木俣正剛

(きまた・せいごう)
元週刊文春・月刊文藝春秋編集長

大阪キリスト教短大客員教授 元岐阜女子大学副学長、元週刊文春・月刊文芸春秋編集長。1955年京都市生まれ。78年早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同年文芸春秋入社。『週刊文春』『文芸春秋』の編集長を経て、2015年常務取締役、18年退社。現在、大阪キリスト教短大客員教授を勤める。関わった主な記事は、江川紹子との坂本弁護士失踪事件追及、野坂参三密告の手紙、少年Aこの子を生んで、ジャニーズ追及キャンペーン、田中真紀子秘書給与疑惑、村木厚子独占手記、田中角栄の恋文、尾崎豊の遺書など多数。著書に『文春の流儀』

下手ほど伸びる「文春流文章術」、本当に面白い原稿を書くための極意
木俣正剛
記者は面白い文章を書ける人たちだと思われており、元文春編集長の著者は、「どうすれば文章が上手くなるのか」という相談をよく受ける。実は、面白い文章を書くためにはテクニックは要らない。誰でも読者の心を動かすことができる「文春流文章術」をお伝えしよう。
下手ほど伸びる「文春流文章術」、本当に面白い原稿を書くための極意
文春に眠る「太平洋戦争の肉声」、浮かび上がる日本人の意外な姿とは
木俣正剛
かつて文芸春秋が手がけた『太平洋戦争の肉声』シリーズ。肉声だからこそ、第2次世界大戦に向き合った日本人の姿が浮かび上がってくる。中には、これまで知られていなかった有名人たちの意外なエピソードもある。あの時代、日本人は何を考えていたのだろうか。
文春に眠る「太平洋戦争の肉声」、浮かび上がる日本人の意外な姿とは
日本が震えた皇室の肉声、日中戦争から大震災まで文芸誌に残された深い教訓
木俣正剛
雑誌には歴史上、重要な人々の多くの証言が肉声で残っている。中でも『文芸春秋』は、皇室の方々のご登場やご寄稿が多かったことで知られる。日中戦争から東日本大震災まで、同誌には皇室の様々な知見が紹介され、今も読む者に深い感動と教訓を与え続けている。
日本が震えた皇室の肉声、日中戦争から大震災まで文芸誌に残された深い教訓
東日本大震災、「想定外」を想定して東北復興を助けた女性課長の気概
木俣正剛
東日本大震災から10年がたつ。震災では「想定外」の出来事が相次ぎ、日本列島に甚大な被害をもたらした。そんな中、「想定外」を想定し、震災直後から被災地の復興に尽力していた関係者もいる。当時、東北の道路復興を助けた国交省職員の横顔に迫る。
東日本大震災、「想定外」を想定して東北復興を助けた女性課長の気概
ホームレスやカップルに七変化、週刊誌記者の「張り込み」最前線
木俣正剛
週刊誌記者に「張り込み」のイメージを持っている人も多いだろう。記者は日々、証拠を押さえるためにどんな苦労をしているのだろうか。車に乗ってアンパンをかじって見張るというのは、刑事の特権。記者は様々な工夫を凝らし、機転を利かせて対象人物に迫っている。
ホームレスやカップルに七変化、週刊誌記者の「張り込み」最前線
北朝鮮拉致報道の流れを変えた、今も捨てられない「有本恵子さんからの手紙」
木俣正剛
1990年代、週刊文春のスクープなどにより北朝鮮拉致問題が世間に知られ始めたある日、拉致された有本恵子さんの手紙が文春編集部に届いた。そこには普通の女子大生が北朝鮮に拉致された、詳細な証拠が書かれていた。この手紙は拉致報道の流れを変えた。
北朝鮮拉致報道の流れを変えた、今も捨てられない「有本恵子さんからの手紙」
1年で20件以上も訴えられる編集長が証言台から見た「裁判官たちの素顔」
木俣正剛
今では、週刊誌が名誉棄損で訴えられることは珍しくない。現役時代に1年で20件以上もの訴訟を抱えていた元文春編集長が、証言台から見た裁判官たちの姿を明かす。時には、世間のイメージからはかけ離れた彼らの素顔を垣間見ることもあったという。
1年で20件以上も訴えられる編集長が証言台から見た「裁判官たちの素顔」
ベテラン編集者が商談・謝罪・デートに使う「超穴場グルメスポット」
木俣正剛
人と会うのが仕事の編集者は、相手に合わせてお店も変える。グルメな人たちばかりではないが、著者や取引先との商談・謝罪に使える雰囲気がいい店の情報を豊富に持っていることが多い。ベテラン編集者がお世話になっている、超穴場のグルメスポットを紹介しよう。
ベテラン編集者が商談・謝罪・デートに使う「超穴場グルメスポット」
セブン「伝説のバイヤー」が繋げてくれた、文春と読者の深い絆
木俣正剛
2018年、出版業界の流通を変えたコンビニ最大手のセブン-イレブンと週刊文春がコラボし、元旦発売の限定雑誌をつくった。出版社にとって、異業種コラボは目から鱗の連続だった。当時、文春編集長の心に深く残った、雑誌と読者の絆を深める「絶大な効果」とは。
セブン「伝説のバイヤー」が繋げてくれた、文春と読者の深い絆
恐怖のパンデミック「O157食中毒事件」、真犯人はカイワレではなかった!?
木俣正剛
今も新型コロナウイルスのパンデミックは収まらず、不安な日々が続く。かつて似たように日本を激震させたO157事件では、危機に際しての報道のあり方が問われた。あのとき、食中毒の真犯人とされたカイワレ大根について、別の見方があったことをご存じだろうか。
恐怖のパンデミック「O157食中毒事件」、真犯人はカイワレではなかった!?
現金にハニートラップ、記者が情報機関の取材で守るべき「一線」とは
木俣正剛
記者は海外の情報機関と関係を持つ際に、「協力者」として引きずり込まれそうになることがある。道を踏み外さないための心得とは何か。元文春編集長が、1980年代に列島を揺るがしたスパイ「レフチェンコ」への取材や、各国の情報機関とのやり取りについて明かす。
現金にハニートラップ、記者が情報機関の取材で守るべき「一線」とは
「幻のジブリキャラクター」を生み出した、鈴木敏夫さんと文春の縁
木俣正剛
『週刊文春』『文芸春秋』編集長を務め、週刊誌報道の一線に身を置いてきた筆者が語る「あの事件の舞台裏」。なぜ文春にジブリ文庫があるのか。鈴木敏夫氏との縁で始まったジブリと文春のつながり、そして世に出ることがなかった「幻のジブリキャラクター」とは。
「幻のジブリキャラクター」を生み出した、鈴木敏夫さんと文春の縁
共産党の伝説・野坂参三を倒した、お金に全く興味がない2人の記者
木俣正剛
大宅壮一ノンフィクション賞に輝いた、スクープ系の最右翼受賞作『闇の男 野坂参三の百年』。1990年代まで共産党の伝説の英雄だった、野坂参三の「神話」を打ち壊したノンフィクション作品だ。彼の巨大な闇を暴いたジャーナリストたちの素顔と執念とは。
共産党の伝説・野坂参三を倒した、お金に全く興味がない2人の記者
世田谷一家殺害事件から20年、真実にここまで肉薄していた捜査の全貌
木俣正剛
平成最大の未解決事件、世田谷一家殺害事件は、12月30日に事件発生から20年目の節目を迎える。いくつもの手がかかりがありながら、なぜ犯人を逮捕できなかったのか。真実に肉薄していた捜査の過程を見続けてきた元文春編集長が、その全貌を語る。
世田谷一家殺害事件から20年、真実にここまで肉薄していた捜査の全貌
昭和の怪物・瀬島龍三、編集者が追った「名参謀神話」の虚構とは
木俣正剛
文芸春秋に入社して2018年に退社するまで40年間。『週刊文春』『文芸春秋』編集長を務め、週刊誌報道の一線に身を置いてきた筆者が語る「あの事件の舞台裏」。ノンフィクション作家・保阪正康と「昭和の怪物」と呼ばれる瀬島龍三の素顔に迫った日々を述懐する。
昭和の怪物・瀬島龍三、編集者が追った「名参謀神話」の虚構とは
浅利慶太と一流経営者の対談で耳にした「人生を変える名言」の数々
木俣正剛
かつて文春で連載していた、劇団四季の創設者・浅利慶太と一流の経営者たちの対談では、毎回忘れられない名言が飛び出していた。伊藤淳二、磯田一郎、平岩外四、坂倉芳明、飯田庸太郎、江戸英雄、川瀬源太郎――。一流だからこその視点が、そこにはあった。
浅利慶太と一流経営者の対談で耳にした「人生を変える名言」の数々
死んでも演出家だった浅利慶太、「劇団四季」の成功を支えた文春の存在
木俣正剛
劇団四季の創設者・浅利慶太氏がミュージカルを日本に根付かせた背景には、それまで限られたファンのための娯楽であったミュージカルをビジネスに育て上げようとした、並々ならぬ情熱があった。実は、その成功には文芸春秋の存在が深く関わっていた。
死んでも演出家だった浅利慶太、「劇団四季」の成功を支えた文春の存在
司馬遼太郎と山崎豊子、思い出すと頭が下がる「超大物」との交流秘話
木俣正剛
昭和を代表する文豪、司馬遼太郎さんと山崎豊子さん。言わずと知れた「超」が付くほどの大物だが、その素顔はあまり知られていない。かつて文集の編集長として彼らと間近に接した著者が、思わず頭が下がる思いになったエピソードを紹介しよう。
司馬遼太郎と山崎豊子、思い出すと頭が下がる「超大物」との交流秘話
なぜ林真理子さんは文春で「世界一の長寿連載」を続けられるのか
木俣正剛
週刊誌報道の一線に身を置いてきた元文春編集長が語る「あの事件の舞台裏」。週刊誌は特集だけではなく、連載の根強いファンに支えられている。世界一長く続く連載としてギネスブックに認定された林真理子さんの「発信力」の秘密とは何だろうか。
なぜ林真理子さんは文春で「世界一の長寿連載」を続けられるのか
宮部みゆきと宮城谷昌光、担当編集者が垣間見た「天才作家」の横顔
木俣正剛
文芸春秋に入社して2018年に退社するまで40年間。『週刊文春』『文芸春秋』編集長を務め、週刊誌報道の一線に身を置いてきた筆者が語る「あの事件の舞台裏」。文春流のお付き合いをした2人の作家、宮部みゆきと宮城谷昌光の横顔に見る「天才たるゆえん」とは。
宮部みゆきと宮城谷昌光、担当編集者が垣間見た「天才作家」の横顔
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