2021.7.19
世界の政府債務、記録的規模に 試される限界
新型コロナのパンデミックで、世界の政府債務は年間総生産高を上回っている。それでも主要国はさらに借金を増やしている。この巨額の債務に市場が懸念を示さないのは前例がない。
2021.7.19
中国EV電池のCATL、テスラ効果で時価総額急増
中国バッテリーメーカーの雄が電気自動車ブームに乗って勢いづいている。CATL株は米テスラや蔚来汽車などEVメーカーもしのぐ上昇ぶりだ。
2021.7.19
半導体の需給緩和見込むTSMC、地政学リスク消えず
誰もがTSMCの製品、そして投資を求めている。しかし、世界経済のあまりに大きな部分がいつの間にか同社を中心に回り出しており、一歩間違えれば重大な結果を招きかねない。
2021.7.16
仏社会とイスラム価値観の衝突 学校給食が舞台
フランスでは今、全国の公立学校が宗教と国家の厳格な分離を定めた「ラシエテ」推進派と、イスラム教徒との対立の舞台となっている。
2021.7.16
エアバス、ボーイング突き放す快調のわけ
エアバスの賭けは業界の慣習に反するが、それが業績を押し上げ、米同業大手ボーイングに対してこれまでで最も強力な競争上の優位を手に入れた。
2021.7.15
米銀大手は未来に賭ける 手元資金を確保
長期戦では、時に目先の利益をあきらめるのも肝要だ。JPモルガンは、景気が極めて好調になりインフレが金利を押し上げる時期に備えている。
2021.7.15
デモ広がるキューバ、米政権もはや座視できず
これまでキューバ政策の変更に消極的だった米バイデン政権だが、キューバで広がる反政府デモを受け、決断を迫られている。
2021.7.15
米民主党、選挙投票制限の緩和へ圧力強める
バイデン米大統領は、共和党が支配する州での選挙時の投票規則を厳格化する動きを批判。投票を容易にする法案を支持するよう、連邦議会に呼びかけた。
2021.7.14
米国債利回り急低下のミステリーを解く
ここ3カ月の米国債利回りの大幅な低下は現代版「テーパータントラム」といったところだ。奇妙に聞こえるだろうが、投資家は過去から教訓を学んだ可能性がある。
2021.7.14
中国の金融政策、「ニュートラル」へ予想外の減速
中国の金融政策の変更は、国内の景気回復力が予想ほど良くないとの警戒感があるかもしれない。
2021.7.14
大谷翔平は唯一無二、ベーブ・ルースしのぐ
大谷は日本のベーブ・ルースではない。最初の「ショウヘイ・オオタニ」であり、唯一無二の存在だ。
2021.7.13
キャッシュレス時代、私たちは何を失ったのか
コロナ下で現金は滅びてしまったのだろうか。もしそうだとすれば、現金と共になくなる可能性のあるものは何だろう。
2021.7.13
バイデン氏が狙う競争促進策、舞台裏の立役者は？
ティム・ウー氏は、米政府による企業規制の在り方を変える2度目のチャンスを手に入れた。同氏は独禁法強化を提唱するIT大手解体論者だ。
2021.7.13
米シェールの財務規律向上、原油高でも生産抑制
米シェール業者はこの10年、原油価格が急騰するたびに生産を増やしてきた。だが今、国内の生産量をどうにか維持する程度にとどめている。
2021.7.12
中国国境に達したタリバン、内政干渉は回避か
アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは今週、同国北東部バダフシャーン州を制圧し、中国・新疆ウイグル自治区との境界線に達した。
2021.7.12
米債利回りの低下なぜ続く？ 短期金利にも波及
向こう数カ月に力強い成長やインフレ加速を見込む投資家はなお多いが、足元の相場動向を受けて、最も楽観的な見通しを見直す動きが出ている。
2021.7.12
原油高の足かせ、世界経済にはどこ吹く風
足元の原油価格の上昇が、世界経済の回復に急ブレーキをかける可能性は低そうだ。力強い成長や先進国の家計が潤っていることで、原油高の打撃を十分に吸収できるみられている。
2021.7.9
韓国でITスタートアップ台頭、国の特性も後押し
韓国は大規模IT（情報技術）スタートアップ企業の中心地となりつつある。こうした企業の成功は同国のいくつかの特性が後押ししている。
2021.7.9
コロナワクチン接種で血栓、アミノ酸が関与 新研究
カナダの研究者の発表によると、英アストラゼネカの新型コロナワクチンを接種した一部の人の血液で、主要な抗体が標的とする少数のアミノ酸が特定された。
2021.7.8
静かすぎた6月の米株、夏の大荒れにご用心
米株式市場では、足元で異例の静けさが続いたことを受け、ボラティリティーの高まりに備える動きが出ている。
