2021.1.4
2021年、円高ドル安は進むのか?「金利差なき世界」で持つべき大局観
新型コロナに振り回された2020年が終わり、2021年を迎えた。激動の時代において為替市場をどう見通すべきか、金利、株の動きも見据えながら分析する。ドル安は今後も続くのか。円はどうなるのか。そして、現在の為替に大きな影響を与える存在とは何…
みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト
04年慶大経卒。JETRO、日本経済研究センター、欧州委員会経済金融総局(ベルギー)を経て08年よりみずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)。著書に『弱い円の正体 仮面の黒字国・日本』(日経BP社、24年7月)、『「強い円」はどこへ行ったのか』(日経BP社、22年9月)、『アフター・メルケル 「最強」の次にあるもの』(日経BP社、21年12月)、『ECB 欧州中央銀行: 組織、戦略から銀行監督まで』(東洋経済新報社、17年11月)、『欧州リスク: 日本化・円化・日銀化』(東洋経済新報社、14年7月)、など。TV出演:テレビ東京『モーニングサテライト』など。note「唐鎌Labo」にて今、最も重要と考えるテーマを情報発信中。
2021.1.4
新型コロナに振り回された2020年が終わり、2021年を迎えた。激動の時代において為替市場をどう見通すべきか、金利、株の動きも見据えながら分析する。ドル安は今後も続くのか。円はどうなるのか。そして、現在の為替に大きな影響を与える存在とは何…
2020.12.16
現状のドル安予想のベースには、FRBのゼロ金利政策が当面変わらない見通しと、巨額の財政赤字に伴うドルの過剰感がある。だが一方で、イエレン次期財務長官の存在がドル安を招くのではないかという意見もある。その真偽を検証しよう。
2020.12.7
「リスクオフの円高」の威力は弱まっているが、足もとでドル/円相場は月を追うごとに下値を切り下げている。2021年に入って100円割れを起こすのではないかという懸念も高まって来た。「ドル安」という視点から、足もとの為替リスクを読み解こう。
2020.11.26
米大統領選挙の解釈が定まっていないところに、待望のワクチン完成報道が矢継ぎ早に重なっている状況下、足もとの金融市場をどう展望すべきなのか、頭を抱える向きは増えているはずだ。大統領選前から続く株高・債券高(金利低下)・ドル安は、どう…
2020.10.30
米大統領選を前に、金融市場はバイデン大統領誕生への期待を織り込んで動いている。解せないのは、米金利の上昇とドル安が併存していることだ。リスクオンのドル売りが起きているという解説もあるが、米金利の上昇の中でどこまでドル売りが続くだろ…
2020.10.19
国慶節明けに中国の人民元は1ドル=6.69元と、1年6ヵ月ぶりの高値をつけた。米大統領選で、親中派とみなされるバイデン候補の勝利が有力視されていることが「元買い」につながったようだ。しかし、原因はそれだけだろうか。中国自身も不安視する元高…
2020.10.13
欧州では英国のEU離脱が混迷の度を深めている。来年以降のEUと英国の「新たな関係」を規定するための協議が、合意点を見出せないのだ。移行期間が終わる年末に向け、「合意なき離脱」の懸念が再燃する。今、何が起きているのか。ブレグジットを理解…
2020.9.29
コロナショックのダメージが甚大な中、異様な動きを示しているのが主要国のマネーストックだ。マネーとGDPの間には安定した関係があるが、各国のGDPが史上最悪の落ち込みを演じているにもかかわらず、マネーが急増しているのだ。これはなぜだろうか…
2020.9.7
安倍総理の辞任に伴い、金融市場の関心は次期政権に移っている。アベノミクスは、政策との因果に関しての検証が必要であるにせよ、目に見える結果が多かったのも事実である。為替に始まり、為替に終わったアベノミクスの真の成果とは何だったのか。…
2020.8.19
7月以降、為替市場ではドル安が話題になった。米国の政治・経済・社会への不安が募ったこと、これまでのドル高局面が長過ぎたことがドル売りを招いたようだ。その際、対ドルで円以上に趨勢を強めたのがユーロだ。ユーロにあって円にない強みとは何…
2020.7.22
米トランプ政権が香港の銀行による米ドル購入を制限し、米ドル・ペッグを基軸とするカレンシーボードに打撃を与えることを検討していると報じられた。現実のものとなれば中国にとっては痛手だが、実は米国もタダでは済まない。
2020.6.19
コロナの感染拡大に振り回される相場状況が続いているが、為替市場、とりわけドル/円相場の膠着感は相変わらずだ。日本は29年連続で世界最大の対外債権国の座を維持している。これは紛れもなく通貨高要因のはずだが、なぜ足元では有事の円買いが起…
2020.5.18
ECBが展開する資産購入プログラムは、意外なほど規模が大きい。コロナ対策は年内8700億ユーロもの購入枠が設定されている。その中でイタリアやスペインの国債に投じられた額は相当なものだ。これはECBにとって大きな火種となる。
2020.4.27
米国をはじめ世界各国は、コロナショックに対抗すべく、なりふり構わず金融・財政政策を集中投下している。そのため今後は、米国の拡張財政路線の結果としてドルの信認が棄損し、ドル安になる可能性がある。しかし、ドルの信任が棄損されること自体…
2020.4.13
コロナショックに見舞われた過去2カ月間、金融市場は激烈な動きを経験した。為替市場も例外ではないが、ドル/円相場はおおむね100~110円という近年の大まかなレンジに収まっている。ユーロ/ドル相場でも同様だ。金利差なき世界になった今、円はど…
2020.3.25
ドル高が止まらない。現在起きているドル高は文字通り「有事のドル買い」であり、リーマンショック直後の最悪期に見られた現象と同じだ。しかし、勢いは落ちてもドル安が潮流になるのかという不透明感もある。「08年型の円安ドル高」はどこへ向かう…
2020.3.23
コロナショックで金融市場が混乱する中、FRBは2週間で2回の臨時会合を開催し、大幅利下げを行った。これは市場が求める以上の対応であり、緩和策の糊代を失くしてしまった失策とも言える。懸念されるのは、彼らが今後必要に迫られるであろう「次の…
2020.2.26
クロスボーダーM&Aブームの結果、年度末の資金回帰が円高圧力になるという説があるものの、それほど影響力があるとは考えにくい。ただ、安全資産としての円買いが勢いを失っていることだけでは説明できない背景もある。「3 月円高説」の信憑性を考…
2020.2.5
中銀デジタル通貨(CBDC)は今や金融界の一大テーマとして浮上している。報道通りならば中国がデジタル人民元を発行する日は近い。2020年はCBDC元年になるかもしれない。
2020.1.16
景気後退リスクの高まりに先手を打った米FRBによる昨年の「予防的利下げ」は、アジア通貨危機後の1998年の利下げと比較されることが多い。FRBは翌1999年に利上げ軌道に復帰したが、歴史は繰り返すのだろうか?
アクセスランキング
「ハッキリ言って異常事態」海自掃海艇でまた火災、沈没事故が「起こるべくして起きた」ワケ
何でそんなに保険に入るんですか?→「生命保険かけまくり」な20代の答えが衝撃だった!
立川談志の名言「酒が人をダメにするんじゃない…」→酒をネットに置き換えても説得力がエグかった!
「成功する子ども」と「落ちこぼれる子ども」を見抜くたった1つの質問とは?
コロナ対策助成金の不正受給1437社が公表、金額上位の10社は?不正発覚後に待ち受ける悲惨な末路
40歳年収が高い会社ランキング2024【トップ1000社完全版】年収1500万円超が13社!
何でそんなに保険に入るんですか?→「生命保険かけまくり」な20代の答えが衝撃だった!
立川談志の名言「酒が人をダメにするんじゃない…」→酒をネットに置き換えても説得力がエグかった!
ユニクロ柳井正に学ぶ「仕事ができない人」と「結果を出す人」の決定的な違い
白米やパンと入れ替えるだけ!「血糖値の上昇」を抑える“今が旬の意外すぎる野菜”とは?【スーパーでも買える】
生保レディを困らせる「保険になかなか入らない人」の2つの特徴
1日60gでOK!「細胞の老化」と「血圧の上昇」を予防する“今が旬のすごい食材”とは【スーパーで買える】〈再配信〉
【外食10社】倒産危険度ランキング最新版!9位に「ほっかほっか亭」のハークスレイ、4位にひらまつ、1位は?
「細胞の老化」と「高血圧」を予防する“今が旬のすごい野菜”【スーパーで買える】
そりゃ辞めるわ…部下がポロポロ離職する上司が無意識に言っている「NGワード」とは?
立川談志の名言「酒が人をダメにするんじゃない…」→酒をネットに置き換えても説得力がエグかった!
ユニクロ柳井正に学ぶ「仕事ができない人」と「結果を出す人」の決定的な違い
白米やパンと入れ替えるだけ!「血糖値の上昇」を抑える“今が旬の意外すぎる野菜”とは?【スーパーでも買える】
【紙・パルプ8社】倒産危険度ランキング最新版!2位大王製紙、1位は?悪材料山積みで苦境の業界
中学受験のプロが「宗教校」をオススメする“実用的な理由”とは【学校名公開】