
鈴木貴博
こりゃBYDが喜ぶわ…「低コストEV電池の国産化」に失敗した日産、日本のためにプライドを捨てて「トヨタとやるべきこと」
日産とトヨタ、両社が「EV電池工場新設の計画見直し」を相次いで発表。中国勢のEV(電気自動車)やプラグインハイブリッド車が急成長する市場で、日本の自動車メーカーの開発の遅れを露呈する形となりました。もはや待ったなしの状況の中で、日産には「プライドは傷つくかもしれないが、日本経済のためにトヨタとやるべきこと」が残されていました。ライバル関係にある2社が手を組むことになりますが…ホンダと統合破談した日産にはやはり難しいのでしょうか。

違う、そこじゃない…「外国人のせいで不動産価格が上がった!」と怒る人が“だいぶズレてる”ワケ
外国人が日本の土地を買えないようにすべきだ――。不動産価格の高騰を受けて、外国人が日本の不動産を購入することに不満を持つ人が増えているようです。購入を規制すべきだとする主張も話題になっています。しかし、残念なことに、外国人の不動産購入を規制しても不動産価格は下がりません。この問題の本質は、「不動産価格の高騰」ではなく、別のところにあるのです。外国人が日本で不動産を取得することの問題点を解説します。

農・建設・物流での就労拡大?石破政権の「氷河期支援策」に怒りを爆発させる人が知らない事実
「農業、建設業、物流業での就労拡大」――石破政権が掲げた就職氷河期世代への支援策が、SNSを中心に「斡旋では?」「今さら何を」と猛批判を浴びています。就職氷河期問題とは何だったのか。なぜ今また注目されているのか。そして、あまり語られてこなかった政府の支援政策とその“意外な成果”とは?数字と事実に基づいて、この問題の実像を明らかにします。

BYD「軽EV」の普及はギリギリ阻止できるけど…2027年に日本の軽自動車市場を破壊するかもしれない「黒船」の正体
BYDが2026年末までに日本の軽自動車市場に参入することを発表したのを受けて、前編記事では、“低め”に推定してもBYDの「軽EV」が国産車と比較して圧倒的に高い性能を備える可能性について解説しました。では、日本独自のガラパゴスな軽自動車市場はすぐに蹂躙されてしまうのでしょうか。否、筆者は「BYDには日本車と比較して劣位な点が3つある」と言います。しかし、安心はできません。なぜなら、日本メーカーにとっての「本当の恐怖」は、「軽EV」ではないからです。(百年コンサルティングチーフエコノミスト 鈴木貴博)

残念ですが、国産車では足元にも及びません…BYDの「軽EV」と国産首位・日産サクラの圧倒的な性能差
日本独自の「ガラ軽」市場も蹂躙されてしまうのか――。世界を席巻する中国の自動車メーカー・BYDが、日本の「軽自動車」セグメントに本格参入を表明。しかも、その軽EVは“低め”に推定しても価格と性能で国産首位の日産「サクラ」を凌ぐ可能性が高いようです。これまで日本市場では苦戦してきたBYDですが、なぜ今「軽EV」で勝負を挑むのでしょうか。価格、航続距離、バッテリー技術…日本車との違いを徹底比較した結果、見えてきた圧倒的な性能差とは。

残念ですが「高齢者向けNISA」では経済は回復しません…老後資金を狙う政府の打算が空振りに終わる当然の理由
金融庁が高齢者向けの少額投資非課税制度(NISA)を創設する検討に入った。老後資金に目をつけた政府の意図はどこにあるのか。「高齢者向けNISA」で損をしない方法を考えると、そもそも政府の目論見が無駄骨に終わりそうな予感がしてきた。

トランプ大統領のおかげでした…日本人が「トランプ関税」に感謝する未来をデタラメと笑えないワケ
トランプ関税は、本当に悪いことばかりなのか――。突然始まった世界経済における秩序の崩壊によって、金融市場を中心に混乱が広がっているのは間違いありません。しかし、トランプ大統領には各国と痛み分けをしてでも実現したい「利益」があるのです。「トランプ関税で最も大きな被害を受ける人たち」が誰なのかわかると、「本当の狙い」まで自ずと見えてきます。もっと言えば、「トランプ関税」という強力な外圧は、停滞する日本経済を活性化させる起爆剤になりえます。悲観論が蔓延しているトランプ関税の「ポジティブな側面」にも光を当てます。

すき家「ネズミ混入」、焼肉きんぐ「嘔吐トラブル」…店員を見れば一発でわかる〈不祥事チェーン〉の共通点
すき家と出前館で「ネズミの混入」、焼肉きんぐでは「嘔吐客の放置」――2025年に、立て続けに起きた大手飲食チェーンの不祥事に、SNSは大炎上。なぜこうした、“ありえないトラブル”が繰り返されるのでしょうか。一見まったく異なるように見えるこれらの事案ですが、実は店員の対応や企業の体質に共通する“ある構造的な問題”が潜んでいるのです。その本質に気づくと、今後も起き得る“新たな危機”の予兆が見えてきます。

こりゃトヨタも抜かれるわ…テスラを超えた「BYD」を軽く見る日本人を待ち受ける「受け入れがたい未来」
テスラを超える成長を見せる中国の自動車メーカーBYDが、日本の自動車業界に与える影響は甚大です。すでに日産の売上高を追い抜き、ホンダ超えも視野に入った同社。トヨタの存在すら揺るがしかねない新勢力は「しょせん中国車だから大丈夫」と軽視できる相手ではありません。EVやPHVの覇権だけでなく、次世代モビリティの基盤となるSDV、自動運転、そして充電インフラまで…世界の先端を走るBYDの圧倒的な技術力に日本メーカーは太刀打ちできるのでしょうか。実現すれば、日本の自動車産業が吹っ飛びかねない「最悪のシナリオ」とは――。(百年コンサルティングチーフエコノミスト 鈴木貴博)

会社を腐らせる「コンサルっぽい人」が増え続けているワケ【元BCG戦コンの反省と分析】
「PDCAを回せ!」と声高に叫ぶ人ほど、なぜか「つまらないP(計画)」ばかりを量産する――そんな職場の光景に見覚えがある人は少なくないはずです。なぜこのような現象が起きるのでしょうか。そして、なぜ「PDCAとかすぐ言うやつ」と揶揄される人たちが増え続けているのでしょうか。そこには、意外な経営理論的な裏付けと、コンサル業界が広めてきた「賢さアピールのテクニック」が関係していました。本記事では、元ボストン コンサルティング グループの戦略コンサルタントである筆者が、自戒をこめてこの現象の本質を深掘りします。

テスラ株暴落でもマスクはニンマリ?トランプとの蜜月で手にした「おいしすぎる利権」
テスラ株が急落――わずか3カ月で株価は半減し、投資家たちに動揺が広がりました。テスラを取り巻く環境は厳しさを増しています。世界的な脱炭素政策の迷走、中国市場の停滞、アメリカのインフレ再燃とトランプ関税の影響……EV市場を牽引してきたテスラに逆風が吹き荒れています。それでも、テスラに悲観になるはまだ早いと言えます。カギを握るのは、トランプ大統領との「特別な関係」です。テスラの未来を左右する新たなビジネスと、それを支える驚きの“政治的特権”とは。

メルカリの格安スマホ事業はこのままだと大失敗!?「巧みな料金設定」が台無しになりかねない「意外な落とし穴」とは
メルカリが格安スマホ市場への参入を発表しました。「メルカリモバイル」は、ユーザー同士でギガを売買する仕組みを導入し、スマホ代を大幅に節約できる可能性を秘めています。月額990円の2GBプランと同2390円の20GBプランを分析すると、料金設定が実に巧みで、一見すると大きな成功を収めそうに見えます。しかし、この画期的なビジネスモデルには、スタート段階で思わぬ“落とし穴”が潜んでいます。ユーザーが二の足を踏み、メルカリモバイルが“失敗”しかねない「初期段階のリスク」について、数多くの新規事業戦略を立案してきたコンサルタントが解説します。

「先週の成果は?」イーロン・マスクみたいに業務報告をさせる「迷惑上司」を秒で撃退する方法
「先週、何した?」――こんなふうに、毎週細かく業務報告を求めてくる上司にうんざりしていませんか? 仕事の手を止めてまで報告を作成するのに時間がかかるし、どうせ上司はまともに読んでいない。それなのに、評価や人事に悪影響を及ぼす可能性があるから手を抜くわけにもいかない…。そんな厄介な「迷惑上司」問題、実は世界的な企業家イーロン・マスクの手法にも通じるものがあります。しかし、もう悩む必要はありません。たった10秒でこの問題を解決する、超効率的な「秒殺テクニック」があるのです。次に紹介する方法を使えば、ストレスなくスマートに業務報告を乗り切れるでしょう。あなたの貴重な時間を無駄にせず、本来の仕事に集中するための最強の仕事術とは――?

日立の「時価総額20兆円超え」は何がスゴイ?10兆円台ファストリ、キーエンスとの決定的な違い
日立製作所の時価総額がついに20兆円を突破しました。これはトヨタ、三菱UFJ、ソニーグループに次ぐ日本企業第4位の規模。しかし、この「20兆円の壁」は並大抵のことでは超えられません。ユニクロを擁するファーストリテイリング、キーエンス、リクルートといった名だたる企業が時価総額10兆円代で足踏みする中、なぜ日立だけが一気に上昇したのでしょうか。実は、日立は利益が急増したわけではないのに、株価だけが急伸したのです。そのカラクリとは一体何なのか。この記事では、日立が20兆円の壁を突破できた要因と、10兆円台どまりの企業との決定的な違いを探ります。

紙ストロー廃止にブチギレる人が知らない「ウミガメの真実」トランプ大統領が暴いたエコ満足の偽善
トランプ大統領が「紙ストロー廃止」を宣言したことが話題だ。これを「ポピュリズム」とか「理解に苦しむ愚策」と切って捨てることは簡単だが、「脱プラ・脱炭素が抱える矛盾」を炙り出したと捉えることもできる。「レジ袋課金」「紙ストロー導入」以上の政策が進まない現状は何を意味するのか。今こそ、脱炭素について考え直すときが来ている。

パナソニック消えちゃうの?→持ち株会社が「解散」を否定!一体どういうこと?
2月4日、パナソニックHDが発表した「グループ経営改革」が波紋を呼んでいます。「パナソニック株式会社の発展的解消」といった発言が飛び出し、翌日の株価は約14%急騰。情報が錯綜し、パナソニックHDが「パナソニックグループの解散」を否定する事態にまで発展しました。しかし、会見における説明内容を緻密に分析すると、パナソニックの解散・再編による改革の実効性を不安視せざるを得ない要素があるのです。パナソニックの未来を左右する経営改革のポイントを解説します。

「米国株、このまま持ってて大丈夫?」DeepSeekショックで投資ビギナーが真っ先にやるべきこと
DeepSeekショックで日米の株式市場に大波乱が起きています。半導体銘柄が急落し半導体大手のエヌビディア株は17%も下落しました。AI株が牽引している米国株はこれからどうなるのでしょうか?投資ビギナー向けに今後の展望を解説します。

裏金・強盗・フジテレビ…時代がなんだか「べらぼう」なことになってきた!
裏金に闇バイトの強盗、そして「フジテレビ問題」…問題だらけの現代は、大河ドラマ『べらぼう』の舞台である江戸時代と酷似しています。

「吉沢亮さんの今後の挑戦を応援し、共に頑張っていきたい」アイリスオーヤマがCM起用を継続する経済的な意味
俳優の吉沢亮さんの泥酔トラブルで「スポンサー企業の対応」が注目を集めています。アサヒビールをはじめ次々と起用をキャンセルする“降板ドミノ”が勃発する中、アイリスオーヤマが吉沢さんを継続起用する旨の声明を出したのです。この決断の意味を経済の視点から解説します。

サイゼリヤが中国で荒稼ぎ!「3年後」に大ブームが起きるこれだけの理由
1月8日、大手外食チェーンのサイゼリヤが決算発表を行いました。日本でデフレの勝ち組として輝いたサイゼリヤですが、現在の稼ぎ頭は中国市場です。実は、本番はこれからです。サイゼリヤが中国で大ブームになるのは「3年後」だからです。その理由を分析します。
