前回の記事では、実店舗で自治体ポイントを利用するために、JCBのOki Dokiポイントを留保ポイントに交換するまでの方法を解説した。
(※関連記事はこちら!⇒商店街で使える「自治体ポイント」の交換方法とは?クレジットカードで貯めたポイントやマイルを地元商店街の買い物で使うための手順を徹底解説!)
■マイナンバーカードの「自治体ポイント」とは?クレジットカードなどで貯めたポイントやマイルを商店街や「めいぶつチョイス」で利用できるように!
■「マイキープラットフォーム」の登録方法を解説!マイナンバーカードの「自治体ポイント」を使うなら自治体の図書館などで「マイキーID」を作成しよう!
今回は、留保ポイントを自治体ポイントに交換して、元住吉駅の近くにある「モトスミ・ブレーメン通り商店街」で利用してみたので紹介したい。
「留保ポイント(地域経済応援ポイント)」を
「川崎市の自治体ポイント」に交換しよう!
モトスミ・ブレーメン通り商店街には、「ブレカ」というポイントカードがあり、この「ブレカ」で貯まる・使えるのが「ブレカポイント」だ。つまり今回は、最終的にブレカポイントを入手するのが目的だ。
ポイントの流れを整理すると下記のようになる。
Oki Dokiポイント
↓
留保ポイント(地域経済応援ポイント)
↓
川崎市の自治体ポイント
↓
ブレカポイント
前回は、Oki Dokiポイントを留保ポイントに交換したので、次は、その留保ポイントを川崎市の自治体ポイントに交換する必要がある。
(※関連記事はこちら!⇒商店街で使える「自治体ポイント」の交換方法とは?クレジットカードで貯めたポイントやマイルを地元商店街の買い物で使うための手順を徹底解説!)
そこで、「めいぶつチョイス」で自治体ポイントを使ったときのように、「留保ポイントを個別自治体ポイントに移行」でポイント交換することにした。都道府県を「神奈川県」で検索すると、「【川崎市】前画面で特定支援イベントを選択」と表示された。
(※関連記事はこちら!⇒「めいぶつチョイス」で自治体ポイントを使う方法!マイナンバーカードの「自治体ポイント」を使って、お得に「宮崎牛サーロインステーキ」を買ってみた!)
そのままクリックしようと思ったが、「前画面で」という言葉が気になった。左側メニューを見ると、「留保ポイントを個別特定支援イベントに移行」というメニューがあった。
そのメニューをクリックして、都道府県を「神奈川県」で検索すると、「自治体名」に「川崎市」が表示された。
「川崎市」をクリックすると、「【期間限定】川崎市実証実験ポイント」と表示された。おそらく、こちらが今回利用するブレカポイントに交換できる自治体ポイントだろう。
「【期間限定】川崎市実証実験ポイント」を選択すると、移行ポイント数を指定できた。今回は、留保ポイントを1000ポイント保有していたので、すべて交換した。
「マイキープラットフォーム」のトップページにアクセスすると、「【期間限定】川崎市実証実験ポイント」が1000ポイントになっていることを確認できた。
「川崎市の自治体ポイント」を「ブレカポイント」に交換する方法と
実際にモトスミ・ブレーメン通り商店街で使う方法を解説!
続いて、「【期間限定】川崎市実証実験ポイント」を「ブレカポイント」に交換して利用するため、元住吉駅の近くにある「モトスミ・ブレーメン通り商店街」に行った。
今まで筆者は、元住吉に行ったことがなかったが、駅からエスカレーターで降りると、かなり大きな商店街が目に入った。
まず、川崎市実証実験ポイントをブレカポイントに交換するために「コミュニティーセンター(ブレカステーション)」を探した。
コミュニティーセンターは、駅から5分ほどの場所。マイキーIDの作成サポートの旗もあるのでわかりやすかった。
担当者に、「マイナンバーカードのポイントを使いたい」と伝えると、「初めてなので時間がかかるかもしれない」とのことだった。期間中にマイナンバーカードを使う人はほぼいないだろうと思っていたので、予想通りの返答ではあった。
続いて、モトスミ・ブレーメン通り商店街のポイントカード「ブレカ」を作成した。このブレカがなければ、自治体ポイントは使えない。このブレカに、自治体ポイントの「川崎市実証実験ポイント」を移行してもらった。なお、ブレカとマイナンバーカードを渡すと、ポイントを交換してくれるが、移行時には9%分の手数料が必要になるため、「1000川崎市実証実験ポイント⇒910ブレカポイント」になった。
どこでブレカを使えるのか確認したところ、下記のマップの太字になっているお店で使えるとのことだった。
「子供のお土産に」と思い、コミュニティーセンターの近くにあるドーナツ屋「イクミママのどうぶつドーナツ」で買い物をすることにした。
しかし、ドーナツを買うときにブレカポイントを使えるか聞いたところ、「ブレカポイントの付与はできますが、使うことはできません」との返答。いまさら、「ブレカポイントが使えないないなら、ドーナツはいらない」とも言えないので、ひとまず、普通にドーナツを購入して、ブレカポイントを付与してもらった。
ちなみに、「イクミママのどうぶつドーナツ」では、猫や犬など、動物の顔の形をしたドーナツを販売していた。筆者が訪れたのはクリスマス前だったので、サンタやトナカイ、ツリーの形をしたドーナツもあった。
もう一度、コミュニティーセンターに行って、ブレカポイントを“使えるお店”を確認。コミュニティーセンターの目の前にある「カルディコーヒーファーム」は、ブレカポイントを使えるとのことだった。
気を取り直して、「カルディコーヒーファーム」で買い物することにした。「鏡餅」と「人形焼き」という微妙なチョイスだが、保有しているブレカポイントで買えるものとして選んだ。
もともと、910ブレカポイントを保有していたが、「イクミママのどうぶつドーナツ」で1510円の買い物をしたことで13ポイントを獲得したため、923ブレカポイントを保有していた。そして、「カルディコーヒーファーム」で798円分のブレカポイントを使ったため、最終的には132ブレカポイントが残った。
最後に、念のために「マイキープラットフォーム」にログインした。「【期間限定】川崎市実証実験ポイント」が0ポイントになっていることを確認できた。
おそらく、他の自治体でも行われている自治体ポイントの実証実験も同じ流れだろう。
今回、ネットショッピングと実店舗のそれぞれで自治体ポイントを使ってみたが、やはり、マイナンバーカードを作成したうえで、マイキーIDも作成しなければならないというのは、かなりハードルが高い。しかも、クレジットカードのポイントを自治体ポイントに交換したあとに、実店舗用のポイントカードのポイントに交換しなければならないので、ポイントに詳しい筆者でも、かなり大変だった。
留保ポイントを各自治体の自治体ポイントに交換せずに、そのままマイナンバーカードを地方自治体で使えるようになれば、もう少し、利用するハードルは下がるのではないだろうか。
以上、今回は、マイナンバーカードの自治体ポイントを商店街の買い物で使う方法を解説した。
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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