窪田順生
ジャニーズ事務所の手ぬるい「再発防止策」にマスコミが静観している様子には、あきれてしまう。ただ、このような「ジャニーズ危機管理」がこれからのスタンダードになっていくんだろうな、という予感もしている。

丸亀製麺の製品に、生きたカエルが混入していた動画をアップした人は当初、SNS上で「自作自演」を疑われていた。なぜそう思う人がいたのか。最大の原因は、「カット野菜の異物混入リスク」を理解していない消費者が多いからではないか、と個人的には思っている。

ジャニー喜多川氏の性加害問題は、海外からの報道をきっかけに、民放テレビ局も渋々報道を始めた。日本のメディアは「権力の監視が使命」なんて言っておきながら、権力を擁護をする「御用メディア」だった、というなんとも情けない現実があらためて浮き彫りになったのだ。それがよくわかる出来事がつい同じタイミングで起きた。米誌「TIME」のタイトル修正問題だ。

国際社会の中で日本は「難民に冷たい国」というイメージが定着しつつある。やたらと冷たいのは、シンプルに日本の「技能実習制度」と整合性をつけたいからだろう。その根底にはもっと深い問題がある。

ChatGPTが話題である。無限とも言える情報を網羅して質問にテキストで答える、この人工知能チャットボットは当然ながらライターの仕事を奪うのではないかと予想されている。ライターである筆者は、この事態に一体どう抗うべきなのか。

山口4区補欠選挙に出馬したジャーナリスト・有田芳生氏の「下関は旧統一教会の聖地」という発言を批判した芸能人らが読解力がないなどと、SNSで叩かれている。ただ、有田氏の「聖地発言」に対して反感を抱いたり、イチャモンをつけたりしてしまう人が一定数現れてしまうのもしょうがないのではないかという気もしている。ひとくちに「聖地」と聞いても、そこからイメージすることは十人十色だからだ。

岸田文雄首相に筒状の爆発物を投げて逮捕された木村隆二容疑者が、安倍晋三元首相を襲撃した山上徹也被告の「模倣犯」ではないかという議論が盛り上がっている。個人的には「何を今さら」という印象しかない。何が「山上みたいなことやれば世の中変わる」と勘違いさせてしまったのか。

サントリーが新発売した「BOSS CAFFEINE(ボスカフェイン)」が炎上している。カフェイン量が多く、子どもや妊婦に危険という理由からだ。カフェインの取りすぎは健康に悪影響があることがわかっていて、最悪、中毒死につながってしまう。なぜリスクが高いものを開発したのだろうか。

今、世間では「賃上げラッシュ」らしい。「中小企業の約6割が賃上げ」といったこともニュースになっているが、これは日本の中小企業の実態をあまり反映していない恐れがある。

大手ドラッグストアが、2026年2月までに全店舗でたばこ製品の販売を順次終了すると発表。これに反発する人たちがよく唱えているのが、「タバコ=健康に悪いという常識はうそ」だというのだ。この「陰謀論」は本当なのか。

WBCで侍ジャパンが14年ぶりに世界一の座を奪還し、景気も少しは上向くとか、子どもたちの野球人口も増えていくのではないか、と期待している人も多い。しかし、そのようなプラス効果が出る可能性は低いだろう。むしろ、子どもたちが野球を敬遠する可能性もあるのではないか。

日本企業で働きたくないというアジアの人材が増えている。なぜこんなにも日本企業の人気はガタ落ちしてしまったのか。自国企業が成長したことで、これまで黙って従っていたアジアのホワイトワーカーたちが「やっぱり日本のばかばかしい働き方には付き合ってらんねーや」と声をあげ始めたというわけだ。

米国の成人の半数以上が全たばこ製品の販売禁止に賛成しているという。アメリカでたばこ排除の動きが盛り上がっているのは、健康うんぬんもさることながら「格差問題」なのだ。これは対岸の火事ではない。日本でも遅かれ早かれ「貧しい人ほどたばこで健康を損ねる傾向があるので、格差をなくすためにたばこを規制せよ」という世論が盛り上がっていく可能性が高い。

日本の少子化には歯止めがかからないだろう。日本人が子どもをつくりたくないと考える根本的な問題にまったく手がつけられていないからだ。端的に言うと、「日本の子ども、まったく幸せそうじゃない」問題である。

「デート代は男性におごって欲しい」という投稿が炎上している。背景には、今の日本で「ジェンダー平等」実現の必要性が唱えられていることがあるという人もいるが、筆者は「シンプルに日本の若者が貧しくなっているから」ではないかと考えている。

朝からWeb会議が6つも入っていて、ひとつの会議から退出してすぐに別の会議に入室というハシゴ状態。自宅でパソコンの前に座っているだけなのにグッタリと疲れて、なんだか心まですり減っているよう気がする。という人は多い。「多すぎるWeb会議」は働く人のメンタルだけではなく、身体の健康面にまで悪影響をおよぼすという。

「喫煙ルール破り」でトラブルが相次いでいる。「うちの会社にもヘビースモーカーはかなりいるけれど大丈夫だろうか」と不安になる企業も多いだろうが、「一服がガマンできないヘビースモーカー」がもたらす企業リスクはそれだけではない。

老舗酒造メーカーが「世界初のカーボンゼロ日本酒」を発売した。その背景には、きれいごと抜きの危機感と、生き残りを懸けた経営判断があった。何が彼らをそこまで突き動かしたのか。

「自分の感情を中に抑え込もうとすると、感情は私たち自身が予想もしていないようなところで必ず噴出する」と東京大学大学院医学系研究科・精神保健学分野の西大輔教授は語る。感情のコントロールのためには、自分の感情を見て、それに気づくことが大事だという。比較的手軽にできる方法もあるという。

イェール大学アシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏の「高齢者は集団自決すれば良い」という発言が批判を浴びている。これに理解を示している人もかなりおり、「尊厳死解禁」へ向けた議論が一気に進んでいく可能性もある。
