
筆者は、雑誌や新聞などの取材を受けることが多いが、マイナンバーカードの「自治体ポイント」について聞かれたことは、ほとんどない。むしろ、こちらが自治体ポイントについて話しても、相手のほうが自治体ポイントの存在を知らない場合が多い。
(※関連記事はこちら!⇒マイナンバーカードの「自治体ポイント」とは?クレジットカードなどで貯めたポイントやマイルを商店街や「めいぶつチョイス」で利用できるように!)
前回の記事では、JALマイルを自治体ポイントに交換して、ふるさと納税の返礼品の一部を購入できるWebサイト「めいぶつチョイス」で利用する方法を解説した。今回は、ネットショッピングではなく、町中の店舗で自治体ポイントを使ってみたので紹介したい。
(※関連記事はこちら!⇒「めいぶつチョイス」で自治体ポイントを使う方法!マイナンバーカードの「自治体ポイント」を使って、お得に「宮崎牛サーロインステーキ」を買ってみた!)
JCBのクレジットカードでためたポイントを自治体ポイントに交換!
いまなら、ポイント増量キャンペーンも実施中でお得!
2017年12月13日(水)より、JCBカードのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」が、自治体ポイントに交換できるようになった。今回は、このOki Dokiポイントを自治体ポイントに交換することにした。
■JCB CARD W(ダブル) | ||
還元率 | 1.0~3.0% | |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(永年無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
QUICPay | |
関連記事 | 「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! | |
通常の交換レートは、「250 Oki Dokiポイント⇒1000円分の自治体ポイント」なのだが、2018年3月12日までの期間限定で、「200 Oki Dokiポイント⇒1000円分」で交換できるキャンペーンを実施している。お得かどうかは微妙なところだが、「自治体ポイント」がなければ始まらないので、さっそく交換した。
下記の記事の通り、JALマイルを自治体ポイントに交換する場合は、「ID連携」による交換だったが、Oki Dokiポイントを自治体ポイントに交換する場合は、「クーポンコード」での交換になる。まずは、「クーポンコードの交換」の手順について詳しく解説しよう。
(※関連記事はこちら!⇒「自治体ポイント」の交換方法や注意点を徹底解説!クレジットカードのポイントやJALのマイルなどを総務省の「自治体ポイント」に交換してみよう!)
JCBカードのWebサービス「My JCB」で、
「Oki Dokiポイント」を「自治体ポイント」に交換
まず、Oki Dokiポイントを自治体ポイントに交換するために、「My JCB」にログインした。そして、左側のメニューにある「ポイントサービスの紹介・申込」をクリック。次に、「オンラインギフト商品への申込」をクリックすると、交換先として「自治体ポイント1000円分」というメニューがあった。

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交換先が「自治体ポイント」と書かれているのはわかりやすい。参加企業によっては、正式名称の「地域経済応援ポイント」と書かれていることがあるが、利用者にとっては、自治体ポイントへの交換と思っているはずなので、どの企業も「自治体ポイント」と書くべきだろう。
マイナンバーカードのキャラクターである「マイキーくん」のロゴをクリックすると、何口交換するか選べる画面が表示された。1口(1000円分の自治体ポイント)は、200 Oki Dokiポイントで交換できる(キャンペーン中のみ)ので、1口で設定して「確認画面へ進む」をクリック。交換に必要なポイント数や残りのポイント数などが表示されたので、「My JCB」のパスワード、クレジットカードのセキュリティコードや有効期限を入力して、交換は完了。
すると、即座に自治体ポイントのクーポンコードが発行された。
自治体ポイントのクーポンコードを
「マイキープラットフォーム」に登録する方法を解説!
続いて、自治体ポイントのクーポンコードを「マイキープラットフォーム」に登録。保有しているクーポンコードをクリックすると、「マイキープラットフォーム」に移動した。
「マイキープラットフォーム」にログインすると、クーポンコード利用の確認ページが表示された。
内容を確認し、「実行」ボタンをクリック。これで、自治体ポイントのクーポンコードの登録は完了だ。
もし、「My JCB」で、Oki Dokiポイント交換後の画面を閉じてしまっていても、メールで、クーポンコードと登録URLが送られてくるので、そこから登録すればいい。
なお、登録URLをクリックしてもクーポンコードを登録できない場合は、「マイキープラットフォーム」にログインして、左側のメニューにある「クーポンコードを利用して移行」から登録できる。
クーポンコードで交換したポイントは、「留保ポイント」という名前だ。この「留保ポイント」とは、それぞれの自治体の「自治体ポイント」に交換できるポイントのこと。「留保ポイント」の詳細については、下記の関連記事を参考にしてほしい。
(※関連記事はこちら!⇒「自治体ポイント」の交換方法や注意点を徹底解説!クレジットカードのポイントやJALのマイルなどを総務省の「自治体ポイント」に交換してみよう!)
続いて、留保ポイントを自治体ポイントに交換する必要がある。前回と同じように交換すればいのかと思っていたが、微妙に交換方法が異なるようなので、詳しい交換方法については、次回の記事で解説しよう。
以上、今回は、町中の店舗で自治体ポイントを使うために、クレジットカードなどで貯めたポイントを自治体ポイントに交換する方法を解説した。次回は、留保ポイントを自治体ポイントに交換する方法のほか、実際に自治体ポイントを使うところまで解説したい。
■JCB CARD W(ダブル) | ||
還元率 | 1.0~3.0% | |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(永年無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
QUICPay | |
おすすめポイント | 2017年10月24日に、JCBから年会費無料&高還元のエントリーカードが登場! 年会費無料で通常還元率は1.0%、さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン-イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%と、驚異的な還元率に! しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群! | |
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【2021年1月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税抜) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆OricoCard THE POINT (オリコカード・ザ・ポイント) |
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1.0~2.5% | 永年無料 | JCB Master |
Suica ICOCA |
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【OricoCard THE POINTのおすすめポイント】 年会費無料ながら新規入会後6カ月は2.0%の高還元率で、7カ月以降も通常還元率が1.0%の高還元クレジットカード。「オリコモール」活用で「Amazon」では還元率2%になるほか、各サイトで貯まるポイントも含めれば「楽天市場」では還元率2.5%、「Yahoo!ショッピング」では還元率3.0%、サイトによっては還元率15%以上に達するなど、ネットショッピングでは最強レベル。また、「iD」と「QUICPay」を搭載しているので少額決済でも便利。貯めたポイントは「Amazonギフト券」「iTunesギフトコード」なら即時交換ができるので、ポイントの使い勝手も◎! |
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◆dカード | ||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【dカードのおすすめポイント】 テレビCMでもおなじみの「NTTドコモ」のカードだが、auやソフトバンク利用者でもお得! 通常還元率1%と高還元で、2019年9月16日以降の申し込み分から年会費が永年無料になり、ますますお得なカードに進化! さらに「dカード」で貯まる「dポイント」は携帯電話料金に充当できるほか、JALのマイルなどにも交換可能で、ドコモユーザー以外でもお得なクレジットカードだ。 |
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◆アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード |
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1.5%~ | 1万円 | AMEX | Suica ICOCA |
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【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのおすすめポイント】 「マイル系最強カード」との呼び名が高いクレジットカード。対象航空会社・旅行会社28社で航空券代金やツアー代金を決済すると通常の3倍のポイントが貯まるので、航空会社発行のカードよりもマイルが貯まりやすいのが魅力。さらに、貯まったポイントは提携航空会社15社のマイルに自由に交換可能で、しかもポイントは無期限で貯められるのも大きなメリット! 「長距離+ビジネスクラス」の特典航空券に交換すれば、還元率は1.5%よりも高くなる! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~3.0% | 永年無料 | JCB | QUICPay |
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【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 年会費無料で通常還元率は1.0%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン-イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%になるお得なカード。しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群! |
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◆イオンカードセレクト | ||||
0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
Suica ICOCA WAON |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利が通常の30倍=0.03%になる(こちらの記事を参照)。メガバンクの定期預金金利が0.002%の今、普通預金金利が0.03%になるのはお得!「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! |
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