上高10兆円」へ!メーカー、ゼネコン、デベロッパーの顔を持つ“三刀流経営”徹底解剖
大和ハウス工業は、ハウスメーカー、ゼネコン、デベロッパーの三つの顔を持つ「三刀流経営」で急成長を遂げてきた。「創業100周年の2055年に売上高10兆円」という創業者の“夢”に向かって猛進する大和ハウスは23年度、創業から68年で“5合目”にたどり着こうとしている。しかし、大和ハウスは岐路に立たされている。飛躍の原動力となってきた「モーレツ営業」は、昨今の働き方改革によって封じられた。時代は変わり、創業者イズムの継承は容易でない。大和ハウスは“夢”に向かって右肩上がりの成長を続けられるのだろうか。

マンション購入により節税効果が得られる「マンション節税」や「タワマン節税」を封じるべく、国税庁は相続税の算定ルールを見直す方針を固めた。節税スキームを封じることで公平な税負担を促すのが狙い。しかし、これはバブル経済を上回る絶好調なマンション市況に冷や水を浴びせかねない動きで、業界関係者は「マンションバブル」崩壊に身構えている。

東洋建設が6月27日に開いた株主総会で、筆頭株主で任天堂創業家の資産運用会社、ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)の提案した取締役候補7人が賛成多数で可決となり選任された。これに対し、東洋建設が提案した取締役候補は6人が選任。YFO側が提案した取締役が、過半数を占めることになる異例の事態となった。

政府公募の洋上風力発電第2弾コンペの秋田県中部沖プロジェクトで、参戦を予定していた三井物産が撤退する方針を固めたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。加えて、このプロジェクトには「超大物」が助っ人として電撃乱入することも判明した。最後の大物の正体とは。同エリアに参戦予定の顔触れを一挙公開する。

任天堂創業家の資産運用会社、ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)が海洋土木の東洋建設に株主提案した取締役選任案で、取締役候補者の一人である加藤伸一・プログレッション・エネルギー日本プレジデント&最高経営責任者(CEO)が、ダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。なぜYFOのオファーに応じたのか、そして東洋建設が秘める洋上風力ビジネスのポテンシャルについて、洋上風力のスペシャリストが激白した。

番外編
土地の仕入れやマンション販売で独特な手法を展開する財閥系デベロッパーの住友不動産は、業界で異彩を放つ。独特なのは人事制度もしかりだ。ノルマ未達によって、社員は年収激減や降格にさらされるといううわさが絶えない。業界最大の謎ともいわれる住友不動産の人事制度と給与体系を本邦初公開する。

#18
日本最大にして最強財閥、三菱グループに知る人ぞ知る伝統のテニス大会がある。そこは「鉄の結束」を確かめ、DNAを継承する場でもある。三菱重工業、三菱UFJ銀行、三菱商事の“御三家”の重鎮がトップを務める伝統試合の全容を明らかにする。

#17
テニスはエスタブリッシュメントが趣味と実益を兼ねて嗜むスポーツだ。日本テニス界の最高峰クラブと誰しもが認めるのが、東京ローンテニスクラブだ。東京ローンは意外なことに日本屈指の名門ゴルフ場である霞ヶ関カンツリー倶楽部と共通点がある。ゴルフとテニスの“最強サロン”にゆかりのある名家の顔ぶれを紹介する。

#16
皇族、三井家当主、東京都知事、大物学者…。歴史と伝統を誇る格式高い東京ローンテニスクラブに集うのは日本の超エスタブリッシュメントだ。カネとコネを駆使しても入会できないほど審査が厳格といわれる日本最高峰テニスクラブの内幕に加え、主要メンバー32人の実名を公開する。

NTTグループで電力事業を担うNTTアノードエナジーと国内最大の発電事業者であるJERAは、大手再生可能エネルギー企業のグリーンパワーインベストメントを3000億円規模で買収した。国内の再エネ企業の買収額としては、史上最大規模のディールとなった。その巨額買収劇の舞台裏をつまびらかにし、次なる大型買収のターゲットといわれる企業の実名も明らかにする。

#14
ゴルファーにとってラウンドの成否を左右する大切な相棒がドライバーなどのギアだ。アマチュアゴルファーが支持するドライバー、アイアン、ボールの人気ランキングが2年ぶりに復活。最新のランキングをいずれの部門でも国内ブランドが海外勢に押される結果となった。

#13
支配人や読者が選んだ「ベスト」ゴルフ場のエリア別のランキングを紹介。全国7エリアの「プレーしてよかったゴルフ場」全60コースが登場する。

#10
ダイヤモンド編集部は今回初めて「接待に適している」ゴルフ場ランキングを作成した。初の栄冠に輝いたのはどこか。支配人や読者の支持を集めた上位29コースを一挙公開する。

#6
従業員やキャディーの指導など、ゴルフ場の運営を任される“番頭”がゴルフ場支配人だ。プロの目を持つゴルフ場支配人338人が選んだ「ベスト」ゴルフ場はどこか。首位には静岡県の名門2コースが並んだ。

#5
“大人の社交場”ともいえる名門ゴルフ倶楽部には、趣味と実益を兼ねてゴルフをたしなむエスタブリッシュメントが集まる。ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長、サントリーホールディングスの佐治信忠会長、麻生太郎元首相ら政財界の大物が集う全国の名門14コースを一挙紹介する。

#3
今年もやってきた「ベスト」ゴルフ場ランキング。全国のゴルフ場支配人とアマチュアゴルファーの計959人が選んだ「プレーしてよかった」ゴルフ場のベスト43を紹介する。2位には北海道の名門コースが入った。
