大矢博之
#3
アマゾン、マイクロソフト、グーグルの米大手IT3強が火花を散らすクラウドビジネス。業界3位と参入に出遅れ、上位を追うグーグルはどう戦うのか。グーグルクラウドのトップを直撃した。

#2
クラウドの王者アマゾンを、マイクロソフトとグーグルが猛追している。クラウド事業の成長率はいずれも80%超(2018年、前年比)と、アマゾン以上の勢いだ。ゲームや小売りといったさまざまな業界で、王者に風穴を開けようと、一大攻勢をかけている。

#1
アマゾン、マイクロソフト、グーグル。米ITの巨人たちが激しく火花を散らすのがクラウドビジネスだ。3強の争いでクラウドは8兆円産業へと急成長。市場の開拓者であるアマゾンは、豊富な実績を武器に日本の自動車業界での存在感を高めようとしている。

利益よりも投資を優先してきた米IT大手、アマゾン・ドット・コムが変貌しつつある。本業のeコマース事業以外の高収益事業の成長で、巨額投資と薄利主義脱却の両立が見えてきた。

24時間営業はもう限界――。コンビニの誕生から約40年。全国5.5万店、11兆円市場へと急成長を遂げた裏側で、現場を支える加盟店の負担はピークに達している。

中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のスマートフォン事業が危機に瀕している。米国政府の制裁に、米グーグルに続いて半導体設計大手の英アームが追随。半導体の内製化という、スマホ事業の戦略の根幹を揺るがす事態に陥っている。

4月に就任した最大手・セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長が週刊ダイヤモンドのインタビューに応じた。24時間営業の是非など、共存共栄を謳って進めてきたビジネスモデルについて、現場の加盟店から不満の声が上がっている現状にどう応えるのか。話を聞いた。

トップ交代に端を発した“お家騒動”に揺れるLIXILグループ(リクシル)。昨年10月に退任した瀬戸欣哉前CEO(最高経営責任者)が、CEOに復帰する株主提案を表明する事態にまで発展した。トップに返り咲いた創業家の潮田洋一郎会長兼CEOは何を思うのか、直撃した。

2代続けてプロ経営者を“追放”したLIXILグループで、クーデターの勃発だ。2018年10月に退任した瀬戸欣哉・前CEOが、6月の株主総会で自らがCEOに復帰する株主提案をすることを表明したのだ。旧INAX創業家もこの動きに賛同。瀬戸氏に代わってトップに返り咲いた創業家の潮田洋一郎会長兼CEOとの委任状争奪戦に発展しそうだ。

創業6年で世界7位のホテルチェーンへ急成長したインドのOYOが日本に上陸した。ヤフーと合弁会社を組んで始めたのは、スマートフォンから「敷金・礼金なし」で家電・家具つきの部屋を借りられる不動産業だ。2013年に19歳の若さでOYOを創業し、ソフトバンク・ビジョン・ファンドなどから計10億ドルを調達した25歳のインドの若きスター経営者、リテシュ・アガルワルCEO(最高経営責任者)を直撃した。

米半導体大手、エヌビディアの株価がさえない。ソフトバンクグループが株を売却するなど、業績悪化で先行きが不安視されるAI向け半導体の“雄”は、大型買収で勝負に出た。

『週刊ダイヤモンド』3月23日号の第1特集「5G開戦」で通信大手4社のトップを直撃し、第5世代通信規格「5G」の戦略を聞いた。その拡大版として、4トップのインタビューを特別連載でお届けする。3回目は、ソフトバンクの宮内謙社長に、ソフトバンクの勝ち筋を聞いた。

通信大手4社のトップを直撃し、第5世代通信規格「5G」の戦略を聞いた。その拡大版として、4トップのインタビューを特別連載でお届けする。2回目はKDDIの高橋誠社長に、KDDIの勝ち筋を聞いた。

『週刊ダイヤモンド』3月23日号の第一特集「5G開戦」では、通信大手4社のトップを直撃し、第5世代通信規格「5G」の戦略を聞いた。その拡大版として、4トップのインタビューを特別連載でお届けする。1回目はNTTドコモの吉澤和弘社長に、ドコモの勝ち筋を聞いた。

2019/3/23号
次世代の通信インフラの基盤となる第5世代通信規格「5G」がいよいよデビューする。5Gがなぜ重要なのか。それは、通信規格の世代交代がこれまで生活を一変させてきたからだ。

世界最大の通信関連展示会「MWC19バルセロナ」が現地時間の2月25~28日、スペイン・バルセロナで開催された。成熟したスマートフォン市場の次を見据え、米マイクロソフトが大胆な一手を打ってきた。

第144回
世界最薄、最軽量──。携帯電話の普及が一気に進んだ2000年代初頭、小さなボディーに最新技術がぎゅっと詰まった端末の魅力をアピールする定番は、この言葉だった。ところが、スマートフォン時代に突入した現在は、大画面化がトレンド。すっかり聞かれなくなってしまった。そんな懐かしさすら感じさせるフレーズを実現した端末が、久しぶりに登場した。NTTドコモが今秋投入する携帯電話「カードケータイ」である。

QRコード決済の主導権を奪うため、100億円をばらまき──。ソフトバンクとヤフーが共同出資し、QRコード決済を担うベンチャー企業ペイペイが、顧客獲得のために大勝負を懸けている。

米動画配信大手、ネットフリックスの勢いが止まらない。有料会員数は右肩上がりで、全世界で1.3億人を突破した。コンテンツに巨額投資する動画配信の覇者に死角はないのか。
