新村直弘

新村直弘

マーケット・リスク・アドバイザリー共同代表

にいむら・なおひろ/マーケット・リスク・アドバイザリー共同代表。1994年東京大学工学部精密機械工学科卒。日本興業銀行、バークレイズ・キャピタル証券、ドイツ証券を経て、2010年に企業向け価格リスクコンサルを専業とする株式会社マーケット・リスク・アドバイザリーを設立、共同代表に就任。原材料市場動向分析、市場価格リスク対策(デリバティブ)を担当。
日本アナリスト協会検定会員、資源エネルギー学会会員。著書に「調達・購買・財務担当者のための原材料の市場分析入門」(ダイヤモンド社)、「コモディティ・デリバティブのすべて」(きんざい)、「天候デリバティブのすべて―金融工学の応用と実践」(東京電機大学出版)。
会社URL:https://marketrisk.jp/
書籍URL(市場分析編)https://amzn.to/2KiSwEo
(リスクマネジメント編)https://amzn.to/2K890TE

ウクライナ危機と脱炭素加速で需給ひっ迫、鉱物資源「枯渇リスク」に備えよ
新村直弘
ウクライナ危機をきっかけに、あらゆる商品価格が上昇している。各国はエネルギーの脱ロシア化を図り、脱炭素を加速させる狙いだ。これにより、脱炭素に欠かせない鉱物資源の価格が上昇するだけでなく、枯渇するリスクまで出てきそうだ。
ウクライナ危機と脱炭素加速で需給ひっ迫、鉱物資源「枯渇リスク」に備えよ
ウクライナ危機が「第3次オイルショック」となり得る理由、原油高騰はいつまで続くか
新村直弘
ロシアがウクライナに侵攻し、原油価格は急騰した。ウクライナ危機をきっかけに、エネルギー市場は、大きく構造変化が起きる可能性がある。ウクライナ危機は「第3次オイルショック」ともいえそうだ。
ウクライナ危機が「第3次オイルショック」となり得る理由、原油高騰はいつまで続くか
日本が逃げられない脱炭素時代の資源争奪戦、圧倒的有利な中国への対抗策
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脱炭素を実現するために必要な資源の確保が欠かせない。世界各国で資源の争奪戦になると予想されるが、日本はどのような戦略をとるべきなのか。
日本が逃げられない脱炭素時代の資源争奪戦、圧倒的有利な中国への対抗策
日本を襲う想定外の「新型インフレ」、29業種の資源高リスク
新村直弘
世界経済が新型コロナウイルスの猛威から回復する中で表面化した資源高。その構造を読み解くと、日本がこれまで想定していなかった“新型”インフレへの「扉」が開いた可能性がある。
日本を襲う想定外の「新型インフレ」、29業種の資源高リスク
2022年原油相場「下落後70ドル台半ばへ緩やかに上昇」、金相場は1700~1800ドルで推移
新村直弘
2021年は、コロナ禍からの回復による需要増加もあり、原油価格の代表的指標であるブレント原油は80ドル台半ばまで上昇した。22年はいったん下落した後、回復する動きとなりそうだ。金相場は強弱の材料が入り混じる中、レンジ相場が続きそうだ。
2022年原油相場「下落後70ドル台半ばへ緩やかに上昇」、金相場は1700~1800ドルで推移
インフレ新・3大リスクの同時発生に備えよ、中印人口増加、脱炭素、米中対立…
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市場ではインフレへの懸念が足元で強まっている。そんな中で、中長期的な視点ではインフレを引き起こす新たな三つのリスクが同時に発生する可能性が浮上している。そのリスクと対応策について考えたい。
インフレ新・3大リスクの同時発生に備えよ、中印人口増加、脱炭素、米中対立…
資源価格が急上昇したときに、企業が安易に飛びついてはいけない取引とは
新村直弘
新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かう中、資源価格の上昇が続いている。これは、新型コロナからの回復を目指す企業の業績を圧迫しかねない。ただし、資源価格の上昇に対しては冷静に対応する必要がある。
資源価格が急上昇したときに、企業が安易に飛びついてはいけない取引とは
鉱物資源の価格が「2030年まで上昇」を続けるといえる理由
新村直弘
世界経済を牽引してきた中国の景気が減速し始めています。中国の経済動向は、あらゆる商品価格に影響を与えます。では、今後の鉱物資源の価格は、どんなシナリオを描くのでしょうか。
鉱物資源の価格が「2030年まで上昇」を続けるといえる理由
銅価格の「ある差」で読み解く中国の経済動向
新村直弘
世界景気の指標ともいわれ、2020年から上昇が続いてきた銅価格が下落に転じています。世界最大の銅消費国、中国の経済動向が、価格に影響を及ぼしているようです。
銅価格の「ある差」で読み解く中国の経済動向
世界が脱炭素に走ると、資源価格の上昇ドミノが起こる納得の理由
新村直弘
世界中のトレンドが、二酸化炭素排出をゼロにする「脱炭素」になっています。しかし、脱炭素は、あらゆる資源価格や商品価格が上昇するリスクをはらんでいます。
世界が脱炭素に走ると、資源価格の上昇ドミノが起こる納得の理由
脱炭素の流れが加速すると、アルミニウムの価格が上がる意外な理由
新村直弘
資源価格の上昇が、市場関係者の間でメインテーマになりつつあります。ここにきて注目が集まるアルミニウムの価格上昇には、今後の脱炭素の流れが鍵になりそうです。
脱炭素の流れが加速すると、アルミニウムの価格が上がる意外な理由
新型コロナ収束で物流リスクが解消、商品価格の変動シナリオは?
新村直弘
新型コロナウイルスの感染拡大でヒトの動きが制限されたことによって、物流が滞る問題が発生しました。ワクチン接種が広がり、新型コロナが収束すると商品価格にどんな影響を与えるのでしょうか。
新型コロナ収束で物流リスクが解消、商品価格の変動シナリオは?
「アラブの春」は再び起きるのか、原油価格上昇のリスクを読む
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原油価格が想定以上のペースで上昇し、ブレント原油は一時70ドルを上回った。弊社は70ドル台があるとしても景気回復の足取りが着実なものになる2022年頃と考えていたため、想定よりも1年以上早くその水準をクリアしたことになる。
「アラブの春」は再び起きるのか、原油価格上昇のリスクを読む
「コロナショック」後の原油価格上昇に、金融政策はどう影響しているか
新村直弘
商品価格の上昇が続いている。商品価格は基本的に、現物の需要と供給のバランスを背景に期待需要(実需を伴わない投機の需要、仮需)が相乗りする形で価格が形成される。つまり、価格動向を決める最も重要な要素は需要と供給のバランスであり、それを考慮した上で投機筋がポジションを形成するのが通常である。
「コロナショック」後の原油価格上昇に、金融政策はどう影響しているか
2021年の世界経済を脅かす、異常気象による地政学リスク
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2020年は米国とイランの対立、その後の新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が大混乱となった。オリンピックが東京で予定されていたことなど、今となっては嘘のようである。しかし、過去の異常気象の発生状況を振り返ると、2021年も穏やかな年にはならないかもしれない。
2021年の世界経済を脅かす、異常気象による地政学リスク
「2021年の世界景気」はどうなるか、原油と銅相場から読み解く
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2020年を振り返ると、まず、イランのソレイマニ司令官が米国に殺害されたことを受けた米・イランの開戦リスクから始まり、その後の米中の通商交渉の妥結を経て、年央・年後半に向けての景気回復期待が高まった。しかし実際は、コロナウイルスの感染が世界的に拡大し、全く予期していなかった世界規模の都市封鎖が発生、今も各国間の移動には大きな制限がかけられている状態である。
「2021年の世界景気」はどうなるか、原油と銅相場から読み解く
バイデン大統領の誕生で、「鉱物資源の価格上昇リスク」が高まる恐れ
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新型コロナウイルスの感染拡大を契機として、環境重視型社会へのシフトが世界的に加速することになった。今回は大規模なロックダウンで経済が停滞し、ようやく温室効果ガスの削減目標を達成できるレベルとなった。それゆえ、ロックダウンの解除後に向けて、「再生可能エネルギーシフトを進めるべきだ」という欧州の政治的な主張が世界的に通ったということだろう。
バイデン大統領の誕生で、「鉱物資源の価格上昇リスク」が高まる恐れ
脱炭素による石油需要の低迷で、「原油価格の変動性」が高まる理由
新村直弘
新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う経済活動の停止によって景気に急ブレーキがかかり、原油価格は急落し米国の指標原油であるWTI価格はマイナス30ドルまで沈んだ。各国の矢継ぎ早の金融緩和や経済対策の実施によって経済活動は回復、原油価格もこれに歩調を合わせる形で上昇してきたが、ここに来て上値が非常に重くなっている。
脱炭素による石油需要の低迷で、「原油価格の変動性」が高まる理由
今年後半に懸念される小麦不足で、「暴動リスク」が高まる恐れ
新村直弘
8月から上昇を続けてきた小麦価格は足元調整している。しかし今年後半から来年にかけて再び上昇する可能性もあり、世界経済への影響が懸念される。小麦の需給の仕組みと今後の価格上昇リスクについて解説する。
今年後半に懸念される小麦不足で、「暴動リスク」が高まる恐れ
銅価格上昇に減速の兆し、景気は再び鈍化の恐れも
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銅価格は景気の動向を占う上での判断材料となるため「ドクター・カッパー」といわれている。なぜ景気の動向を占う指標になるかというと、機械には必ずといっていいほど使われる銅線に用いられるため、需要動向が経済活動を反映しやすいためである。そのため、銅価格が上昇すると景気が回復し、下落すると減速していると判断するわけだ。
銅価格上昇に減速の兆し、景気は再び鈍化の恐れも
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