【※もっともお得なクレジットカードを2人の専門家がジャンル別に紹介!】
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
「楽天カード(Mastercard)」が、Amazon.co.jpでの還元率を1%から0.2%に引き下げた。ほかの国際ブランドの「楽天カード」では還元率が変わらないのに、なぜ、Mastercardブランドだけが改悪されたのだろうか。今回は、手数料の流れなど、クレジットカードの仕組みを見ながら、その理由を考えてみよう。
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⇒「楽天カード(Mastercard)」のAmazonでの還元率が0.2%に! Amazon利用者は、他の高還元クレジットカードか他ブランドの「楽天カード」に切り替えを!
■楽天カード | ||
還元率 | 1.0~3.0% (通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
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楽天カードへの新規入会&利用でポイントがもらえるキャンペーン中! |
クレジットカードには、消費者と加盟店のほかにも、国際ブランドやカード発行会社(イシュア)、加盟店管理会社(アクワイアラ)が関わっている。ちなみに、カード利用者が問い合わせなどをする場合、その相手はカード発行会社になる。
今回、カード発行会社は「楽天カード」、加盟店はAmazon.co.jp、国際ブランドはMastercard、加盟店管理会社は仮に“X”として、クレジットカードを利用した際の流れを見てみよう。
通常、消費者が「楽天カード(Mastercard)」をAmazon.co.jpで利用すると、Amazon.co.jpがXに代金を請求する。そして、Xが「楽天カード」に代金を請求して、「楽天カード」が手数料(インターチェンジフィー)を差し引いた代金をXに支払う。
さらに、XがAmazon.co.jpに手数料を差し引いた金額を支払う。続いて「楽天カード」が消費者に代金を請求し、消費者の口座から代金が支払われる。
つまり、Xと「楽天カード」のそれぞれが、Mastercardに手数料を支払う仕組みとなる。
上記の流れを図にすると、以下の通り。
Amazon.co.jpがXに支払う手数料率は契約で決まっており、この手数料はAmazon.co.jpも把握できる。
一方、Xが「楽天カード」に支払う手数料(インターチェンジフィー)はMastercardが決めており、こちらは公開されていないのでAmazon.co.jpは把握できない。
今回、なぜ「楽天カード(Mastercard)」でAmazon.co.jpを利用した際の還元率が下がったのか。それは、おそらく「楽天カード」とXの間のインターチェンジフィーが、Mastercardブランドのみ変更されたのではないか。
たとえば、消費者が1000円分の買い物をして、Amazon.co.jpには970円入るとする。このケースでは、Amazon.co.jpがXに支払う手数料は30円となり、これを「楽天カード」とXで分けることになる。この30円のうち、Visaブランドなどの場合は「楽天カード」に18円、Xに12円入るが、Mastercardの場合は「楽天カード」に10円、Xに20円といったような手数料率になっているのではないだろうか。
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また「楽天カード」がカード保有者に1%分をポイント還元すると、10円分の楽天ポイントを付与することになる。前述のケースでは、Visaブランドなら「楽天カード」は18円の手数料を得られるので、10円分のポイントを消費者に還元しても、8円の利益が出る。しかし、Mastercardブランドの場合は10円の手数料収入となるため、10円分のポイントを消費者に還元してしまうと、「楽天カード」の利益が0円になってしまう。
そうなると「楽天カード」的にはMastercardを使われるより、Visa、JCB、AMEXを使ってもらった方が収益性がよく、Mastercardを使われると他のブランドよりも収入が減る。
そこで、Mastercardのみ、ポイント還元率を0.2%に下げることで、2円分を消費者にポイント還元し、8円を「楽天カード」の収益とすることで、VisaやJCB、AMEXと同程度の収益を得ようとしているのではないか。
もちろん、手数料率は公開されていないので、これはあくまでも予想であり、Visa、Mastercard、AMEXが同じ手数料率とも限らない。しかし、上記の解説でイメージはわかってもらえたはずだ。
「楽天カード」をAmazon.co.jpで利用する人が少なければシステムを変更するほどのことではないが、おそらく、Amazon.co.jpで「楽天カード」を利用する人は多いのだろう。だからこそ、手間をかけてまでシステムを変更したのではないだろうか。
ちなみに、このインターチェンジフィーが不透明なことによって、加盟店と加盟店管理会社の手数料が妥当なのかどうか判断できないとして、公正取引委員会がクレジットカードのインターチェンジフィーを公開するように求めており、実際にMastercard、Visa、Union Pay(銀聯)の3社が2022年11月30日に公開した。
(参考:経済産業省「クレジットカードのインターチェンジフィーの標準料率が公開されました」)。
以上、今回は、クレジットカードの国際ブランド、カード発行会社、加盟店管理会社の関係性と手数料について解説した。
【※もっともお得なクレジットカードを2人の専門家がジャンル別に紹介!】
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
■楽天カード | ||
還元率 | 1.0~3.0% (通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
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楽天カードへの新規入会&利用でポイントがもらえるキャンペーン中! |
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
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【2024年4月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
- | |
【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% (※1) |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※2) |
AMEX | Suica | |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※3)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 通常1000円(税込)につき1ポイント貯まる永久不滅ポイントを 「1ポイント=最大5円相当」 の商品に交換した場合の還元率。交換する商品によっては、1ポイントの価値が5円未満になる場合あり。※2 2年目以降は1100円(税込)。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※3 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
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