2024.12.5
【お寺の掲示板135】望もうと望むまいとあなたは独りじゃない。
師走恒例「輝け!お寺の掲示板大賞2024」受賞作品発表の時期が今年も訪れました。ウクライナで、中東で戦火は止まず、物価高で「減税」を望む声が高まり、選挙はSNSに翻弄された2024年でしたが、大賞受賞作品のテーマは「孤独」です。
浄土真宗本願寺派僧侶。1976年福岡県北九州市生まれ。早稲田大学社会科学部・第一文学部東洋哲学専修卒、文学研究科(東洋哲学専攻)中退。ドイツ・デュッセルドルフにある仏教寺院「ドイツ惠光寺」に2011年から17年まで駐在。
「輝け!お寺の掲示板大賞」の企画・立案者。http://www.bdk.or.jp/
2024.12.5
師走恒例「輝け!お寺の掲示板大賞2024」受賞作品発表の時期が今年も訪れました。ウクライナで、中東で戦火は止まず、物価高で「減税」を望む声が高まり、選挙はSNSに翻弄された2024年でしたが、大賞受賞作品のテーマは「孤独」です。
2024.11.25
「帰巣本能」というのはすごいもので、前夜の記憶は曖昧でも、ちゃんと自分の部屋で寝ていたりします。イスラームに限らず、宗教的に「飲酒」を戒めることはよくあります。それは健康のためというよりも、「前後不覚」に陥らないためなのです。
2024.11.18
一世を風靡(ふうび)した全日本女子プロレスは、1970年代のマッハ文朱、ビューティ・ペアから人気が上昇、ゴールデン・ペアを経て、80年代に入ってからミミ萩原やデビル雅美、ジャガー横田といった強烈な個性が飛び出し、それは「ダンプ松本」の登…
2024.11.11
今年の出生数は予測より20年ほど早く70万人を割り込みそうで、少子化に歯止めがかかりません。一方で、高齢者に対する風当たりは強く、「集団自決」「安楽死」といった言葉が東大出のエリートから吐かれております。こんな時は、マフィアの2代目ド…
2024.11.5
「光あるところに影がある」はアニメ『サスケ』の冒頭で流れるナレーションでした。武将の栄光の影には、あまたの忍者の犠牲があったと続くのですが、ゾロアスター教の昔から、光は希望であり、闇を打ち破る力でもあるのです。
2024.10.28
Z世代と呼ばれるデジタルネイティブな若者は、「切り出し」が得意です。一本の映画を10分程度に切り取ってまとめた「ファスト映画」が話題になりました。時間が有限なものとはいえ、いくら時間効率を追い求めても幸せにはなれません。
2024.10.21
朝の時計代わりに見る人も多いNHK連続テレビ小説ですが、女性初の裁判官である三淵嘉子を演じた伊藤沙莉さんの熱演に魅せられた人も多かったようです。人間、生きていれば必ず歳を取ります。「老いるショック」(みうらじゅん)に打ちひしがれる前…
2024.10.15
今年も「お寺の掲示板大賞」の秋がやってきました。涼しい朝晩には散歩をして、お寺の掲示板の言葉を読みながら、毎日を新鮮な気持ちでお過ごしください。
2024.1.15
急激な円安もあって、「物皆上がる令和5年」はスタグフレーションを感じさせる年でした。都内の火葬場、一週間待ちは当たり前、要する費用も年々アップ。死んでからもタダでは済まされないご時世ですが、先人の辿った道を知り、自分の“個性”と向…
2024.1.8
2024年のお正月、どのように過ごされましたか。昨年は、ウクライナとパレスチナ・ガザ地区の戦火が止まず、政治家の資金稼ぎにパー券で裏金をつくるカルチャーも露呈して、人の心も荒みがちでした。新しい年の過ごし方を掲示板とともに考えてみまし…
2024.1.1
元旦に今年の目標を立て、書き初めで「見える化」して、今年こそとは思うものの、三が日で終わる「三日坊主」になってしまう。その時はどうするか。松の内、五日目にもう一度、仕切り直してみることが大切なのです。
2023.12.25
本日は全国的にクリスマス、2023年も残すところ1週間を切りました。観測史上最も暑かった1年、新型コロナ禍が落ち着いても、体調を崩す人が多かったのでは。疲れたら休む。孤独な時にも仏さまのご縁がある。良いお年を。
2023.12.18
早いもので、2023年も残すところ2週間を切りました。毎年恒例「今年の漢字」には「税」が選ばれましたね。受賞作品のご紹介3回目は、自分を苦しめている二つのものについて問い掛ける作品が並びました。
2023.12.11
前回の大賞と仏教タイムズ賞受賞作品に続き、今回も二つの受賞作品をご紹介します。一つはネット時代の戒め、もう一つは高齢化社会の慰めです。年末年始にはお寺に行って、自分の心と向き合ってみましょう。
2023.12.5
6回目となった「輝け!お寺の掲示板大賞2023」の受賞作品が発表されました。あまりにも暑かった2023年は、著名な新興宗教団体の教祖や中興の祖が亡くなるなど、時代の変わり目を強く感じさせる一年でした。世相も反映した今年の掲示板の数々を振り…
2023.11.27
「ひと様に迷惑を掛けないように」と親に言われて育った人は、他人に頼み事をするとき、どうしても躊躇してしまう傾向にあるような気がします。そんな人は、齢を重ねて、世間が狭くなりだしたら、ある依存症に注意しなければいけません。
2023.11.20
人の犯した過ちはやたらと目に付くものです。それを赦したとき、恩着せがましい気持ちになったりしてはいませんか。一方で、自分の犯した過ちに気付かず、あるいは直視するのを避けていても、それは必ず誰かから赦されているのです。
2023.11.13
息を吐くようにウソを垂れ流す人がいます。巧言令色で中身を伴わない人もいます。ことばだけ立派でも、信用ならない人は意外と多いものですが、この釈尊のことばは、本当は何が言いたかったのでしょうか。
2023.11.6
高度成長期に根付いた文化の一つが持ち家信仰でしょう。ウサギ小屋と揶揄されても、一生掛けて自分の身の置き場を獲得する。しかし、死んでしまえば何も持って行けるものはありません。自分の命も含めて、すべては“借り物”なのですから。
2023.10.30
生きていると“先生”と呼ばれる人にたくさん出会います。その中で自分にとっての「師」と呼べるような人は思い浮かびますか。「師」と出会うためには、弟子である自分自身にも準備が必要となるのです。
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