2024.8.22 日本株が米大統領選後に上昇を期待できる理由、利上げ恩恵の銀行株以外の有望業種は? 株価急落の要因となった米国景気後退懸念は和らぎつつあり、円高も落ち着きつつある。だが、米国大統領選挙が終わるまでは不透明感は拭えない。株価上昇は選挙後だろう。その後の25年に向けて投資対象として有望な業種を検証していく。
2024.7.25 2024年下期に期待大の日本株「5つの投資先」は?海外投資家が「二大構造変化」に熱視線 日本株が7月以降、乱高下した理由を考えると、米国発の要因が大きかった。一方で、日本株の底堅さを感じさせる側面もあった。それぞれの要因を振り返りながら、今年下期以降の日本株の投資戦略を展望する。
2024.6.27 全世界株式「10年投資」のリスクとリターンは?分散・長期投資のリスク調整の効能 株式投資はリスクが高い。それは事実である。ただ、投資先を分散したり、他の商品との投資を組み合わせたりすることでリスクを調整できる。長期間投資すれば、そのこと自体がリスクを低下させる。それらの組み合わせで個々人が許容できる最大損失額…
2024.5.30 銀行株、テック株…2024年後半に投資妙味ありとみる「4つの銘柄群」の選び方 2024年3月本決算時に発表された自社株買い総額は過去最高を更新した。今後も日本企業の企業統治改革は進みそうだ。例年通り会社の業績予想は保守的で、秋以降の上方修正の公算は大きい。年末に向けて株価上昇が期待できる環境下で投資妙味のある株…
2024.5.2 株価を下げる米大統領選の最悪シナリオは?大統領選の株式市場への影響を徹底検証 これまでの相場をけん引してきた大型テクノロジー株の決算を控え、株式市場のボラティリティが高まっているが、今年はさらにボラティリティを高めるイベントが待ち受けている。それは米国の大統領選挙だ。その動向と株価との相関について検証する。
2024.4.4 東証経過措置あと1年で上場基準未達は359社、「インフレある世界」で進む新陳代謝 日本経済はインフレのある世界に入った。賃金と物価の好循環が見通せるとして日本銀行がマイナス金利解除に踏み切ったのがその証左である。今後の日本の株式市場においては、コーポレートガバナンス改革への取り組みの差が企業価値の格差となり、新…
2024.3.7 日本株急上昇をもたらした4要因、2024年は「銀行・不動産株」が優位に? 日経平均株価が高値更新を続けている。米国株上昇や円安といった外部要因のサポートに加え、日本企業の企業統治改革や昨年を上回る賃金上昇期待など内部要因も株価を支えている。ただ、今後米国の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに伴う円高転換…
2024.2.8 AI市場は2027年に4200億ドルに拡大、「年72%成長」の恩恵を受ける2大業種 AI市場は2027年には4200億ドルに拡大し、22年の15倍の規模に達する。24年にAI関連の銘柄で最も市場拡大の恩恵を受けるのはどの業種か。サイクルに基づいて分析するとともに24年の市場全体の環境を検証する。
2024.1.11 2024年日本株で優位に立つ銘柄選びのポイント、上期は「銀行・バリュー株」で下期は? 2023年は利上げが継続する中、拡大を続けた世界経済と円安が日本株を支えた。24年はこの二つの要因が反転する可能性が高い。そうした環境下では、高成長かつROE、利益率が改善し、財務体質が良好な質の高い銘柄が優位に立つ相場となるだろう。
2023.12.14 2024年「新NISA」開始で日本株は上昇するか、相場の下支えになってもけん引役にはならない? 2024年から新NISAがいよいよ始まる。相場のけん引役として期待する声も少なくない。しかし、これまでのNISA口座の動向を見る限り、相場を下支えすることはできても、上値をけん引することはなさそうた。ただ、日本の投資家の志向が安全性から収益性…
2023.11.16 AI関連銘柄の24年以降のけん引役、半導体から「ソフトウエア&インターネット」に移行 AI関連銘柄と聞いて真っ先に思い浮かぶのは半導体メーカーだろう。しかし、AI市場が成長していくにつれて中心となるセクターは変わっていく。来年以降、ソフトウエア企業、インターネット企業に株価の上昇余地があるとみている。
2023.10.19 日本株「インフレ定着」がもたらす2大変化、海外投資家の資金流入の鍵は? 足元では米国の金利、景気動向が日本の株式市場を左右している。だが、2024年にかけては安定的なインフレの定着がもたらす日本企業の変化に投資家の目が向き始めそうだ。それは自社株買いに代表されるコーポレートガバナンスの改革と事業再構築によ…