大矢博之
#6
似顔絵を描く、紙をちぎってゾウを作る……。経営道場で講習の合間に行われるのは、息抜きのような「儀式」だ。だがここには、人間関係を円滑にし、強いチームを構築するためのグーグルのノウハウと知恵が詰まっている。

#5
経営道場では目標管理などの実践的手法の他にも、スタートアップの幹部向けに、リーダーとしての資質を磨く講座が開かれた。伸びる組織に求められるリーダーの条件とは何か。成果を上げ続けるチームの構築には何が必要なのか。

#4
グーグル経営道場の“師範役”には守るべきおきてがある。道場の卒業生で、ブラジルで医療サービスを手掛けるベンチャー企業のCEOを務める傍ら、世界各地のグーグルの道場で150社以上を指導してきた“カリスマ師範”に、経営指導の極意を聞いた。

#3
「目標をストレッチしろ」「フォーカスしろ」──。経営道場に参加したスタートアップの経営陣は、グーグルの社員たちから次々と“ダメ出し”を食らった。指導から見えてきた、グーグル流のビジネス創造のための着眼点とは。

#2
グーグルの世界規模での成長の根幹を支えているのが、「OKR」と呼ばれる目標管理術だ。グーグルでChromeの開発にも関わった及川卓也氏へのインタビューを基に、ビジネスマンが明日から使えるOKRの「入門編」をお届けする。

予告
グーグル流・新事業の育て方、渋谷新オフィス「経営道場」の全貌
検索にメールに地図――。全世界でユーザー数10億人を超すサービスを次々と実現させてきた米ITの巨人、グーグル。そこにはビジネスの“種”を“巨木”へと育てる確かな手法が存在する。グーグルは2月、日本のスタートアップ9社を支援するプログラムを開始した。ダイヤモンド編集部はこの取り組みを密着取材。特集『潜入!グーグル経営道場』では、4月6日(月)から10日(金)まで、全6回の連載でグーグル流のビジネス成長法を解き明かす。

#5
量子力学の原理を使うことで、計算が困難だった問題を従来よりも速く解くことが期待されている。だが、実際に現実の問題をどう計算するかは難題だ。デンソーは東北大学と工場内の配送の効率化を模索。富士通とNECは学生の知恵を頼った。

#4
その潜在力と比べれば、まだ“赤ん坊”状態の量子コンピューター。誰もが世界のトップランナーになれる可能性を秘めているため、ベンチャー企業も次々と参入している。そして今、海外の量子ベンチャーが日本に続々と上陸を始めた。

#3
量子コンピューターの“心臓部”となる超伝導型の量子ビットを1999年に世界で初めて実現したのが、当時NECに在籍していた東京大学の中村泰信教授だ。米グーグルの成果の背景や量子コンピューターの将来像を激白してもらった。

#2
量子コンピューターにはどんな使い道があるのか。産業応用に近いと期待されているのは、金融と化学の分野だ。メガバンクや日本の大手化学メーカーは、米IBMと共に量子コンピューターの可能性を探っている。

#01
量子コンピューターはスーパーコンピューターよりも“本当に”速く計算できる──。2019年10月に米グーグルが「量子超越」を達成したとする論文を発表したことで量子コンピューターの開発競争が活気づいている。最大のライバルである米IBMは、日本に量子コンピューターを設置すると発表。技術力の高い日本メーカーを巻き込み、開発競争でリードすることを狙う。

予告編
量子コンピューターが世界を変える、世界「活用」競争に乗り遅れるな!【予告編】
「夢」の計算機──。30年以上も前に提唱されながらも、実現は数十年先だと目されていた量子コンピューター。ところが2019年10月、米グーグルが量子コンピューターは“本当に”スパコンを超える速さで計算できることを実証した。破壊的な潜在力を秘める量子コンピューターの使い道をいち早く見いだそうと、世界中で競争が始まった。

2019年12月期の決算で8年ぶりの最終赤字に転落した楽天。楽天市場の送料無料化問題を巡り、公正取引員会から立ち入り検査を受けるなど逆風が吹く中で、予定通り3月18日から始める方針を崩さない。背景には、本業の国内EC事業の利益が減少していることもありそうだ。

米グーグルの持ち株会社アルファベットが、YouTubeとグーグルクラウドの売上高を初めて公表した。YouTubeの売上高は151億ドル、グーグルクラウドは89億ドルで、いずれも年30%以上の成長率を誇るお化け事業だ。ただ、成長への投資に伴い、従業員数もこの1年で20%増加し、11.9万人に。高収益体質を維持できるかが次の課題になりそうだ。

米IT大手アマゾン・ドット・コムは時価総額が一時、1兆ドルを突破するなど評価がうなぎ上りだ。2019年12月期は、収益源であるクラウド事業の競合台頭などといった懸念事項を吹き飛ばす好決算。有料のプライム会員も全世界で1.5億人を超え、サブスクリプションサービス事業の売上高も192億ドルに達した。

アマゾンが大阪のデータセンター増強、クラウド王者の狙いは金融業界
アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、グーグルの米IT大手が火花を散らすクラウドビジネス。マイクロソフトに猛追される業界王者のアマゾンは大阪への投資を拡大し、金融業界の本格攻略に乗り出した。

予告編
外食経営者の「本音と手腕」をアンケート&ランキングで徹底解剖!
7年連続で市場が拡大し、25.7兆円を超えた外食産業。移り気な消費者の心をつかむため、熾烈な競争が続く。外食産業を彩るのは、個性豊かな経営者たちだ。その決断が流行を生み、業界を左右する。外食のトップは何を考えているのか。独自アンケートとランキングを基に外食産業を丸裸にする。

第68回
クラウド化の波に乗って好調な、仮想化技術を手掛ける米IT大手VMwareが注力しているのがクーバネティスだ。2019年の「全米ベストCEO」に選ばれた、VMwareのパット・ゲルシンガーCEOがクーバネティスに夢中な理由とは。

第67回
仮想化技術を手掛ける米IT大手VMwareが、クラウド化の波に乗って好調を維持している。2019年の「全米ベストCEO」に選ばれた、VMwareのパット・ゲルシンガーCEOが明かすテクノロジートレンドの読み方とは。

ヤフー・LINEの経営統合で迫られる、「稼げるアプリ」の取捨選択
ヤフーとLINEが経営統合を正式発表した。会見では「対等の精神」という言葉が強調されたものの、LINEは実質的にソフトバンクグループ入りすることになる。8000万人を超える顧客基盤を持ちながら収益化に苦しむLINEと、自慢の営業力でサービスの収益化が得意なソフトバンク。統合の過程で、両社のサービスの取捨選択でひと悶着がありそうだ。
