東大・早慶…「ITベンダー就職者数」大公開!【トップ11大学・23年版】東大出身はNTTデータ24人、日本IBMが34人Photo:PIXTA

企業の人気や“実力”などを表すバロメーターといえるのが、大学別の新卒の採用者数だ。今回、最新となる2023年春に卒業した東大や早慶など有力大学の学生の就職実績を基に、主要コンサルファームや大手ベンダーの大学別就職者数の一覧を作成した。長期連載『コンサル大解剖』の本稿では、コンサル・ベンダー就職者数リストの後編として、ITベンダー業界の就職者数のリストを紹介する。DXニーズなどの拡大に伴って各社がしのぎを削る中で、トップ大学から学生を獲得できている企業を明らかにしよう。

>>前編から読む

ITベンダー別コンサル採用者数
トップ大学ごとの内訳は?

 近年、企業が抱える経営課題がDXを中心としたものとなったことで、コンサルとITサービスを担う企業の境界があいまいになりつつある。

 実際、アクセンチュアや総合系のファームを中心に、エンジニアを取り込みITサービスの強化に注力するコンサルがある一方、富士通が2020年にコンサルを担う子会社としてリッジラインズを設立するなど、上流の“絵を描ける”コンサル人材の強化に乗り出すITサービス企業もある。

 そこで、今回の記事では、前編の『東大・早慶…「コンサル就職者数」大公開!【トップ11大学・23年版】アクセンチュアへ300人超、MARCHからBIG4の実績も』に続き、トップ11大学のITベンダー企業の大学別採用数を紹介しよう。

 これを見れば、NTTデータや日本IBMといった主要なITベンダー企業ごとの出身大学の傾向などが一目瞭然だ。次ページでは、その集計結果をお見せしよう。

対象企業:野村総合研究所、富士通、日本IBM、NEC、NTTデータ、SCSK、伊藤忠テクノソリューションズ
対象大学:東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、関西学院大学、同志社大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学