山崎 元

山崎 元

経済評論家

やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。

運用ビジネスが無視する、お金が持つ「2つの自由」の意味
山崎 元
NISAであれフィンテックのロボアドバイザーであれ、資産運用ビジネスが活況を呈することはいいことだ。 しかし、それが顧客にとっても幸せをもたらすとは限らない。今回は、運用ビジネスが無視しがちなお金の重要な性質を2つ考えてみたい。
運用ビジネスが無視する、お金が持つ「2つの自由」の意味
第417回
人工知能が囲碁トップ棋士に勝つ時代に考える「知的職業」の未来
山崎 元
囲碁世界チャンピオンが、人工知能と戦って敗れた。棋士の戦いぶりも素晴らしかったが、人工知能は今や「考える」「創造する」レベルとなった。「知的」な職業に大きな変化が表れ、人の「働き方」や「稼ぎ方」も変わるだろう。
人工知能が囲碁トップ棋士に勝つ時代に考える「知的職業」の未来
第416回
「トランプ現象」と「橋下徹ブーム」を比較する
山崎 元
米大統領選挙での「トランプ現象」と、近年の日本の「橋下徹ブーム」は、政治現象としてかなり似た面がある。両者を比較することで、日本の課題が分かるかもしれない。またトランプ氏の今後の注目点が分かるかもしれない。
「トランプ現象」と「橋下徹ブーム」を比較する
第413回
「民維新党」が安倍政権に勝つ方法を経営学・経済学的に考える
山崎 元
与党に代わり得る勢力がない状態は健全だとは思えない。民維新党には奮起を期待したい。ただし、旧民主党政権には経営学的・経済学的な、2つの失敗があった。その反省が必要だ。さらにマーケティング論的にもやるべきことがある。
「民維新党」が安倍政権に勝つ方法を経営学・経済学的に考える
第413回
マイナス金利の三大被害者は年金基金、生命保険、銀行
山崎 元
マイナス金利の影響は意外と継続・拡大しそうだ。この政策で“被害”を受ける主体があるので、目配りしておきたい。それらの影響は資産運用などを通じて一般の個人にも及ぶ可能性があり、注意と対策が必要だ。
マイナス金利の三大被害者は年金基金、生命保険、銀行
第413回
GPIFに資産運用してもらうのは国民にとって望ましいか?
山崎 元
金融市場の混乱で、GPIFの資産運用が注目されている。その成否は、国会答弁で安倍首相が述べたように、年金の条件に影響してくる。つまり運用の損得が国民にも及ぶ。そもそも資産運用は、官・民どちらがやるのがいいのか?
GPIFに資産運用してもらうのは国民にとって望ましいか?
第412回
鴻海に買収されたらシャープ社員はどう振る舞うべきか
山崎 元
まだ最終決定ではないが、シャープの社員にとっては、鴻海に会社が買収された場合にどうしたらいいのかが気になるところだろう。この場合の同社社員を例に、被買収企業の社員が心に留めておくべき行動原則を考えてみたい。
鴻海に買収されたらシャープ社員はどう振る舞うべきか
マイナス金利時代の個人資産運用はどうすべきか
山崎 元
日本の金融政策として初のマイナス金利導入。何が起きるのか、そして“普通の個人”のお金の運用を、どうしたらいいのかについて考えてみたい。安全な資産の置き場所はどこか。株や為替などのリスク資産運用はどうすべきか。
マイナス金利時代の個人資産運用はどうすべきか
第410回
機関投資家は会社経営に貢献しない
山崎 元
GPIFや年金基金などの機関投資家は、株主として企業価値の向上や持続的成長に貢献できるのか。「できる」と考える人が作ったのが「日本版スチュワードシップ・コード」だろう。しかしそれは過剰に楽観的な期待である。
機関投資家は会社経営に貢献しない
第409回
SMAPの「グループ転職」はなぜうまくいかなかったか
山崎 元
世間の注目を集めている「SMAP問題」だが、これはビジネスの世界で起こる「グループ転職」の事例として興味深い。ビジネスパーソン読者にとって、注意すべき、あるいは教訓とすべき点について説明したい。
SMAPの「グループ転職」はなぜうまくいかなかったか
第408回
相場大荒れでまたも大損失!?公的年金の「運用責任」は誰にあるか
山崎 元
世界の資本市場大荒れ・株価の大幅下落で、早速「公的年金の損失額」が話題になっている。ざっと計算すると、日経平均が1000円下がると4兆円くらいの損が出ておかしくない。その責任は誰にあるのか、掘り下げて考えてみたい。
相場大荒れでまたも大損失!?公的年金の「運用責任」は誰にあるか
第407回
50代以上を活躍させるための3つの方策
山崎 元
政府は「一億総活躍」を掲げているが、能力もやる気もある50代以上のビジネスパーソンが存分に活躍できていない現状は「もったいない」。そこで、国家の予算を要せず、簡単な法律や制度の改正で可能な3つの施策を提案したい。
50代以上を活躍させるための3つの方策
第406回
「消費増税延期」の旗を先に掲げた政党が選挙に勝つ
山崎 元
軽減税率をめぐる議論ははっきり言ってバカバカしい内容だが、来年の政局では、どこが先に「消費税率引き上げ延期」を掲げるかが第一の注目点となるだろう。では、最大野党である民主党は現在、何を考えているのか。
「消費増税延期」の旗を先に掲げた政党が選挙に勝つ
第405回
VAIO・富士通・東芝のPC連合は大丈夫か
山崎 元
3社のパソコン連合構想は驚きのニュースであった。ただ、連合成立後の人事主導権争いや商品作りを考えると、前途は多難に思われる。そして、総合電機メーカー各社の現在の苦境は、他のビジネスにとっても他人事ではない。
VAIO・富士通・東芝のPC連合は大丈夫か
第404回
GPIF「損失8兆円」で怒りを向けるべきは誰か?
山崎 元
GPIFの7〜9月期の運用実績は、約8兆円の損失となった。だがGPIFの運用部隊に対して「怒る」のは正しくない。むしろ評価としては「よくやった」と言うべきだ。問題は、公的年金の運用目標と運用方針の方にある。
GPIF「損失8兆円」で怒りを向けるべきは誰か?
第403回
「狙われる高齢者」への投資教育を急げ!
山崎 元
若年層への投資教育に力が入れられ始めている。だが、投資教育が真に必要なのは、高齢者世代ではないか。彼らはお金を持ち、また判断力が甘くなるがゆえに狙われている。それを放置するのは不適切であり、不健全だ。
「狙われる高齢者」への投資教育を急げ!
第402回
あの「もしドラ」の続編「もしイノ」を発売前に読んでみた
山崎 元
大ベストセラー「もしドラ」の続編を、発売前に読む機会を得た。今作のテーマは「イノベーション」だ。イノベーションは経営者ならずとも誰しも起こしたいと思うものだが、そのための「コツ」や「型」はあるのだろうか。
あの「もしドラ」の続編「もしイノ」を発売前に読んでみた
第401回
「会社が潰れるとき」を筆者の経験で振り返る
山崎 元
筆者がかつて勤めていた山一證券が自主廃業を発表したのは1997年の11月下旬のことだった。この時期になるとあれこれを思い出す。「会社が潰れる」とき、社内は、社員はどういう状況にあるのか。当時を振り返って考える。
「会社が潰れるとき」を筆者の経験で振り返る
第400回
公的年金は大丈夫なのか?あらためて問う運用方針“7つの論点”
山崎 元
最近、公的年金の運用に注目が集まっている。チャイナショック後の株価下落を受けて「年金積立金は大丈夫なのか?」という関心が多いが、それ以外にも様々な論点が存在する。筆者の意見をあらためてまとめておきたい。
公的年金は大丈夫なのか?あらためて問う運用方針“7つの論点”
第399回
経団連「6月選考解禁」の愚 無意味な就活ルールは廃止せよ
山崎 元
経団連が昨年改訂した採用活動のルールを早くも変更し、選考活動解禁を6月にすることを検討中だ。曖昧で無意味かつ朝令暮改のルールに振り回される学生が気の毒だ。余計なルールは廃止した方が、学生・企業・社会のためである。
経団連「6月選考解禁」の愚 無意味な就活ルールは廃止せよ
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