2020.3.2
コンビニの2大販売機会損失、「品切れ」ともう1つは?
「コンビニエンスストアは、レジなし店舗でレジ決済時間の40秒の壁を打破できるか」――。今、コンビニ大手ではレジ混雑の解消、人件費の削減を狙ってレジなし店舗の実験が行われている。しかし、広く普及させるまでに乗り越えなければならないハー…
流通ジャーナリスト
流通専門誌、大手新聞社の記者を経て独立。現在、フリーライター、流通ジャーナリスト、流通コンサルタントとして活動中。森山真二はペンネーム。
2020.3.2
「コンビニエンスストアは、レジなし店舗でレジ決済時間の40秒の壁を打破できるか」――。今、コンビニ大手ではレジ混雑の解消、人件費の削減を狙ってレジなし店舗の実験が行われている。しかし、広く普及させるまでに乗り越えなければならないハー…
2020.2.18
ニトリは婦人衣料専門店「N+(エヌプラス)」を本格展開する。2033年に売上高 3兆円を掲げる同社にとって、衣料は家具インテリアに次ぐ柱に育成する事業ととらえているようだが、衣料品市場は外資が撤退したり、国内の大手アパレルメーカーが店舗…
2020.2.4
ドラッグストアで「安売り王」といわれるコスモス薬品。10年前のドラッグストアのランキングでは上位5位にも入っていなかったが、大手がM&A(企業の合併・買収)を活発化させる中、新規出店だけで、あれよあれよという間に、売上高上位3位の座にい…
2020.1.21
ドラッグストア業界が勝ち残りをかけた“最終戦争”に入っている。これまで食品の安売りにより医薬品や化粧品の購入につなげ急ピッチで市場を拡大してきたドラッグストア。だが、「従来のように出店すれば利益がついてくる状況ではない」(ドラッグ…
2019.12.24
永松文彦セブン-イレブン・ジャパン社長が経済産業省で語った言葉が注目されている。それはコンビニの「リアルプラットフォーム」だ。セブン-イレブンでは、かねて「コンビニ飽和論」がささやかれ始めたころから一貫して「コンビニは飽和ではない」…
2019.12.17
拡大を続けるEC市場。しかし、今後はネットスーパーを抜きにしてEC市場の成功は語れない局面に入っている。日常使いの商品を売るネットスーパーに競争力があれば自社サイトへの集客力も高まり、固定客化が図れるからだ。国内のネットスーパーを…
2019.11.26
セブン-イレブン・ジャパンを始めとするコンビニ大手3社のカゲで、このところ鳴りを潜めていた中堅コンビニが、復活の狼煙(のろし)を上げている。病院などの閉鎖商圏に出店のカジを切って活路を見出したり、大手の日販が50~60万円台のところ店内…
2019.11.20
最近、新興の“メーカー”や“ブランド”が大手ナショナルブランド(NB)メーカーを揺さぶっている。大手流通企業のセブン&アイ・ホールディングスの「セブンプレミアム」やイオンの「トップバリュ」、ドンキの「情熱価格」が代表的な存在だが、…
2019.10.30
消費増税で小売の再編が加速するのは本当か――。10月からスタートした消費税の8%から10%への増税。増税に合わせ軽減税率、キャッシュレスでの還元が実施されており、2%即時還元のコンビニや、5%還元の中小小売店に対し、還元なしの大手小売業…
2019.10.23
身近な小売業といえばコンビニエンスストアだ。これからも、近くて便利なコンビニが主役であり続けると信じて疑わない向きは多いだろう。しかし、コンビニだけが身近な存在であり続けることが怪しくなっていきそうなのだ。
2019.10.1
ネット全盛時代になっても勝ち残れる店、アマゾンにはない魅力のある店とはどんな店か。米国ではファストファッションのフォーエバー21の経営破綻が最近伝えられているし、実際、日本からも撤退することが明らかになっており、アマゾン・ドット・コ…
2019.9.26
コンビニではレジカウンターの揚げ物総菜などのファストフードがドル箱的存在だが、これを利用して出来たて弁当を手掛けるチェーンは少なくない。ローソンは出来たて弁当に注力、拡大を目指しているし、セイコーマート、デイリーヤマザキ、ポプラが…
2019.8.28
開店と同時に駐車場が埋まり、渋滞すら引き起こす人気の鮮魚販売店「角上魚類」をご存じだろうか。新潟の寺泊という小さな漁港の魚屋が、首都圏を中心に22店舗を構え年間341億円を売り上げるまでには、スーパーに対抗して生き残るための「4つの逆張…
2019.8.21
「本日特売日!」というのぼりを最近、スーパー店頭などでみかけなくなった。そういえば新聞の折り込みチラシもめっきり減った。「最近のスーパーは安売りをしていないのか」。そんな疑問を抱く向きもあるとみられるが、どっこいスーパーの安売りは…
2019.7.31
停滞著しい衣料品市場で成長している専門店が「無印良品」と「ワークマン」だ。無印の衣料品部門である「衣服・雑貨」、ワークマンの衣料品も高い成長を続ける。「しまむら」や「ユニクロ」に代わって衣料品市場で脚光を浴びている2社は一体、どう…
2019.7.24
個人向け宅配のEC(電子商取引)事業はどうすればもうかる事業にできるのか――。EC事業は物流コストの上昇でネットスーパーをはじめとして、そうでなくてもコストがかかる宅配を一段と困難なビジネスへと後退させているが、果たしてその解決策…
2019.6.25
ドン・キホーテとファミリーマートのコラボ店「ファミマドンキ」。2018年6月に都内に3店をオープンした。コンビニの新しいカタチを示す店舗などと期待された店舗だ。オープンから1年がたち、訪問した「ファミリーマート立川南通り店」はドンキ流の…
2019.6.18
コンビニ大手3社の今期の新規出店数が近年にない低水準。「ついに飽和を迎えたか」との指摘も増えている。コンビニを追い込んだのは同じ看板同士が競合するカニバリ(自社競合)などがその要因に上がる。しかし、コンビニ包囲網を築いているのはそ…
2019.5.28
道頓堀が爆買いインバウンド(訪日外国人)頼みから脱皮を図ろうとしている。元来、芝居の街、娯楽の町として栄えてきた道頓堀を新たなエンターテイメントの町に再創造しようという動きが出てきているのだ。
2019.5.21
300円均一ショップ「ミカヅキモモコ」が打ち出した新戦略が注目されている。300円の均一価格で成長してきた300円ショップの一角に500円や700円の商品が並んでいるのだ。なぜあえて300円のカラを打ち破ろうとするのか。
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