山口 博
「リーダーシップを発揮しなければならない」と言われ続けているが、頭ではわかっていても発揮できないという声が後を絶たない。実は、リーダーシップ発揮の成否を左右する、元になるスキルや行動がある。

リーダーとして多様なメンバーや顧客を巻き込まなければならないが、「頭ではわかっているが、何をどうすればよいかわからない」という声が絶えない。実は、わずか数分間で、メンバーを巻き込むことができるようになる手法がある。

世代間のギャップの問題が、一向に解決しない。経験も環境も異なるので、解決できなくてもしょうがないという諦めさえ生まれている。しかし、この問題を、誰でも時間をかけずに解消できる簡単な方法がある。

リモート会議が定着した今、会議参加者の姿が見えないことが問題になっている。表情が見えず、反応も得られず、双方向のコミュニケーションがめっきりできなくなったことに、気づき始めているリーダーは少なくない。実は、メンバーに負担を与えずに、簡単にカメラとマイクをオンにしたリモート会議を実現するためのコツがある。

「リーダーは流ちょうに話さなければならない」という間違った定説が流布しているように思えてならない。リーダーがメンバーを巻き込むために、流ちょうな話はむしろ逆効果なのだ。

誰しも、成果が上がっていないときには、モチベーションが低下するものだ。しかし、そのようなときでも、メンバーのモチベーションを上げ続けることができる手法がある。

メンバーを巻き込んでチームの成果を上げることができるリーダーと、孤立して空回りしてしまうリーダーがいる。実は両者の違いは、「メンバーに合わせた話し方ができるか」にかかっている。

リーダーの「強い思い」が、リーダーシップ発揮を妨げてしまっていることがある。リーダーシップの効果を高める「二つの話法」を、たんたんと、演ずるように繰り出すことの方が、よほど効果的なのだ。

職場でリーダーシップを発揮できないという声が鳴りやまない。しかし、「ある方法」を実践すれば、誰でもたった10分でリーダーシップを発揮できるようになる。その簡単な方法を伝授しよう。

誰にも苦手な人がいるものだが、苦手だからしょうがないと諦める必要はない。苦手度を低下させ、苦手な人と仕事をするときに役立つ三つのスキルがある。

7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され、亡くなった。さまざまな報道を見聞きし、「あのときこうなっていれば」「こうしていれば」という思いを抱いた人も多いのではないか。ビジネス活動の中でも、「ああ言わなければよかった」「なぜあの一言を言ってしまったのか」と、後悔の念に駆られることは多い。後悔してしまうような言動を減らすためには、どうすればいいのだろうか。

「気付いたら、いつの間にか部下との間に距離ができてしまった……」と悩む上司が少なくない。このような上司と部下の関係性の“手遅れ”状態を回避するために、上司は何をすべきなのだろうか。

大企業を中心に、一定年齢以上の役職定年を設けている企業は少なくない。また、定年延長で60歳を超えて働き続ける人も増えてきた。こうした中、課題となっているのが、シニア社員のモチベーションの低下だ。しかし、燃え尽きたシニア社員がやる気を取り戻すため、そして後輩社員とよい関係を築くためにも効果的な「魔法の言葉」がある。

「名選手、名監督にあらず」と言われるが、ビジネスパーソンは、「トップタレント、名管理職にあらず」に陥ってしまってはならない。自らがプレーヤーとして優秀だったのに管理職として部下を生かしきれない人材には、部下を育成しようとするときのアクションに「共通の特徴」がある。それが部下の能力開発を妨げてしまっているのだ。

仮想空間メタバースのビジネス利用が進んでいる。三次元の商品や製造現場でのみ役立つと思われがちだが、実はこのメタバース、ビジネスパーソン、特に今日のリーダーが直面している課題の解決にとても役立つのだ。

やりがいや達成感を得られずに、転職してしまう人が多いという。社員の離職に悩むリーダーにとって、やりがいをどう提供するかは重要な問題といえるが、適切に対処できている企業は多くない。やりがいや達成感を高めるにはどうすればいいのか。シンプルな方法を紹介する。

ダイバーシティー&インクルージョンの必要性が叫ばれ続けているが、具体的な行動に結びつかず、一向に実現が進んでいない組織は多い。どうすればよいのか。誰でも、自ら、簡単に実施できる「シンプルな方法」がある。

リーダーにとって扱いやすいメンバーと、そうでないメンバーがいる。実績を上げているメンバーには、その人なりのこだわりがあり、リーダーの話に聞く耳を持たず、巻き込みづらい場合もある。「気難しいが優秀なメンバー」を使いこなすためには、どうすればよいのだろうか。

営業プロセスが進捗(しんちょく)しづらいと感じている営業担当者は少なくない。しかし、たった一つのベースとなるスキルさえ発揮できれば、相当程度、アプローチの確率が上がり、営業プロセスが進捗しやすく、クロージングの成約率が上がる。

営業部門と技術部門の対立が解消できない。DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まる中、両部門の連携はより一層重要になってきている。部門間の対立を避けるにはどうしたらいいのだろうか。
