クレジットカードおすすめ最新ニュース[2021年]
2015年7月17日 ポイ探ニュース(菊地崇仁)

「ビックカメラSuicaカード」や「エクスプレス予約」
「えきねっと」をフル活用して夏休みに備えよう!
新幹線の東京⇔関西のチケットをお得に買う方法

 夏休みが近くなり、どこへ旅行に行くか考え中の人も多いかと思う。中には、東海道新幹線で関西へ旅行に行こうと計画を立てている人もいることだろう。

 東海道新幹線で関西に行く際、エクスプレス予約がお得だと考えている人は多いだろう。しかし、お得なのはエクスプレス予約だけではない。そこで今回は、エクスプレス予約以外でお得に関西行きの切符を購入する方法を紹介しよう。

エクスプレス予約なら、
東京~新大阪間の片道切符で1000円以上お得

 最初に、エクスプレス予約について解説すると、これはJR東海、JR西日本が行っている東海道・山陽新幹線をスムーズ&スピーディに利用するための会員制ネット予約サービスだ。

 年会費が1000円(税抜)かかるものの、一般の切符よりもお得な金額で東海道新幹線に乗車できるうえ、チケットレスで乗車できる、予約変更が無料、払戻手数料が安いなど、かなり魅力的なサービスとなっている。

 例えば、東京から新大阪の片道の指定席料金は、通常1万4450円なのに対し、エクスプレス予約の「EX-ICサービス」では1万3370円と1080円と安い。また、「e特急券」+乗車券を利用すれば1万3570円となり、通常料金より880円安くなる。

■東京⇒新大阪の新幹線指定席料金の比較
 切符の買い方 運賃
 通常料金 1万4450円
 エクスプレス予約  EX-IC 1万3370円
 e特急券+乗車券 1万3370円

 東海道新幹線の停車駅だけに下車する場合、上記のようにエクスプレス予約がお得だ。しかし、新幹線の停車駅から在来線に乗り換える際には別途料金がかかるというデメリットがあるので注意しよう。

お得に旅行をするには切符の買い方に注意!

 エクスプレス予約以外の方法でお得に関西に行くには、クレジットカードや「えきねっと」を利用するといいだろう。

 たとえば「ビックカメラSuicaカード」なら、年1回利用すれば実質年会費が無料となる上、「えきねっと」で獲得したポイントもまとめることが可能。旅行の際の切符、JRの定期券、Suicaのチャージについては、1000円につき15円分と通常の3倍のビューサンクスポイントが貯まるので、大変お得だ。貯まったビューサンクスポイントはSuicaに移行可能なので、日常の買い物や電車代に利用できる。
(関連記事⇒北陸新幹線の開業で「ビューカード」がお得に!「ビューカード」を使って東京~金沢間を旅行し、ビューポイント&えきねっとポイントを獲得しよう!

 また、「ビックカメラSuicaカード」で切符を購入し支払い金額が1000円未満であった場合も、自宅で「PaSoRi(パソリ)」などの非接触ICカードリーダー/ライターを用いて1000円+“切符購入時の1000円未満の差額”をチャージすればOK。1000円未満ではなくなるので、1000円ごとに6ポイントが付与されるビューサンクスポイントを獲得することができる。

 さらに、クレジットカード以外でもお得にチケットを買える方法を2つ紹介しよう。

切符は乗車券と特急券は別々に購入すれば
途中下車にも柔軟に対応できる

 まず、切符は乗車券と特急券は別々に購入すること。これは、乗車券が片道100キロ以上(JR東日本のSuicaが使用できるところ以外)の場合、後戻りをしなければ1枚の切符で途中下車ができるためである。一方、特急券は途中下車ができない。つまり乗車券と特急券を分けることで、柔軟に旅行プランを立てることが可能となるのだ。

 ただし、乗車駅が都区内である場合、同じ都区内で途中下車したらその後は同じ切符を使うことができないので注意しよう。

 例えば、東京都区内⇒大阪市内の切符の場合、赤羽から乗車して上野で一時下車すると、それ以降同じ切符は利用できない。同様に、大阪市内で乗車し新大阪で途中下車した場合もその時点でその切符は使うことができなくなる。
 そのため、切符を買うときは都区内、横浜市内、名古屋市内、京都市内、大阪市内、神戸市内、広島市内、北九州市内、福岡市内、札幌市内、仙台市内といった特定都区市内の発着を避けた買い方をするとよいと言える。

あえて先の駅まで切符を買い
片道601㎞以上にして往復割引を使おう!

 片道601キロ以上の乗車券を往復で購入すると、運賃が10%割引(10円未満切り捨て)となる。これは学割との併用も可能だ。そのため、東京から距離が600㎞以下の大阪や神戸に行く際は、そのまま往復で切符を購入するよりも、あえて先の駅まで、つまり片道601キロ以上になる駅までの往復乗車券を購入するほう安くなる。

 例えば、都区内(東京駅からの距離が基準となる)から大阪市内(大阪駅が基準)へ行く場合、距離は556.4 kmで乗車券は片道8750円となる。また、都区内から神戸市内(神戸駅が基準)の場合、距離は589.5kmで乗車券は片道9290円だ。

 しかし、大阪の場合には東海道線(JR神戸線)や福知山線、関西本線、学研都市線のいずれかの沿線の駅まで、神戸の場合には山陽本線(JR神戸線)で西明石駅までと、乗車距離を600㎞以上に延長することで、往復割引が利用可能となる。往復割引を利用した場合の料金は、大阪、神戸ともに片道8640円(実際は同じタイミングに往復で買わないといけない)。乗車距離を調整し往復割引を利用することで、大阪の場合には片道で110円、神戸の場合には650円安くなるのだ。

 以上のことから、大阪、神戸に行く際には片道601キロ以上の距離の乗車券を都区内発、大阪市内や神戸市内着ではない場所からの切符を購入することがベストと言える。

 ちなみに、往復割引を用いた切符でUSJに行くときには、西九条からルートを外れてしまい、その分の差額料金が必要となるので注意しよう。

往復割引を利用すると実際にどのくらいお得なのか?

 筆者は実際に、消費税が5%から8%に上がる直前の2014年3月に大阪、京都へ旅行に行ってきた。その際には、写真のとおり、宇都宮線の東大宮から関西本線の久宝寺までの609.9kmの切符を、往復割引を利用して購入した。

 全行程を見ると、新宿⇒品川⇒新大阪⇒大阪城⇒あべのハルカス(天王寺)⇒難波⇒天満⇒大阪(梅田)⇒新大阪⇒京都⇒都区内である。あべのハルカスの最寄り駅となる天王寺からJR難波以外の区間は、すべて東大宮から久宝寺までの往復の切符で旅行をした。つまり、往復の切符2枚だけで別途料金もかからず、あべのハルカスや京都も回ることができた。

 これがエクスプレス予約ならば、東京・品川から新大阪までが片道1万3370円と安いが、それ以外の場所に行くにはすべて別途料金が1554円かかる。それに対し、筆者の場合は、片道1万4340円+160円(天王寺~JR難波:Suicaで精算)だけで旅行ができた(いずれも消費税8%)。

 旅行に行くとなるとお金がかかってしまうが、切符の買い方次第でお少しでもお得かつ効率的に行くことができる。ぜひ路線図やネットを参考にしながら旅行をエンジョイしてほしいと思う。

 以上、今回はエクスプレス予約以外でお得に新幹線の乗車券を購入する方法を紹介した。