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今週の日経平均株価は、値動きの荒い相場展開が継続!
週前半に急落するも、週末に急伸して6万4000円を回復
今週(7月27〜31日)の日経平均株価は値動きの荒い相場展開となり、最終的に先週末と比べて249.13円(0.39%)安い6万4362.02円で終えました。
日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト) ※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます拡大画像表示
週明けの7月27日の日経平均株価は、先週末の下落に対する自律反発に加え、中東情勢の緊張緩和への期待もあって上昇し、一時6万5220.69円まで買われる場面も見られました。
しかし翌7月28日、AI・半導体関連株が売られたことで日経平均株価は終値で前日比2566.27円(3.95%)安と急落し、一時は6万2000円を割り込みました。さらに翌29日も続落し、一時は6万448.90円まで売られました。
AI・半導体関連株が売られた要因は、7月27日に、これまでオランダのASMLホールディングが圧倒的なシェアを持っていた深紫外線露光装置(半導体製造装置の一種)の製造を中国企業が開始したと報じられたことです。このニュースによって競争激化が警戒されたことでASMLホールディングスが急落し、他のAI・半導体関連株にも売りが広がりました。
しかし、米国時間7月29日の取引終了後にマイクロソフト(MSFT)が発表した四半期決算や見通しが市場予想を上回ったことを受けて、AI投資の回収を巡る過度な懸念が後退。翌30日にマイクロソフトの株価は15%を超える上昇を見せ、足元で不安定な値動きが続いていたAI・半導体関連株に買いが波及しました。
この流れを受け、週末7月31日には日本でもキオクシアホールディングス(285A)などAI・半導体関連株の株価が軒並み上昇。日経平均株価も一時は6万5000円を上回り、終値でも前日比2494.59円(4.03%)高の6万4362.02円で終えました。
なお、週末7月31日に開かれた日銀金融政策決定会合では、政策金利を1.0%に据え置くことが決定されました。また、7月30~31日にかけて米ドル/円レートは1ドル=163円後半から一時1ドル=157円台へ、急激に円高が進行。政府・日銀が為替介入を行ったという報道もあり、来週は為替の動向にも注意が必要になりそうです。
来週の日本市場では、キオクシアやアドバンテストなど、
今週末に大きくリバウンドした銘柄の動向に注目!
【来週の日経平均株価の想定レンジ】
6万1000 ~ 6万8000円
来週(8月3〜7日)の日本市場は、今週末に大幅に上昇したキオクシアホールディングスに加え、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)といった指数インパクトの大きいAI・半導体関連株のリバウンドが継続するかが注目されます。
なお、キオクシアホールディングスは、7月31日の取引終了後に2027年3月期・第1四半期の決算を発表しました。第2四半期の業績予想がコンセンサスを下回ったことで発表直後はPTS取引で売られたものの、同時に最大8000億円規模の自社株買いを発表したことなどもあり、その後上昇に転じ、一時は4万9298円を記録。しかし、その後は再び下落し、最終的に当日終値より2000円(4.30%)安い4万4500円でPTS取引を終えました。
また、米国時間7月30日の取引時間終了後に決算を発表したアマゾン・ドット・コム(AMZN)は、市場予想を上回る業績が好感され、時間外取引で大きく買われています。翌31日の米国市場でもこの上昇を維持し、AI・半導体関連株に買いが広がることが期待されます。
中東情勢に関しては依然として不透明感が残りますが、トランプ大統領は7月30日、自身のSNSで、パレスチナ自治区ガザの暫定統治を監督する機関「平和評議会」がイスラム組織ハマスの「完全な武装解除」について合意に達したと発表しました。ハマス側やイスラエル側による正式な発表はないものの、これにより原油先物価格の下落が見られるようだと投資家の安心感にもつながるでしょう。
【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
円谷フィールズホールディングスが+63.39%で値上がり率トップ!
ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。
今週の値上がり率ランキングのトップは円谷フィールズホールディングス(2767)でした。7月27日に2027年3月期通期の連結営業利益予想を、従来の190億円から225億円(前期比28.9%増)に上方修正したことが好感され、ストップ高を交えながら上昇しました。
【※関連記事はこちら!】
⇒円谷フィールズHD、6期連続の「増配」を発表して、配当利回り9.1%に! 年間配当は6年で28倍に急増、2027年3月期は前期比70円増の「1株あたり140円」に
値上がり率2位のさいか屋(8254)は7月29日、81万株・2億3000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表しました。上限株数を取得した場合、自己株式を除いた発行済株式総数の12.04%に相当します。併せて自己株式を消却する方針も発表。これらが材料視されました。
値上がり率3位のテセック(6337)は、7月28日に2027年3月期通期の連結営業利益予想を従来の4億5000万円から11億円(前期比3.7倍)に上方修正したことが好感されました。
一方、今週の値下がり率ランキングの1位は昭和ホールディングス(5103)でした。東京証券取引所は7月24日、昭和ホールディングスの上場廃止を決定し、整理銘柄に指定することを発表。内部管理体制などが適切に整備される、または適切に運用される見込みがないと取引所が認める場合に該当すると判断されました。
値下がり率2位のサクシード(9256)は先週も値下がり率1位でしたが、今週も換金売りの流れが続きました。
| ■今週の値上がり率 トップ5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | +63.39 | 円谷フィールズホールディングス(東P・2767) |
| 2 | +39.25 | さいか屋(東S・8254) |
| 3 | +33.97 | テセック(東S・6337) |
| 4 | +28.85 | タムロン(東P・7740) |
| 5 | +28.07 | AIRMAN(東P・6364) |
| ■今週の値下がり率 ワースト5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | −58.82 | 昭和ホールディングス(東S・5103) |
| 2 | −39.86 | サクシード(東G・9256) |
| 3 | −29.23 | ファンペップ(東G・4881) |
| 4 | −27.22 | はてな(東G・3930) |
| 5 | −26.67 | アーキテクツ・スタジオ・ジャパン (東G・6085) |
| ■今週の出来高 トップ5 | ||
| 順位 | 出来高(株) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | 1,599,013,900 | NTT(東P・9432) |
| 2 | 1,542,750,200 | ランド(東S・8918) |
| 3 | 872,895,400 | オンコセラピー・サイエンス(東G・4564) |
| 4 | 469,974,100 | ソフトバンク(東P・9434) |
| 5 | 408,333,000 | ソレイジア・ファーマ (東G・4597) |
【来週の主要イベント】
米国の雇用統計や総合PMI、ISMなどの経済指標、スペースXの決算、
国内のソフトバンクグループの決算、エブリーのIPOに注目!
来週は以下のようなイベントが予定されています。
<8月3日(月)>
◆決算:伊藤忠商事(8001)、ヤマトホールディングス(9064)
◆中7月RatingDog製造業購買担当者景気指数(PMI)
◆独6月小売売上高
◆独7月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧7月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米7月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米7月ISM製造業景況指数
<8月4日(火)>
◆エブリー(607A)東証グロース上場
◆決算:イビデン(4062)、トヨタ自動車(7203)、川崎汽船(9107)
◆米6月貿易収支
◆米6月製造業新規受注
◆米6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
◆決算:アムジェン(AMGN)、キャタピラー(CAT)、マクドナルド(MCD)、メルク(MRK)、スペースX(SPCX)
<8月5日(水)>
◆決算:太陽誘電(6976)、スズキ(7269)、日本郵船(9101)
◆日銀金融政策決定会合議事要旨
◆中7月RatingDogサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
◆独7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米7月総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米7月ADP雇用統計
◆米7月ISM非製造業景況指数
◆決算:ウォルト・ディズニー(DIS)、サンディスク(SNDK)
<8月6日(木)>
◆決算:古河電気工業(5801)、レーザーテック(6920)、ソフトバンクグループ(9984)
◆独6月製造業新規受注
◆欧6月小売売上高
◆米7月チャレンジャー人員削減数
◆米4-6月期四半期非農業部門労働生産性
◆米6月卸売売上高
<8月7日(金)>
◆決算:フジクラ(5803)、東洋エンジニアリング(6330)
◆6月全世帯家計調査/消費支出
◆独6月鉱工業生産
◆米7雇用統計
【来週の注目銘柄】
「三井E&S」「コジマ」「キオクシアホールディングス」
の3銘柄をピックアップ!
来週、注目したい銘柄は、この3つです。
| 三井E&S(2026年7月31日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 機械 | 東P・7003 | 4868円 | 16.3倍 | 2.14倍 |
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大型船舶用の2サイクル低速エンジンでは国内トップシェア 舶用エンジンと港湾クレーンの2事業に特化したインフラ企業です。大型船舶用の2サイクル低速エンジンで国内トップシェアを誇ります。また、コンテナ船から荷物を積み下ろす港湾クレーンでも高いシェアを有しています。環境規制の強化に伴い、LNG(液化天然ガス)やメタノール、アンモニア、水素などの次世代クリーン燃料エンジン開発を進めています。2027年3月期通期の業績予想は営業減益を見込んでいますが、市場環境の急変に備えた保守的な見積もりとの見方もあります。株価は、3月の高値をピークに調整が続いていましたが、6月11日につけた安値3751円をボトムにリバウンドを見せ、足元で13週移動平均線を下値支持線に変えています。5500円辺りに位置する26週・52週移動平均線を捉えてくるようだと上昇トレンドへの転換が意識されそうです。 【※関連時期はこちら!】 ⇒「港湾ロジスティクス」関連銘柄を紹介! 港湾物流の電子化や次世代型倉庫の整備などの「港湾ロジ」の強化は高市政権の“17の戦略分野”にも挙げられる国策テーマ |
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| コジマ(2026年7月31日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 小売業 | 東P・7513 | 1379円 | 20.1倍 | 1.44倍 |
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全店規模で電子棚札を導入し、生産性の向上を狙う ビックカメラグループの中核子会社となる家電量販店です。郊外のロードサイドを中心に、ビックカメラの品揃えや販売ノウハウを取り入れたコジマ店舗の展開を進めています。また、全店規模で電子棚札を導入。価格変更の手間を大幅に削減し、浮いた時間を顧客への接客時間に充てることで、生産性の向上を図っています。2026年8月期・第3四半期決算では、大幅な増益を達成しました。株価は、足元のリバウンドで13週・26週移動平均線を支持線に変えており、6月高値を更新できるかが注目されます。 【※関連時期はこちら!】 ⇒コジマ、株主優待を拡充し、夜間取引で22%超も株価急騰! 年2回、株主優待券(1000円券)がもらえる点は変わらず、今後は8月権利確定分の優待券が1枚増加! |
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| キオクシアホールディングス(2026年7月31日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 電気機器 | 東P・285A | 4万6500円 | 6.0倍 | 18.21倍 |
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荒い値動きが続くなか、急落後のリバウンド狙いで注目! 6月22日につけた高値11万2700円をピークに調整が強まり、7月30日には一時3万6020円まで下落。しかし31日は、マイクロソフト(MSFT)の決算を受けて前日の米国市場でAI・半導体関連株が上昇した流れを引き継ぎ、4万6500円のストップ高で終えました。そして31日の取引終了後に決算を発表。2027年3月期・第1四半期の営業利益は1兆2700億円で、市場予想(1兆3707億円程度)を下回りました。また、3000万株(発行済み株式数の5.5%)、8000億円を上限とする自社株買いと、9月末時点に1株につき3株の割合で株式分割を実施すると発表。これらの発表を受け、夜間取引(PTS取引)は下落しました。引き続き荒い値動きには注意が必要ですが、目先的には13週移動平均線を捉えてくる展開に期待したいところです。 【※関連時期はこちら!】 ⇒キオクシアHDの株価の見通しと買い時を解説!「10万円突破」で過熱感が高まって値動きは荒いが、業績面の裏付けもあって中長期でさらに株価上昇の可能性も! ⇒キオクシアの適正株価は15万3750~19万2200円!? バブルが心配されるキオクシアの銘柄分析、7万円を突破した日経平均株価の動向、狙い目の業種などを解説 |
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【※今週のピックアップ記事!】
⇒「レアアース」関連銘柄を紹介! 政府が2030年頃の商業化を目指す南鳥島沖のレアアース開発は、中国の輸出規制による供給不足を解決する重要な投資テーマ
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| 【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】 以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。また、信用取引の売買手数料が完全無料(0円)なのに加え、信用取引金利の低さもトップクラス。アクティブトレーダーほどお得さを実感できるだろう。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。取引ツール「NEOTRADER」のPC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)をアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。 |
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| ※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 | ||||||
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