山口 博
人手不足の問題が後を絶たない。業務の進捗を滞らせ、社員満足度を低下させ、退社率を高めてしまう。人員不足の不満解消のためには、人員を補充するしかないと思われがちだが、実は、すぐに効果を生むことができる方法がある。人員を補充しなくても、仕事の進め方やコミュニケーションの取り方の妙で問題は解決できるからだ。そのために重要な三つのスキルとは?

プレゼンテーションなどで、失敗しても短期間で修正ができる人と、そうでない人がいる。修正力がある人とない人とでは、何が違うのだろうか。実は2つのスキルの発揮力に差があるのだ。

社員満足度調査のスコアが一向に上がらないという悩みが絶えない。やりがいや人手不足の問題は、一朝一夕には解決できないと思いがちだが、実は時間をかけずに社員満足度のスコアを上げることができる手法がある。

環境変化に直面し、計画を修正する頻度が高まっている。そのたびに、どこをどう修正すればよいかという大騒ぎが繰り返されていないだろうか。実は、シンプルなフレームワークを用いることで、計画修正の確度を上げることができる。

5W1Hで説明したり、質問して確認することを習慣化しているビジネスパーソンは少なくない。しかし、この5W1Hには、メンバーを巻き込むことを台無しにしてしまう落とし穴がある。

会場を縦横無尽に動き回り、多数の聴衆を一気に引き付けるプレゼン力を身に付けたいと願う役員は少なくない。実は、そのスキルを発揮できるかどうかは、アイコンタクトをコントロールできるかどうかにかかっている。

組織内のコミュニケーションレベルが低下したと感じるリーダーが増えている。その原因のもとになる一つに、匿名性を確保しようとする過剰な意識がある。

仕事が自分に合わないと悩む人が後を絶たない。転職の理由で最も多いのも、この不満だ。実は、自分に合わないと思える仕事でも意欲を高め、ストレスをためずに、業務効率を上げることができる、誰でもできる簡単な方法がある。

業務が山積するあまり、「何から手を付けてよいかわからない…」という状況に陥ることはないだろうか。そんなときに限って、努力すればするほど、業務効率が落ちてしまいがちだ。しかし、「3つの手法」でスケジューリングすることで、この問題を一気に解消できる。

「順調だった商談が途中から進みづらくなる」「反応は良かったがクロージングすると顧客に引かれる」という相談が多い。これは顧客の好反応が「見せかけ」にすぎないことが原因だ。「見せかけの合意」を未然に防ぐ方法がある。

1on1ミーティングを取り入れたものの、何を実施したらよいかわからず形骸化してしまうケースが増えている。しかし、ある質問を実施するだけで、誰でも効果的な1on1を行える。メンバーの意欲と能動性が高まるとっておきの手法を紹介しよう。

“上ばかり見て仕事をしている”と思われがちな人がいる。下を巻き込めるかどうかが重視されている今日、この残念な状況を解消することはできないのだろうか。実は、わずか5分で実施できる、即効性のある方法がある。

新業務に新メンバーと取り組むことになりがちな新年度は、個人でも、チームにおいてもパフォーマンスに差が出やすい。この時期に特に起こりやすいのはリーダーとメンバーの「優先順位の食い違い」だ。実は、これをわずか3分間で解消できる手法がある。

環境の変化に直面し、モチベーションが上がらないという悩みが絶えない。モチベーションレベルが高く上がりやすい組織と、低く上がりにくい組織とに二極化している。実は、わずか1分間でほとんどの人がモチベーションを上げることができる方法がある。

対話や会議での合意確度が低下している。異論や懸念が噴出し、時間切れになる会議もあれば、誰も何も発言せずに、見せかけの合意に陥るケースも少なくない。一定時間内に合意形成し、参加者の腹落ち度合いを高める方法はないだろうか。

「リーダーたるもの大局を見るべきだ」とよく言われる。しかし、大きな組織を担い成果を生み出す優秀なリーダーほど、細かな仕事もこなせてレスポンスが早い。自らの手で小局をもカバーしており「秘書いらず」なのだ。なぜ、「着眼大局、着手小局」を実践できるのだろうか。

企業理念が単なるキャッチフレーズになってしまっていて、「絵に描いた餅」になっている企業が少なくない。日々の業務プロセスを進捗させるだけで、企業理念の実現度を高めることができる方法がある。

環境変化に直面する中、企業文化の変革に関心が高まる。企業文化、組織風土は、一朝一夕には変わらないと思われがちだが、実は「ある方法」を取り入れることで、新しい文化や風土を構築できる。

昇進後にすぐに成果を出せるリーダーと出せないリーダーがいる。実は、すぐに成果を出せるリーダーは「あるスキル」を持っている。

仕事ができる人になるためにはどうすればよいか、考えても答えがでないという人が多い。実は、仕事ができる人だけが発揮している3つの力がある。
