数字は語る 日々生成されるさまざまな統計データ。これらのデータや数字の背景を読み解ければ、事業予測や業界動向は手に取るようにわかるはずだ。そんな数字の背景を読み解くヒントを、経済学者やシンクタンクの研究者に解説してもらう。 金融所得課税強化の株式市場への影響をどう予測するか 小黒一正 足元の経済状況を踏まえると大規模な経済対策は不要、規模を限定し迅速な執行を 村瀬拓人 脱炭素は成長戦略になるのか、エネルギー価格上昇や既存資本の毀損への対処が鍵 長井滋人 社会保障負担の増加で伸び悩む手取りの給与、分配政策にデジタル活用を 神田慶司 医療機器と財政との調和をどう図るか 小黒一正 コロナ禍収束後、ホワイトカラーの在宅勤務は定着するか 川口大司 いつまでたっても届かない「2%」の物価安定目標、日本に適した目標に変更を 須田美矢子 誰一人取り残さない、デジタル化が孤独に陥る高齢者を救う 榎並利博 コロナで財政赤字恒常化、金利ゼロでも財政再建が必要 小黒一正 新型コロナの流行で大都市圏の雇用情勢は地方に比べ悪化 村瀬拓人 コロナ禍も住宅価格上昇加速、個人消費の強い援軍だが一部の国では過熱懸念も 長井滋人 25年度のPB黒字化目標、当面維持される見込みも達成は極めて困難 神田慶司 有事に向けた「平時の備え」としての財政再建 小黒一正 新型コロナワクチン接種、忌避する権利を守りつついかに接種を奨励すべきか 川口大司 リスク資産にバブルの様相、副作用考慮の金融政策は詳細なマクロ分析が重要に 須田美矢子 急激に伸びる電子契約、日本の「ハンコ文化」慣習打破なるか 榎並利博 2040年に向けた社会保障の財源をどうするか 小黒一正 企業の投資は二極化、コロナ影響大の業種は債務が設備投資の障害に 村瀬拓人 コロナ禍の中で新規ビジネス立ち上げが急加速する米国、今後5年の生産性の伸びは倍に 長井滋人 慎重に引き上げるべきコロナ下の最低賃金、目標の見直しも必要 神田慶司 7 8 9 10 11