山本 輝
#9
何も特別な技法を駆使するだけがリサーチではない。お金をかけないデスクリサーチだけでも、かなりの分析をすることができる。ビジネスパーソンがある業界やテーマをリサーチする際の参考となるテクニックを、ソーシャルギフトのLINEギフトを事例にプロのリサーチャーに解説してもらおう。

#8
運用ファンドの基準価額を設定来約10年で10倍超にするなど、すご腕ファンドマネジャーとして知られるアセットマネジメントOneの岩谷渉平氏に、「成長する市場・企業」を見抜くリサーチの手法と着眼点について聞いた。

#7
企業調査のプロである信用調査会社は、一体どのように独自情報を集めるためのリサーチをしているのか。数多くの不祥事企業や“いわく付き企業”をその目で調査してきた東京経済の井出豪彦氏に、“危ない会社”の予兆を見抜く知られざるリサーチ術について聞いた。

#6
外資系コンサルティング企業のA.T.カーニーにおいて史上最年少で代表に就任した関灘茂氏に、「リサーチ力」について聞いてみた。関灘氏は「広義のリサーチの本質は、問題発見や課題を構造化する思考プロセスにある」と、リサーチの神髄について持論を述べる。

#5
ソニーグループ内で、新規事業支援サービスなどを手掛けるのが「ソニー・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(SSAP)」だ。コンセプトの可視化から市場調査まで、新規事業に欠かせないリサーチをSSAPはどう駆使しているのか。そのノウハウを紹介する。

#4
サイバーエージェントで新規事業立ち上げなどを数多く経験してきた椿奈緒子氏は、新規事業のためのリサーチとして競合他社などの「リリース」を読み込むメソッドを活用している。なぜ、「リリース」が重要なリサーチソースになるのか。その手法の内容を、実際の社名を挙げた具体的な事例と共に紹介する。

コンサル“ビッグ4”の一角、KPMGコンサルティングは、規模拡大に突き進むライバル3社とは異なる独自路線を歩む。KPMGの宮原正弘社長がインタビューに応じ、新卒採用の人数を2倍にするという目標を明かす一方で、「規模は追わない」と宣言した。KPMGの独自戦略とは。

#3
ユーザーインの発想で数々のヒット商品を生んでいるアイリスオーヤマ。社長ら幹部が一日缶詰めになって企画を決裁する「プレゼン会議」が有名だが、実はその裏には綿密なリサーチが存在する。アイリスの企画力を支えるアンケートや競合調査の手法に加え、あるヒット商品の裏側にあったリサーチの実例を紹介する。

#2
市場調査や事例調査などを日常的に行うコンサルは、まさにリサーチのプロといえる。アクセンチュアのテクニックを凝縮した書籍『外資系コンサルのリサーチ技法』を基に10個の基本テクニックを紹介するとともに、編著者の上原優氏がリサーチに欠かせない“超重要ポイント”を解説する。

#1
米PayPalがPaidyを3000億円もの大金で買収したのが、2021年のことだ。だが、実は伊藤忠商事はその成長性にいち早く目を付け、16年から出資を始めていた。「スター企業」を見いだした裏側には、商社ならではのリサーチネットワークがあった。

「リサーチ力」は現代のビジネスマン必須のスキル!伊藤忠、ソニー…企業の実例徹底解剖
情報が膨大にあふれ返る昨今、独自の情報を的確に集めたり分析したりする能力の必要性が急速に増している。そこで身に付けたいのが「リサーチ力」だ。

コンサル業界で圧倒的な存在感を持つアクセンチュアだが、その業績の実態は広く知られているとは言い難い。アクセンチュアの国内の売上高や成長率などを明かし、ビッグ4など国内の総合系ファームとの徹底比較を試みた。さらに、日本法人の時価総額も推計したところ、超大手上場企業に比肩する驚愕(きょうがく)の水準となった。BIG4のみならず国内大手SIベンダーすらも凌駕するアクセンチュアの業績を大公開する。

東海3県で高い大学合格実績を上げている高校はどこなのか。東大、京大、名古屋大や早慶上理、関関同立といった主要難関大学への合格実績ランキングをお届けする。

「公立王国」と呼ばれる愛知県で、私立志向が近年急速に高まっている。学費のリーズナブルさや立地の良さを追い風にして、中堅の中高一貫校を中心に私立陣営の勢力が拡大しているのだ。

名古屋には単に規模だけではない独自の企業序列が存在する。トヨタ自動車ですら一目置くのが、鉄鋼商社の岡谷鋼機だ。さらに、独自の成長を遂げている興和などが近年存在感を増している。

コンサル“ビッグ4”の一角、PwCコンサルティングは「5年後に売上高倍増」の大胆計画を掲げる。同社を率いる大竹伸明CEOのインタビューの後編として、PwCが注力する「デザイン領域」などでの自前主義を貫くアクセンチュアとは真逆の独自戦略を詳報する。また、大竹氏は売上高倍増に向け、人材の生産性を高めるための肝となる「工業化」と「分業化」について解説する。

コンサル“ビッグ4”の一角、PwCコンサルティングは、23年6月期に売上高を1000億円の大台に乗せる見込みだ。想定を上回る急成長を続ける同社を率いる大竹伸明CEOは、「5年後に売上高倍増」の大胆計画を掲げる。大竹氏のインタビュー前編では、PwCの売上高倍増に向けた独自戦略や計画必達に向けたコンサル大増員構想について詳報する。

コンサル業界でいま「リファラル採用」が急増している。採用意欲が全体的に過熱する中で採用数が急拡大。さらに、コンサルの採用現場が抱える特有の課題もリファラル採用の強化を後押しする。

#89
2021年、東京医科歯科大学との統合計画を発表し話題を集めたのが東京工業大学だ。名門国立理系大学同士の巨大タッグが生まれた背景にある危機意識や、さらなる国立大学の「合流」の可能性について、東工大の益一哉学長に聞いた。

#3
この20年、株価の上昇とは対照的に日本人の暮らしは凋落を続けている。軽自動車やマンションだけでなく、大学進学や専業主婦なども、もはや「高級品」となった。グラフとデータを基に日本人の暮らしのリアルを解剖する。
