キリンホールディングス
関連ニュース
木村拓哉で好感度アップ!?日産やカルビーが「リブランディング」で復活した理由
柏木理佳
企業のイメージを維持するのは至難の業だ。みずほ銀行や日産などの不祥事だけでなく、大量生産、大量破棄が印象付けられたアパレル産業や、コロナ禍の行動自粛が呼び掛けられる中でマイナスのイメージが付いてしまった観光業などもある。しかし、中には逆境からリベンジできた企業もある。コロナ禍で業績悪化企業が増える中、リブランディング戦略によって勝ち抜いた企業を紹介する。

糖質ゼロビール対決は「キリン圧勝サントリー低迷」、明暗はどこで分かれたか
ダイヤモンド編集部,山本興陽
17年連続で縮小するビール類市場の中で、“成長領域”としてビール大手が注目するのが「糖質ゼロビール」だ。先行するキリンに挑戦状をたたきつけたサントリーの新商品の売れ行きは思わしくなく、キリンの“独り勝ち”状態が続いている。明暗はなぜ分かれたのか。

#11
山崎製パン、カルビー、キッコーマンに続く値上げはここだ!食材高騰に食品メーカーも苦悩
ダイヤモンド編集部,杉本りうこ
世界で進む資源高は、鋼材のような工業材料ばかりか、小麦粉や食用油など食品価格の高騰も招いている。昨年秋から相次いでいる食品の値上げは、どこまで広がるのか。次に値上げが予想される企業を探るとともに、食品業界を襲う「構造的なリスク」にも迫った。

サントリー新浪氏とキリン磯崎氏、「長期政権」ビール2社のトップ人事を先読み!
ダイヤモンド編集部,山本興陽
「いつ交代しても違和感はない」――。ビール業界関係者の間で話題になる二つのトップ人事がある。長期政権となっているキリンホールディングス・磯崎功典社長とサントリーホールディングス・新浪剛史社長だ。2022年、彼らは続投するのか、それとも退任するのか。注目人事の行方を追った。

大手企業の約2割が中国「撤退・縮小」を検討、海外事業“リストラ候補エリア”ランキング
ダイヤモンド編集部,名古屋和希
米中対立などの地政学リスクを背景に、海外進出する日本企業の事業環境が激変している。“会計ビッグ4”の一角PwC Japanグループが大手企業約300社に実施した調査を基に、海外事業“リストラ候補エリア”ランキングを作成した。トップは中国で、約2割の企業が中期的に中国事業の撤退や縮小を検討していることが分かった。

キリンの9月ビール類販売数20%減とアサヒの販売額15%減の裏に「逆転現象」
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,加藤桃子
コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移から、6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする。今回は、2021年7~9月度のビール編だ。

決算書理解のスピードが上がる!絶対に知っておきたい「財務3表」たった1つのコツ
ダイヤモンド編集部,清水量介
財務3表の理解でつまずく人は多いだろう。しかし、コツさえ掴めば簡単だ。ここでは、財務3表の読解に進む前に、絶対に身につけておくべき大事な一つのポイントを紹介する。それを事前に抑えてしまえば、決算書の理解のスピードが変わるはずだ。ダイヤモンド編集部の大人気企画「決算書100本ノック!」からエッセンスを凝縮して紹介する。

キリン・アサヒ・サッポロ、ビール3社がそろって減収となった三者三様の事情
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,笠原里穂
コロナ禍からの企業業績の回復は、勝ち組と負け組の格差が拡大して「K字型」に引き裂かれていくという二極化の議論が強まっている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は、ビール業界の3社について解説する。

#6
アサヒとキリンの海外大型買収が21年は一服の理由と、次に買う「時期とジャンル」は?
ダイヤモンド編集部,山本興陽
国内ビール市場が縮小を続ける中、ビール2強のアサヒとキリンは海外M&Aに活路を見出してきた。しかし、21年は、目立ったM&Aが行われていない。実は、決算書を読み解けば、21年が”凪”となっている理由がわかるだけでなく、次に買収する「時期」と「ジャンル」まで浮かび上がる。

INDEX
決算最速反映!決算書100本ノック!2021冬
ダイヤモンド編集部
2022年3月期中間決算から「最速」のタイミングで、大人気の決算書特集をお届けする。今回の決算の重要ポイントは、“来期の見通し”だ。コロナ禍からの経済復活をにらんで、企業がどのようなストーリーを携えて成長戦略を描いているのかが如実に分かる。ビジネスパーソンや投資家にとって、決算書は最大の情報源だといえるのだ。ダイヤモンド編集部の会計特集はシリーズ累計126万部(「週刊ダイヤモンド」)。中でもこの『決算書100本ノック!』は人気企画である。日々流れる経済ニュースが、決算書ではどのように反映されているのか。本特集では、簿記や仕訳など難しい予備知識ゼロでも理解できるように、「財務3表」を大きな図で分かりやすく解説。おのずと決算書の勘所が身に付く設計になっている。決算書をマスターできれば、あなたのキャリアが豊かになること間違いなしだ。

キリンビール社長人事で「新・出世ルート」に脚光、注目の幹部ポストとは?
ダイヤモンド編集部,山本興陽
キリンホールディングスは傘下のキリンビール社長に、キリンビバレッジ社長の堀口英樹氏(59)が内定したと発表した。この社長人事で浮かび上がる「新・出世ルート」に、社内外の注目が集まっている。

#8
「茶坊主のキリンvs外様のアサヒ」役員登用に違い鮮明、ビール2強の出世とカネの裏事情
ダイヤモンド編集部,山本興陽
ビール蒸発という緊急事態に直面するビール2強。その出世事情を見ると両者は対照的だ。キリンホールディングスの役員にはプロパー出身の「茶坊主」が並び、アサヒグループホールディングスは「外様」が多数を占める。2強の出世とカネの裏事情を追った。

#7
アサヒGHD海外戦略のキーマン激白!2兆円超のビール事業買収完了も「最終形ではない」
ダイヤモンド編集部,山本興陽
2兆円超を投じ、海外で大型買収を進めたアサヒグループホールディングス。5年前、わずか8%にすぎなかった事業利益の海外比率は70%超に急拡大した。指揮するのは、日立製作所出身という業界では異色の経歴を持つ朴泰民取締役だ。アサヒの海外戦略のキーマンは「これが最終形ではない」とさらなる野心を見せる。

#6
日本を捨てるアサヒと捨てられないキリン、海外戦略でビール2強に明暗
ダイヤモンド編集部,山本興陽
国内市場がジリ貧に陥る中、ビールメーカーは海外に活路を見いだそうとしている。アサヒグループホールディングスは2兆円超を投じ、「脱・日本」を模索する。一方、誤算が続くのがキリンホールディングスだ。海外の稼ぎ頭は消滅寸前の危機だ。ビール2強の海外戦略に迫った。

#5
「スーパードライに次ぐ第2の柱を」アサヒビール社長が狙う挽回の一手とは
ダイヤモンド編集部,名古屋和希
アサヒビールの塩澤賢一社長がダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。トップブランドのスーパードライの需要「蒸発」が続く非常事態に、「スーパードライに次ぐ、第2の柱を生み出す」と強調した。劣勢をはね返す挽回の一手をトップが激白した。

#4
ビールメーカーが「ビールを捨てる日」、泡と消えゆく乱発新商品に厳しい視線
ダイヤモンド編集部,名古屋和希
主力ブランドを大量に生産・投下していくビールメーカーの事業モデルは転換点を迎えた。旧来のビジネスモデル脱却への圧力は消費者からだけでなく、流通サイドからも強まっている。ビールメーカーは「脱ビール」という二律背反を迫られている。

#3
ビール大手が恐れる「2大時限爆弾」、緊急事態宣言解除でも気が休まらない理由
ダイヤモンド編集部,山本興陽
10月に緊急事態宣言が解除されたものの、ビールメーカーに楽観ムードはない。背景にあるのは、二つの「時限爆弾」の存在だ。コロナ禍は流通構造が抱えるリスクを一挙に顕在化させた。ビールメーカーが直面するのは売り上げ消滅と値下げドミノの悪夢だ。

#2
ビール会社の営業マンが「飲食店の需要蒸発」でも安泰でいられる残念な理由
ダイヤモンド編集部,山本興陽
「コロナ前に戻ることはない」。飲食店でのビール消費の回復は絶望視される。だが、ビールメーカーの社内を見ると、その厳しい環境とは真逆の風景が広がる。飲食店向けの営業体制は一向に変わっていないのだ。変化に対応できないビール各社が抱える問題とは。

#1
キリンビール11年ぶりの王座奪還は幻か、手を染めた「禁断のクスリ」の功罪
ダイヤモンド編集部,名古屋和希
11 年ぶりにシェアトップを奪還したキリンビール。主力ビールのてこ入れ成功などが原動力とされるが、実は陰に最大の“立役者”がいる。問題はその立役者が、功罪相半ばの存在であることだ。悲願だった王座奪還の見返りにキリンが失いつつあるものとは。

予告
キリン、アサヒ、サントリー、サッポロが堕ちた「ビール蒸発」の無間地獄
ダイヤモンド編集部
ビールの「蒸発」が止まらない。コロナ禍で「外飲み」が消滅し、飲食店に依存するビールメーカーのビジネスモデルは完全に瓦解した。生き残りを懸け、各社は旧来の事業モデルからの脱却を模索するが、そこには旧態依然の組織や慣行が立ちふさがる。ビールは消えてなくなってしまうのか。ビールメーカーは市場縮小の“無間地獄”から抜け出せるのか。激変するビール業界を追った。
