
2024.2.14
「松本人志論争は間違いだらけ」元文春編集長が明かす、週刊誌の実情と言い分
連日、松本人志氏と『週刊文春』をめぐる報道について色々な議論が出ている。「週刊誌の『書き得』だ」「書いた記者の顔と実名を出せ」「賠償額を高額化せよ」といった批判も目立つ。しかし、芸能人と裁判で争う週刊誌の実情は、世間の想像とかなり…
元週刊文春・月刊文藝春秋編集長
大阪キリスト教短大客員教授 元岐阜女子大学副学長、元週刊文春・月刊文芸春秋編集長。1955年京都市生まれ。78年早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同年文芸春秋入社。『週刊文春』『文芸春秋』の編集長を経て、2015年常務取締役、18年退社。現在、大阪キリスト教短大客員教授を勤める。関わった主な記事は、江川紹子との坂本弁護士失踪事件追及、野坂参三密告の手紙、少年Aこの子を生んで、ジャニーズ追及キャンペーン、田中真紀子秘書給与疑惑、村木厚子独占手記、田中角栄の恋文、尾崎豊の遺書など多数。著書に『文春の流儀』。
2024.2.14
連日、松本人志氏と『週刊文春』をめぐる報道について色々な議論が出ている。「週刊誌の『書き得』だ」「書いた記者の顔と実名を出せ」「賠償額を高額化せよ」といった批判も目立つ。しかし、芸能人と裁判で争う週刊誌の実情は、世間の想像とかなり…
2024.2.12
漫画家・芦原妃名子さんが急逝し、彼女の代表作『セクシー田中さん』のドラマ化に伴うトラブルが原因ではないかと議論が起きている。関係者による説明の内容に食い違が見られるケースもあり、騒動は世論を巻き込んで混迷を極めている。そもそも作家…
2024.2.7
1970年代に連続企業爆破事件を起こした「東アジア反日武装戦線」のメンバーとして指名手配され、49年間逃亡を続けた桐島聡が、死の間際に病床で名乗りを上げた事件は、メディアを大きく騒がせた。爆破事件当時、犯人グループに迫って逮捕劇をスクー…
2024.1.31
能登半島地震を機に、「次の災害」への不安が襲っている。その一つが、まことしやかに囁かれてきた富士山の噴火。実際、そんなことが起こりえるのか。調べて見ると、専門機関の中には富士山噴火を想定した被害予測を行っているところもある。今回わ…
2024.1.24
松本人志氏が『週刊文春』を提訴し、5億5000万円という巨額の損害賠償を求めた。この訴訟で松本氏にはどれだけの勝算があるのか。数々の訴訟を経験してきた元文集編集長が、名誉棄損の訴訟の現実と、松本氏の提訴の行方について考察する。
2024.1.17
過去の東日本大震災や熊本地震のように、能登半島地震でも被災者に対する犯罪行為が増加している。卑劣な犯罪を抑止するためには、どうしたらいいのか。実は、先進国の中で日本が対応できていない緊急措置が有効となる。
2024.1.14
大騒動になっている政治資金の裏金問題。自民党では政治刷新会議なるものが発足したが、その効果は期待薄だ。政治献金一つをとっても、政党と企業は恐ろしいほど密接に繋がっているからだ。皮肉な話だが、このような状況になってしまった発端は、小…
2024.1.9
能登半島地震の復旧は、東日本大震災時と比べて大きく遅れている。迅速な対応を行うためには、復興作業のための労働力を増やし、予算を十二分に投下するための手段を講じる必要がある。では、どうすればいいのか。様々な状況を考えると、大阪万博を…
2023.12.24
2023年に「ダイヤモンド・オンライン」で読者の反響が大きかった人気記事ベスト10をお届けします!第8位はこちらの記事です。
2023.12.22
先日急逝した伊集院静氏について、元文春編集長が知られざるエピソードを語る。伊集院氏の銀座好きとバクチ好きはつとに有名で、「被害」に遭った担当編集者は大勢いる。その一方、並々ならぬ侠気の持ち主で関係者に親しまれた存在でもあった。実は…
2023.12.19
林真理子理事長による日大改革が厳しい批判に晒されている。林氏が連載をしている『週刊文春』の元編集長が、あえて彼女を公人として第三者的な立場から批評する。現在の林真理子批判は、林氏に求められていること、林氏ができることについて、本人…
2023.12.8
政権崩壊に近づいている岸田内閣を再生させる、一つの提言をしよう。それは、ウクライナ戦争に際して岸田首相が抱く「核廃絶」への想いを、実行に移すことだ。日本が「核兵器を無力化する兵器」をつくることができれば、世界の安全保障における日本…
2023.12.1
ウクライナ戦争が混迷を極め、台湾有事が叫ばれる現代においても、情報番組やニュースを見るにつけ、日本人は軍事をまったく知らないことがわかる。かつてなく軍事への関心が高まっている今、軍事の本質とロシアによる日本侵攻の可能性を同時に理解…
2023.11.2
プロ野球・読売巨人軍の原辰徳監督が突如退任した。原監督に対する巨人軍の冷遇の原因として、過去に週刊文春が報じた「1億円恐喝事件」をめぐる攻防が思い起こされる。当時の関係者の動向とその結末は、今回のジャニーズ事件と似通っていないだろ…
2023.10.5
「ジャニーズの常識は、世間の非常識」――。かつてジャニーズ事務所と戦った元文春編集長は、先日開催されたジャニーズの二度目の会見を見て、こんな言葉を思い浮かべた。ジャニー喜多川氏による性加害問題で揺れる同事務所の再生案には一定の進歩…
2023.9.30
「会社で周囲とうまくいかない」そんなことを訴えるコロナ世代の新入社員が増えているという。これまで、コロナ世代について肯定的な評価をしてきた人事関係者は多かったが、今後は企業として全く違う対策をとるべきではないか。彼ら、彼女らとその…
2023.9.21
日本維新の会が、野党の「顔」になりつつある。維新の会はなぜこれだけ不祥事が報道されるのに、支持率が上がり、党勢が拡大しているのか。彼らの言動を分析すると、その目指す先に令和版「昭和維新」の姿が浮かび上がってくる。
2023.9.14
多くの店頭で街路樹を勝手に伐採・枯死させていたと言われるビッグモーター。そもそも、これまで彼らの所業に誰も気づかなかったのだろうか。街路樹問題からは、本来の目的を忘れて「空気を優先する」日本人の文化の一端が垣間見える。
2023.9.11
ジャニー喜多川氏の性加害問題についてジャニーズ事務所が開いた記者会見は、日本中の注目を集めた。かつてジャニーズ事務所と孤独な戦いを繰り広げた元週刊文春編集長が、会見を見て感じた「課題」を語る。
2023.9.5
ジャニーズ性加害事件の波紋が広がっている。しかし番組などを見ていると記者たちの及び腰の質問が目立ち、ツッコミが浅く、隔靴掻痒の記者会見ばかりだと感じる人も多いだろう。かつて芸能リポーターの梨元勝さんは、週刊文春以上にジャニーズ事務…
アクセスランキング
日高屋会長がクビにした2人の社員「労働基準法に引っかかって裁判にかけられてもいい」と決断したワケ
アクセル踏み間違いで多発する「プリウスミサイル」…悪いのはトヨタか、高齢ドライバーか?
鹿島、大林、清水、大成…ゼネコン4社で「独り負け」増収率が4四半期連続でマイナスの企業は?
そりゃ高くても乗りたくなるわ…東海道新幹線に導入の「半個室」の気になる料金
「北海道旅行でどこに行きたい?」→困難家庭の子どもたちの答えに胸が痛む…【子どもの体験格差】
日高屋会長がクビにした2人の社員「労働基準法に引っかかって裁判にかけられてもいい」と決断したワケ
こりゃトヨタも抜かれるわ…テスラを超えた「BYD」を軽く見る日本人を待ち受ける「受け入れがたい未来」
【定年後の仕事】無理をせず「短時間で働ける職種」ランキング、2位は清掃員。では1位は?
「帰国したら2度と食べられない」ハーバードの学生が日本でハマった「意外な食べ物」〈2024年度1位〉
仕事ができない人の特徴。2位は「誰にも頼らず自分でやろうとする」。では、1位は?
「すぐに店長を呼べ。クビだ!」ユニクロ柳井正がブチギレた緊迫現場「抜き打ちチェック」がしんど過ぎて涙目になる〈2024年度2位〉
メールで「~してください」を「~して下さい」と漢字で書く人が知らない事実〈2024年度・会員ベスト3〉
水の代わりに飲むだけで“糖尿病リスク”を下げる「すごい飲み物」3選…コーヒー、緑茶とあと1つは?【専門医が推奨】〈2024年度6位〉
こりゃトヨタも抜かれるわ…テスラを超えた「BYD」を軽く見る日本人を待ち受ける「受け入れがたい未来」
早死にしたくない人が、バターの代わりに使っているもの【22万人を33年間追跡調査】
メールで「~してください」を「~して下さい」と漢字で書く人が知らない事実〈2024年度・会員ベスト3〉
ユニクロ柳井正がカチンときた「絶対に言ってはいけない言葉」カン違い社員への忠告が厳しすぎて涙目になる〈2024年度9位〉
東京ディズニーでバイトする高学歴大学生たち、東大、千葉大、法政大卒業後の「意外な進路」〈再配信〉
老後も「人に恵まれる人」と「孤立する人」、顔を見れば一発でわかる決定的な「差」とは?〈2024年度・会員ベスト2〉
この写真、何かがおかしい…サイゼリヤ「ミラノ風ドリア」の異変、あなたは気づけますか?