
2024.2.21
【素朴な疑問】マイナンバー押し付けの一方、時代遅れの戸籍制度も温存する国の思惑とは
4月から相続登記が義務化される。相続登記の手続きには戸籍が必要となるが、ここで素朴な疑問がわいてくる。国はなかなか普及しないマイナンバー制度を推し進め、マイナ保険証の導入まで決めたにもかかわらず、その一方で時代遅れの戸籍制度を温存…
元週刊文春・月刊文藝春秋編集長
大阪キリスト教短大客員教授 元岐阜女子大学副学長、元週刊文春・月刊文芸春秋編集長。1955年京都市生まれ。78年早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同年文芸春秋入社。『週刊文春』『文芸春秋』の編集長を経て、2015年常務取締役、18年退社。現在、大阪キリスト教短大客員教授を勤める。関わった主な記事は、江川紹子との坂本弁護士失踪事件追及、野坂参三密告の手紙、少年Aこの子を生んで、ジャニーズ追及キャンペーン、田中真紀子秘書給与疑惑、村木厚子独占手記、田中角栄の恋文、尾崎豊の遺書など多数。著書に『文春の流儀』。
2024.2.21
4月から相続登記が義務化される。相続登記の手続きには戸籍が必要となるが、ここで素朴な疑問がわいてくる。国はなかなか普及しないマイナンバー制度を推し進め、マイナ保険証の導入まで決めたにもかかわらず、その一方で時代遅れの戸籍制度を温存…
2024.2.14
連日、松本人志氏と『週刊文春』をめぐる報道について色々な議論が出ている。「週刊誌の『書き得』だ」「書いた記者の顔と実名を出せ」「賠償額を高額化せよ」といった批判も目立つ。しかし、芸能人と裁判で争う週刊誌の実情は、世間の想像とかなり…
2024.2.12
漫画家・芦原妃名子さんが急逝し、彼女の代表作『セクシー田中さん』のドラマ化に伴うトラブルが原因ではないかと議論が起きている。関係者による説明の内容に食い違が見られるケースもあり、騒動は世論を巻き込んで混迷を極めている。そもそも作家…
2024.2.7
1970年代に連続企業爆破事件を起こした「東アジア反日武装戦線」のメンバーとして指名手配され、49年間逃亡を続けた桐島聡が、死の間際に病床で名乗りを上げた事件は、メディアを大きく騒がせた。爆破事件当時、犯人グループに迫って逮捕劇をスクー…
2024.1.31
能登半島地震を機に、「次の災害」への不安が襲っている。その一つが、まことしやかに囁かれてきた富士山の噴火。実際、そんなことが起こりえるのか。調べて見ると、専門機関の中には富士山噴火を想定した被害予測を行っているところもある。今回わ…
2024.1.24
松本人志氏が『週刊文春』を提訴し、5億5000万円という巨額の損害賠償を求めた。この訴訟で松本氏にはどれだけの勝算があるのか。数々の訴訟を経験してきた元文集編集長が、名誉棄損の訴訟の現実と、松本氏の提訴の行方について考察する。
2024.1.17
過去の東日本大震災や熊本地震のように、能登半島地震でも被災者に対する犯罪行為が増加している。卑劣な犯罪を抑止するためには、どうしたらいいのか。実は、先進国の中で日本が対応できていない緊急措置が有効となる。
2024.1.14
大騒動になっている政治資金の裏金問題。自民党では政治刷新会議なるものが発足したが、その効果は期待薄だ。政治献金一つをとっても、政党と企業は恐ろしいほど密接に繋がっているからだ。皮肉な話だが、このような状況になってしまった発端は、小…
2024.1.9
能登半島地震の復旧は、東日本大震災時と比べて大きく遅れている。迅速な対応を行うためには、復興作業のための労働力を増やし、予算を十二分に投下するための手段を講じる必要がある。では、どうすればいいのか。様々な状況を考えると、大阪万博を…
2023.12.24
2023年に「ダイヤモンド・オンライン」で読者の反響が大きかった人気記事ベスト10をお届けします!第8位はこちらの記事です。
2023.12.22
先日急逝した伊集院静氏について、元文春編集長が知られざるエピソードを語る。伊集院氏の銀座好きとバクチ好きはつとに有名で、「被害」に遭った担当編集者は大勢いる。その一方、並々ならぬ侠気の持ち主で関係者に親しまれた存在でもあった。実は…
2023.12.19
林真理子理事長による日大改革が厳しい批判に晒されている。林氏が連載をしている『週刊文春』の元編集長が、あえて彼女を公人として第三者的な立場から批評する。現在の林真理子批判は、林氏に求められていること、林氏ができることについて、本人…
2023.12.8
政権崩壊に近づいている岸田内閣を再生させる、一つの提言をしよう。それは、ウクライナ戦争に際して岸田首相が抱く「核廃絶」への想いを、実行に移すことだ。日本が「核兵器を無力化する兵器」をつくることができれば、世界の安全保障における日本…
2023.12.1
ウクライナ戦争が混迷を極め、台湾有事が叫ばれる現代においても、情報番組やニュースを見るにつけ、日本人は軍事をまったく知らないことがわかる。かつてなく軍事への関心が高まっている今、軍事の本質とロシアによる日本侵攻の可能性を同時に理解…
2023.11.2
プロ野球・読売巨人軍の原辰徳監督が突如退任した。原監督に対する巨人軍の冷遇の原因として、過去に週刊文春が報じた「1億円恐喝事件」をめぐる攻防が思い起こされる。当時の関係者の動向とその結末は、今回のジャニーズ事件と似通っていないだろ…
2023.10.5
「ジャニーズの常識は、世間の非常識」――。かつてジャニーズ事務所と戦った元文春編集長は、先日開催されたジャニーズの二度目の会見を見て、こんな言葉を思い浮かべた。ジャニー喜多川氏による性加害問題で揺れる同事務所の再生案には一定の進歩…
2023.9.30
「会社で周囲とうまくいかない」そんなことを訴えるコロナ世代の新入社員が増えているという。これまで、コロナ世代について肯定的な評価をしてきた人事関係者は多かったが、今後は企業として全く違う対策をとるべきではないか。彼ら、彼女らとその…
2023.9.21
日本維新の会が、野党の「顔」になりつつある。維新の会はなぜこれだけ不祥事が報道されるのに、支持率が上がり、党勢が拡大しているのか。彼らの言動を分析すると、その目指す先に令和版「昭和維新」の姿が浮かび上がってくる。
2023.9.14
多くの店頭で街路樹を勝手に伐採・枯死させていたと言われるビッグモーター。そもそも、これまで彼らの所業に誰も気づかなかったのだろうか。街路樹問題からは、本来の目的を忘れて「空気を優先する」日本人の文化の一端が垣間見える。
2023.9.11
ジャニー喜多川氏の性加害問題についてジャニーズ事務所が開いた記者会見は、日本中の注目を集めた。かつてジャニーズ事務所と孤独な戦いを繰り広げた元週刊文春編集長が、会見を見て感じた「課題」を語る。
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