早川幸子
第239回
22年度の診療報酬改定が行われた。コロナ対応等への改定とならび、一般の人にも影響が大きそうなのが「大病院の紹介状なしでの受診」に対する個人の負担増だ。

第238回
2017年から期間限定で始まった「セルフメディケーション税制」が、昨年度の税制改正で延長が決まった。具体的にはどんな人にメリットがある制度なのか。申告時の注意点と併せて見ていこう。

第237回
確定申告シーズン、医療費控除の申請を考えている人も多いだろう。控除対象にはコロナ関連費用も計上が可能だ。では、具体的には何が対象となり何がならないのか。コロナ関連の特例措置も併せて見ていこう。

第236回
とどまることを知らないオミクロン株による新型コロナウイルスの感染拡大。この事態を受けて、国は健康保険適用の無料PCR検査の対象を、実質「希望する人全員」に広めることを決めた。制度の内容を詳しく確認しよう。

第235回
人生100年時代。その中で気になるのが、退職後の健康保険への入り方だ。実は働き方改革の一環で、退職後に多くの人が選択するある健康保険の制度改定が22年1月に行われた。

第234回
がんを治療しながら就労する人にとって朗報といえる制度改定が、この1月から開始された。健康保険の傷病手当金の給付の充実である。断続的に何度も会社を休んでも、所得保障が受けられる内容に制度が改定されたのだ。その中身を詳しく見ていこう。

第233回
コロナ禍のさまざまな健康保険の特例措置。その中には加入している健康保険の種別を問わず、コロナ療養者に傷病手当金を支給したことがある。実はこれは、誕生後60周年を迎える国民皆保険制度史上、「快挙」とも言えることなのだ。

第232回
ワクチン普及前にさまざまに注目を浴びたPCR検査と抗原検査が、11月の閣議決定で3月まで無症状者にも無料化、との決定がなされた。これまでと何が変わるのか。経緯とポイントを押さえておこう。

第231回
ようやく落ち着いてきたコロナ禍の中、影響を受けた貧困世帯への支援策も打ち切られるのでは、とみられている。だが、コロナ禍であぶりだされた貧困問題をこのままにしていいのか。支援策を振り返りつつ今後を考える。

第230回
ようやく落ち着いてきた新型コロナウイルスの感染状況。実は10月から、コロナ関連の医療費を取り巻く支援制度のいくつかが変更になる。具体的にはどのように変わるのか?制度の内容も含めて詳しく解説しよう。

第229回
コロナ禍が長引いているが、コロナ以外の病気やケガで入院や手術などを余儀なくされることも時にはある。そんなときに必ず手に入れておきたいのが「限度額適用認定証」だ。コロナ禍の今、郵送でも発行することができる。

第228回
地震、風水害などの自然災害が頻発する日本。では、自分が被災者になったときの医療費の扱いはどうなるのだろうか。防災週間に考えたい「災害時の医療費の裏ワザ」をお届けしよう。

第227回
新型コロナウイルスのワクチン接種が徐々に広がりつつあるが、既往症のある人が心配なのがアナフィラキシーショックだ。そんな人はもちろん、全ての人が実は持参した方がいいアイテムがあるという。

第226回
デルタ株猛威でいつコロナに感染してもおかしくない状態になってきた。いざ感染したときに気になるのが休職中の生活費の問題だ。だが、健康保険・雇用保険加入者にはコロナ感染の場合にも給与の補償などさまざまな手当がある。

第225回
自営業者などが加入する国民年金。年金保険料納付率はどんどん上がっているのに、なぜか保険料を実際に払っている人が減っているという奇妙な実態が明らかになっている。そのカラクリと一見明るいニュースの裏に隠された深刻な実態をつまびらかにする。

第224回
医療制度改革関連法の成立により2022年から、現在医療費の窓口負担が1割だった後期高齢者の一部の負担が、2割に引き上げられることになった。是非を巡りさまざまな議論がなされているが、その引き上げの“実態”はどうなのか。

第223回
ようやく加速してきた新型コロナウイルスのワクチン接種。だが、ちまたでは副反応への危惧を訴える声もいまだ強い。それでは、ワクチン接種により健康被害が出た場合の補償制度はどうなっているのだろうか。

第222回
ついに3回目の発令となった緊急事態宣言。沈静することを知らないコロナ禍で、失職したりコロナに感染して休職したりしたときどうすればいいのか。実は、必ず押さえておきたい国民健康保険と国民年金のある制度がある。

第221回
新社会人にぜひとも覚えてもらいたいのが「高額療養費」という制度だ。また、会社員になって自分で保険料を納めるようになると、親の扶養に入っていたときにはなかった「傷病手当金」ももらえるようになる。このふたつは、健康保険の給付のなかでも特に重要なものなので、押さえるべきポイントを解説しよう。

第220回
コロナ禍であぶりだされたものの一つが、アルバイトで生計を立てている学生のたちの窮状だ。減収で学費や生活費もままならなくなれば、当然、国民年金保険料の支払いも厳しくなっているはずだ。コロナ禍で、学生納付特例も臨時の特例措置が設けられ、令和3年分も引き続き特例が継続されることになっているので、忘れずに手続きをしたい。
