臼井真粧美
#6
慶應義塾が運営する大学の医学部と大学付属病院は、慶應ブランドを輝かせる存在だ。しかし医学部と大学病院が経営にとって重い足かせになろうとしている。学校法人の最新決算から、この問題に斬り込む。

#5
「早慶」(早稲田大学、慶應義塾大学)や「MARCH」(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)に比べて学生数が少ないため目立ちにくいものの、成蹊大学は有名企業への就職実績が高い。では、三菱系への就職に強いのはなぜなのか。江川雅子学園長が三菱グループとの“古今の関係”をつまびらかにする。

#4
裕福な家庭の子女が通うエスカレーター校のイメージが強い成蹊学園。親子そろって成蹊出身といった強い支持を持つ一方で、小学校から大学まで一貫で教育を受けることへの縛りが実は緩い。「内推併願制度」の下、大学への内部推薦の権利を持ったまま、外部受験ができるのだ。なぜ、優秀な生徒が外に出やすい仕組みを導入したのか。江川雅子学園長が“深い理由”を明かす。

特集『エスカレーター校 クライシス』の続編として、連載『教育・受験 最前線』で女子大学を擁する15学校法人について、入試偏差値など表に広く出回る情報からは分からない「裏・成績表」を大公開する。今回取り上げるのは黒字を出した武庫川学院、昭和女子大学、日本女子大学、共立女子学園、椙山女学園、京都女子学園の6学校法人。黒字を出す学校法人の共通点とは?

#10
名門エスカレーター校であっても、稼ぎを出せなければ、質の良い一貫教育を続けられなくなる。エスカレーター校を運営する233学校法人のうち、企業でいう売上高経常利益率に相当する「経常収支差額比率」がプラス、つまり黒字になっているのは126学校法人に限られる(2023年度実績)。稼げるエスカレーター校ランキングを作成するとともに、黒字を出す学校法人の共通点を明らかにした。

#9
一貫教育を施すエスカレーター校の半数近くが、実は赤字に陥っている。エスカレーター校を運営する233学校法人のうち107学校法人は、企業でいう売上高経常利益率に相当する「経常収支差額比率」がマイナスなのだ(2023年度実績)。稼げないエスカレーター校ランキングを作成するとともに、赤字に陥る学校法人に共通する最大の課題をデータで明らかにした。

#8
少子化の加速で学校淘汰が進む時代、受験校選びでは名門校の看板や「入試偏差値」だけでなく、経営状況にも目を光らせる必要がある。そこでエスカレーター校を運営する全国233学校法人の経営偏差値を初算出。このうち中国・四国エリアにある15学校法人の経営偏差値ランキング、および各学校法人のポジションが一目で分かる経営偏差値一覧表を大公開する。

#7
少子化の加速で学校淘汰が進む時代、受験校選びでは名門校の看板や「入試偏差値」だけでなく、経営状況にも目を光らせる必要がある。そこでエスカレーター校を運営する全国233学校法人の経営偏差値を初算出。このうち北海道・東北エリアにある10学校法人の経営偏差値ランキング、および各学校法人のポジションが一目で分かる経営偏差値一覧表を大公開する。

#6
少子化の加速で学校淘汰が進む時代、受験校選びでは名門校の看板や「入試偏差値」だけでなく、経営状況にも目を光らせる必要がある。そこでエスカレーター校を運営する全国233学校法人の経営偏差値を初算出。九州エリアにある23学校法人の経営偏差値ランキング、および各学校法人のポジションが一目で分かる経営偏差値一覧表を大公開する。

#5
少子化の加速で学校淘汰が進む時代、受験校選びでは名門校の看板や「入試偏差値」だけでなく、経営状況にも目を光らせる必要がある。そこでエスカレーター校を運営する全国233学校法人の経営偏差値を初算出。このうち中部エリアにある25学校法人の経営偏差値ランキング、および各学校法人のポジションが一目で分かる経営偏差値一覧表を大公開する。

#4
男女共学化の道を選んだ光華女子学園、親和学園、園田学園、松蔭女子学院の経営実態とは?彼らは“第2の京都橘”になれるのか。少子化の加速で学校淘汰が進む時代、受験校選びでは名門校の看板や「入試偏差値」だけでなく、経営状況にも目を光らせる必要がある。そこでエスカレーター校を運営する全国233学校法人の「経営偏差値」を初算出。このうち近畿エリアにある60学校法人の経営偏差値ランキング、および各学校法人のポジションが一目で分かる経営偏差値一覧表を大公開する。

#3
少子化の加速で学校淘汰が進む時代、受験校選びでは名門校の看板や「入試偏差値」だけでなく、経営状況にも目を光らせる必要がある。そこでエスカレーター校を運営する全国233学校法人の「経営偏差値」を初算出。このうち関東エリアにある100学校法人の経営偏差値ランキング、および各学校法人のポジションが一目で分かる経営偏差値一覧表を大公開する。洗足学園と女子美術大学は、首都圏の難関私立大学「MARCH」に劣らぬ力強さを放っている。

#2
京都の名門女子大学である京都ノートルダム女子大学が学生募集停止を決断した。少子化の加速で学校淘汰が進む時代、受験校選びでは名門校の看板や「入試偏差値」だけでなく、経営状況にも目を光らせる必要がある。そこでエスカレーター校を運営する全国233学校法人の「経営偏差値」を初算出した。ここでは、経営偏差値50未満となった108学校法人のワーストランキング、および各学校法人のポジションが一目で分かる経営偏差値一覧表を大公開する。

福岡の西南学院と名古屋の南山学園は、どちらもエリアトップのエスカレーター校だ。少子化の加速で学校淘汰が進む時代に入り経営力が一層問われる中、この2学校法人を経営面から比較すると「稼ぐ力」に大きな差がある。地元私立トップ大学を擁する双方で、なぜ差が生じるのか。西南学院と南山学園について、入試偏差値など表に広く出回る情報からは分からない「裏・成績表」を大公開する。

#1
少子化の加速で学校淘汰が進む時代、受験校選びでは「入試偏差値」だけでなく、経営状況にも目を光らせる必要がある。そこでエスカレーター校を運営する全国233学校法人の「経営偏差値」を初算出した。このうち経営偏差値50以上となった125学校法人のベストランキング、および各学校法人のポジションが一目で分かる経営偏差値一覧表を大公開する。

予告
エスカレーター校を運営する全国233学校法人の「経営偏差値」を初算出、“入試偏差値だけ”で学校を選んではいけない!
少子化の加速で学校淘汰が進む時代、「入試偏差値」だけで受験する学校を選ぶのは悪手だ。一貫教育や内部進学を期待してエスカレーター校に入学しても、数年後に幼稚園、小学校、中学校、高校、大学のいずれかを閉じる経営判断が下されるかもしれないし、閉じるなりの判断をしないまま経営が立ち行かなくなるかもしれないからだ。学校選びでは、経営状況にも目を光らせる必要がある。エスカレーター校を運営する全国233学校法人の「経営偏差値」を初算出した。

#2
特集『エスカレーター校 クライシス』の続編として、連載『教育・受験 最前線』で女子大学を擁する15学校法人について、入試偏差値など表に広く出回る情報からは分からない「裏・成績表」を大公開する。前回(『日本女子大、昭和女子大、武庫川学院……「黒字を出す女子大」が持つ共通点のなるほど【6女子大の裏・成績表】』参照)に続き今回取り上げるのは、赤字を出した大妻学院、恵泉女学園、白百合学園、聖心女子学院、東洋英和女学院、フェリス女学院、金城学院、海星女子学院、神戸女学院の9学校法人。赤字幅が大きい学校法人の共通点とは?

#1
特集『エスカレーター校 クライシス』の続編として、連載『教育・受験 最前線』で女子大学を擁する15学校法人について、入試偏差値など表に広く出回る情報からは分からない「裏・成績表」を大公開する。今回取り上げるのは黒字を出した武庫川学院、昭和女子大学、日本女子大学、共立女子学園、椙山女学園、京都女子学園の6学校法人。黒字を出す学校法人の共通点とは?

成蹊大学と成城大学は首都圏の中堅私立大学群「日東駒専」(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)よりも格上なのに、全国的な知名度では負ける。大規模総合大学よりも小さい成蹊大や成城大を擁するエスカレーター校の実力はどんなものなのか。成蹊大、成城大、玉川大学、和光大学を擁する学校法人について、偏差値など表の情報からは分からない「裏・成績表」を大公開する。「小さいエスカレーター校」の生きる道とは?

一貫教育を施すエスカレーター校の中で、出生数激減の衝撃を一番早く食らうのが幼稚園であり、小学校である。しかも幼稚園は少子化だけでなく、共働き家庭の増加により園児が保育園や認定こども園に流れている。エスカレーター校の幼稚園、小学校について定員充足率ワーストランキングを作成した。
