クレジットカードおすすめ最新ニュース[2022年]

電子マネー「iD」の“i”が、小文字になった理由とは?
ドコモの担当者に意味を聞いたら、サービス開始当時
に全盛期だった「iモード」が由来であることが判明!

2021年5月16日公開(2022年3月29日更新)
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電子マネーの「iD」

 「Apple Pay」の普及で、電子マネーの「iD」の名称が一般化してきた。
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 「iD」が誕生したのは2005年12月1日のこと。15年以上の歴史があるわけだが、なぜ「iD」の“ i ”が小文字なのか、ふと気になった。

 iPhone、iPS細胞、歌手のLiSAなど、“ i ”が小文字になっている名称は多い。これらに関してはその理由を見つけることができたが「iD」だけはわからない。「iD」の公式サイトにある「『iD』の概要、お申込みについてのご質問」のページには、「iDの由来」について以下のように説明されている・

「自己証明、存在証明」を意味する「Identity」と「身分証明書・社員証」などを意味する「iD」から由来しています。

 クレジット機能を持った携帯電話・スマートフォンは単なるモノとしての機能を超え、「一人一人が必ず持つ、自分自身の分身のような存在になっていく」という意味が込められています。

 ここにも“ i ”が小文字である理由は書かれていない。2005年11月8日に出された「iD」の開始についてのニュースリリースも同様だ。そこで、筆者なりにふたつの説を考えてみた。

 ひとつは、1992年2月からドコモが提供してきた「iモード」にちなんでいるという説。

 「iモード」とは、携帯電話でインターネットを楽しめるサービスのこと。サービスが始まった当初は、まだまだインターネットが身近な存在ではなかったが、2000年頃にようやく「ADSLサービス」が始まり、携帯電話でメールを利用する必要性から「iモード」は爆発的に普及した。

 下記のグラフは「iモード」の契約者数の推移だ。

 「iD」が始まった2005年頃には、「iモード」の契約者数が約4500万人を突破しており、認知度も非常に高くなっていた。そこで「iモード」にあやかって、「ID」ではなく「iD」にしたのではないか、という説だ。

 もうひとつは商標の問題。「iD」のロゴには、登録商標されていることを示す「®」が付いている。おそらく、身分証明書などを意味する「identification(ID)」では、商標登録できないのではないだろうか。商標登録に関する審判決要約集の「ありふれた氏又は名称を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標」という実例を見ると、「ID」での登録は難しそうだ。そこで「ID」ではなく、商標登録できそうな「iD」にしたのではないか。

 「Blu-ray」も「Blue」ではなく「Blu」にしたのも、商標で認められない可能性があるからで、「iD」についてもこの理由が正しそうだが、真相はどうなのだろうか。そこで、ドコモに直接問い合わせてみることにした。即答できないということで、約1時間後に折り返しの連絡があった。

 担当者によると「『iD』が誕生したときは『iモード』の全盛期だったので、それに合わせて“ i ”が小文字になった」とのことだった。どうやら、前者の“iモード由来説”が正解だったようだ。

 ちなみに、筆者はNTT東日本で働いていたことがあり、当時は「Lモード」の開発を行なっていた。この「Lモード」の“ L ”は「Living(生活)、 Lady(女性向けメニューが豊富)、Local(地域に根ざした)、Large(大きい画面、大きいボタン)」などを意味している。なぜ“ L ”が大文字になったかというと、確か「『iモード』の“ i ”が小文字だから、それよりもサービスを大きくするため、大文字の“ L ”にした」と聞いた記憶がある。

 そもそも「L」を小文字にすると「I(大文字のi)」なのか「l(小文字のL)」なのかわかりにくいということもあるだろうが、ニュースリリースを見ても「Lが大文字の理由」は掲載されていなかった。いずれにしても、「Lモード」は「iモード」よりも早くサービスを終了してしまった。

 以上、今回は「iD」の“ i ”が小文字の理由について解説した。

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【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】
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次年度以降も
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