山本 輝
コンサル業界で圧倒的な存在感を持つアクセンチュアだが、その業績の実態は広く知られているとは言い難い。アクセンチュアの国内の売上高や成長率などを明かし、ビッグ4など国内の総合系ファームとの徹底比較を試みた。さらに、日本法人の時価総額も推計したところ、超大手上場企業に比肩する驚愕(きょうがく)の水準となった。BIG4のみならず国内大手SIベンダーすらも凌駕するアクセンチュアの業績を大公開する。

東海3県で高い大学合格実績を上げている高校はどこなのか。東大、京大、名古屋大や早慶上理、関関同立といった主要難関大学への合格実績ランキングをお届けする。

「公立王国」と呼ばれる愛知県で、私立志向が近年急速に高まっている。学費のリーズナブルさや立地の良さを追い風にして、中堅の中高一貫校を中心に私立陣営の勢力が拡大しているのだ。

名古屋には単に規模だけではない独自の企業序列が存在する。トヨタ自動車ですら一目置くのが、鉄鋼商社の岡谷鋼機だ。さらに、独自の成長を遂げている興和などが近年存在感を増している。

コンサル“ビッグ4”の一角、PwCコンサルティングは「5年後に売上高倍増」の大胆計画を掲げる。同社を率いる大竹伸明CEOのインタビューの後編として、PwCが注力する「デザイン領域」などでの自前主義を貫くアクセンチュアとは真逆の独自戦略を詳報する。また、大竹氏は売上高倍増に向け、人材の生産性を高めるための肝となる「工業化」と「分業化」について解説する。

コンサル“ビッグ4”の一角、PwCコンサルティングは、23年6月期に売上高を1000億円の大台に乗せる見込みだ。想定を上回る急成長を続ける同社を率いる大竹伸明CEOは、「5年後に売上高倍増」の大胆計画を掲げる。大竹氏のインタビュー前編では、PwCの売上高倍増に向けた独自戦略や計画必達に向けたコンサル大増員構想について詳報する。

コンサル業界でいま「リファラル採用」が急増している。採用意欲が全体的に過熱する中で採用数が急拡大。さらに、コンサルの採用現場が抱える特有の課題もリファラル採用の強化を後押しする。

#89
2021年、東京医科歯科大学との統合計画を発表し話題を集めたのが東京工業大学だ。名門国立理系大学同士の巨大タッグが生まれた背景にある危機意識や、さらなる国立大学の「合流」の可能性について、東工大の益一哉学長に聞いた。

#3
この20年、株価の上昇とは対照的に日本人の暮らしは凋落を続けている。軽自動車やマンションだけでなく、大学進学や専業主婦なども、もはや「高級品」となった。グラフとデータを基に日本人の暮らしのリアルを解剖する。

#31
コロナ禍で大打撃を受けたのがホテル業界だ。大阪を代表するホテルグループであるロイヤルホテルも例外ではなく、厳しい市場環境が続く同社の蔭山秀一社長に現状と打開策を聞いた。

#30
ヒトの肝細胞を持つキメラマウスである「PXBマウス」を生産するフェニックスバイオは、売り上げなどが振るわず、2018年3月期以降5期連続で赤字となっている。島田卓社長に現状と打開策を聞いた。

#29
コロナ禍で大打撃を受けたホテル業界。一時期は債務超過になるなど苦境に陥ったポラリス・ホールディングスだが、復活の兆しを見せつつある。梅木篤郎社長に現状と打開策を聞いた。

#28
ITベンチャーのUnipos(ユニポス。旧Fringe81)が今春、赤字だったインターネット広告事業から撤退し、従業員同士で報酬を送り合うピアボーナスサービス「ユニポス」事業の単一業態となった。勝算はあるのか。田中弦社長CEOに現状と打開策を聞いた。

#27
バイオベンチャーのスリー・ディー・マトリックスは、自己組織化ペプチドの技術を用いた止血材などの医療機器を提供する企業だ。倒産危険度ランキングのワースト4位にランクインした同社の岡田淳社長に現状と打開策を聞いた。

#25
「最悪期は脱した」「問題ない」……。倒産危険度ランキングは、あくまで「Zスコア」という指標による評価だ。ワースト上位入りした企業は現状をどう見ているのか。ダイヤモンド編集部はワースト20社に入った企業を直撃し、それぞれの言い分を聞いた。

#11
コンサル“ビッグ4”の一角、デロイト トーマツ コンサルティング。同社の大学別の新卒採用比率を見ると、実は慶應義塾大学の比率が最も高い。自身も慶應の環境情報学部出身である佐瀬真人社長に、「慶應」と「コンサル」の親和性を聞いた。

#9
新卒や若手中途採用でコンサル人気が沸騰する中、コンサル業界で慶應三田会の存在感が高まっている。アクセンチュアやビッグ4など主要コンサルティング会社における新卒採用などでの慶應閥の最新動向に加え、宿命のライバル、早稲田と比較したコンサル「慶早戦」の模様をお届けする。

#19
電機・精密業界の明暗はくっきり分かれた。半導体需要の爆増を追い風に業績を伸ばす企業がある一方、事務機器やカメラなどの需要は減少。電機・精密業界の倒産危険度ランキングを集計したところ20社が“危険水域”入りした。

#17
機械業界は企業の設備投資に業績が左右されるため、景気のバロメーターにもなっている。機械業界の倒産危険度を検証したところ、23社が“危険水域”に入っていることが判明した。

#11
海運業界そして陸運業界では、コロナ禍を挟んで企業ごとの明暗がはっきりと分かれた。そこで、陸運・海運業界の倒産危険度ランキングをお届けする。
