山本 輝
コンサル“ビッグ4”の一角、PwCコンサルティングは「5年後に売上高倍増」の大胆計画を掲げる。同社を率いる大竹伸明CEOのインタビューの後編として、PwCが注力する「デザイン領域」などでの自前主義を貫くアクセンチュアとは真逆の独自戦略を詳報する。また、大竹氏は売上高倍増に向け、人材の生産性を高めるための肝となる「工業化」と「分業化」について解説する。

コンサル“ビッグ4”の一角、PwCコンサルティングは、23年6月期に売上高を1000億円の大台に乗せる見込みだ。想定を上回る急成長を続ける同社を率いる大竹伸明CEOは、「5年後に売上高倍増」の大胆計画を掲げる。大竹氏のインタビュー前編では、PwCの売上高倍増に向けた独自戦略や計画必達に向けたコンサル大増員構想について詳報する。

コンサル業界でいま「リファラル採用」が急増している。採用意欲が全体的に過熱する中で採用数が急拡大。さらに、コンサルの採用現場が抱える特有の課題もリファラル採用の強化を後押しする。

#89
2021年、東京医科歯科大学との統合計画を発表し話題を集めたのが東京工業大学だ。名門国立理系大学同士の巨大タッグが生まれた背景にある危機意識や、さらなる国立大学の「合流」の可能性について、東工大の益一哉学長に聞いた。

#3
この20年、株価の上昇とは対照的に日本人の暮らしは凋落を続けている。軽自動車やマンションだけでなく、大学進学や専業主婦なども、もはや「高級品」となった。グラフとデータを基に日本人の暮らしのリアルを解剖する。

#31
コロナ禍で大打撃を受けたのがホテル業界だ。大阪を代表するホテルグループであるロイヤルホテルも例外ではなく、厳しい市場環境が続く同社の蔭山秀一社長に現状と打開策を聞いた。

#30
ヒトの肝細胞を持つキメラマウスである「PXBマウス」を生産するフェニックスバイオは、売り上げなどが振るわず、2018年3月期以降5期連続で赤字となっている。島田卓社長に現状と打開策を聞いた。

#29
コロナ禍で大打撃を受けたホテル業界。一時期は債務超過になるなど苦境に陥ったポラリス・ホールディングスだが、復活の兆しを見せつつある。梅木篤郎社長に現状と打開策を聞いた。

#28
ITベンチャーのUnipos(ユニポス。旧Fringe81)が今春、赤字だったインターネット広告事業から撤退し、従業員同士で報酬を送り合うピアボーナスサービス「ユニポス」事業の単一業態となった。勝算はあるのか。田中弦社長CEOに現状と打開策を聞いた。

#27
バイオベンチャーのスリー・ディー・マトリックスは、自己組織化ペプチドの技術を用いた止血材などの医療機器を提供する企業だ。倒産危険度ランキングのワースト4位にランクインした同社の岡田淳社長に現状と打開策を聞いた。

#25
「最悪期は脱した」「問題ない」……。倒産危険度ランキングは、あくまで「Zスコア」という指標による評価だ。ワースト上位入りした企業は現状をどう見ているのか。ダイヤモンド編集部はワースト20社に入った企業を直撃し、それぞれの言い分を聞いた。

#11
コンサル“ビッグ4”の一角、デロイト トーマツ コンサルティング。同社の大学別の新卒採用比率を見ると、実は慶應義塾大学の比率が最も高い。自身も慶應の環境情報学部出身である佐瀬真人社長に、「慶應」と「コンサル」の親和性を聞いた。

#9
新卒や若手中途採用でコンサル人気が沸騰する中、コンサル業界で慶應三田会の存在感が高まっている。アクセンチュアやビッグ4など主要コンサルティング会社における新卒採用などでの慶應閥の最新動向に加え、宿命のライバル、早稲田と比較したコンサル「慶早戦」の模様をお届けする。

#19
電機・精密業界の明暗はくっきり分かれた。半導体需要の爆増を追い風に業績を伸ばす企業がある一方、事務機器やカメラなどの需要は減少。電機・精密業界の倒産危険度ランキングを集計したところ20社が“危険水域”入りした。

#17
機械業界は企業の設備投資に業績が左右されるため、景気のバロメーターにもなっている。機械業界の倒産危険度を検証したところ、23社が“危険水域”に入っていることが判明した。

#11
海運業界そして陸運業界では、コロナ禍を挟んで企業ごとの明暗がはっきりと分かれた。そこで、陸運・海運業界の倒産危険度ランキングをお届けする。

#4
4月に国税側が勝利した「タワマン節税裁判」。高額不動産購入による過度な相続税対策に警鐘を鳴らす格好となったが、この事例は「あくまで例外」とみる税理士も多い。実際のところ、タワマン節税はどこまでならOKなのか。レガシィ税理士法人が作成したメディア初公開となる「“タワマン節税”判定表」を基に、国税に負けない分岐点を具体的に解説していこう。

#10
従業員数は、企業の地力を表す分かりやすい指標だ。そこで、ここ5年で従業員数を伸ばした企業について「増加数」と「増加率」でランキングを作成した。上位にはM&Aを仕掛ける企業やメガベンチャーがランクイン。会計指標ではない、人材の面から好調企業の実態をあぶり出す。

#9
企業経営を取り巻く環境が激変する中、旧来型の社長の行き詰まりが生じている。三菱ケミカルグループで初となる外国人社長人事を主導した社外取締役の橋本孝之氏に、「次世代社長の条件」を聞いた。

#8
昨今、業界を問わず旧来型人材は“用済み”になりつつある。今、企業間で争奪戦になっている人材とは誰なのか?転職のプロにリアルな転職事情について聞いた。本記事では、【金融】【商社】業界を取り上げる。
