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千本木啓文

副編集長

せんぼんぎ・ひろぶみ/農業の業界紙を経て、2014年からダイヤモンド編集部。電機、自動車などを取材。前職での経験を活かし特集「儲かる農業」を10年連続で刊行。著書に「農協のフィクサー」(講談社)、「昭和の女帝 小説・フィクサーたちの群像」(ダイヤモンド社)がある。

#72
産業ロボット大手・安川電機社長が中国系競合メーカーの実力を分析!肉薄してきたが、顧客との信頼関係で勝つ
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
工場で働く産業用ロボットの世界四大メーカーの一角を占める安川電機は、各国の設備投資の実態を正確に知る立場にある。安川電機の小川昌寛社長に、中国や米国市場の見通しや、ライバルとして台頭してきた中国のロボットメーカーにいかに勝つか、などを聞いた。
産業ロボット大手・安川電機社長が中国系競合メーカーの実力を分析!肉薄してきたが、顧客との信頼関係で勝つ
#21
岸信介内閣で初の女性副総理秘書官となった昭和の女帝に、フィクサーが言い渡した「断れない依頼」
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】「昭和の女帝」真木レイ子は、鳩山一郎、吉田茂らによる保守合同に向けた話し合いに同席するなど権力の中枢にいた。他方、鬼頭紘太の力は低下していた。アメリカにとって鬼頭の価値は、戦争に欠かせないレアアースなどを調達するのに役立つことだったが、朝鮮戦争が休戦となったことで重要人物ではなくなったのだ。政界で稼ぎづらくなった鬼頭は、財界に手を出し始めた。(『小説・昭和の女帝』#21)
岸信介内閣で初の女性副総理秘書官となった昭和の女帝に、フィクサーが言い渡した「断れない依頼」
#20
保守合同の裏で吉田茂、鳩山一郎、昭和の女帝ら4人が交わした「密談」の中身
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】自由党の中堅幹部となった加山鋭達は、献身的な妾や愛人秘書に支えられ、権力の階段を順調に上っていた。だが、1954年末時点の政界の序列においては、加山よりもレイ子のほうが圧倒的に上だった。(『小説・昭和の女帝』#20)
保守合同の裏で吉田茂、鳩山一郎、昭和の女帝ら4人が交わした「密談」の中身
#19
傍流から本流へ、吉田学校の一員となった加山鋭達の出世と性豪ぶり…妾と愛人秘書が献身
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】「政界の黒幕」と呼ばれた父・真木甚八の法事で、真木レイ子は鬼頭紘太から呼び出しを受け、浮ついた気持ちをたしなめられる。お詫びの印に「リンゴの唄」を歌わされたレイ子は、鬼頭から支配から逃れられない自分の運命を呪った。(『小説・昭和の女帝』#19)
傍流から本流へ、吉田学校の一員となった加山鋭達の出世と性豪ぶり…妾と愛人秘書が献身
#18
鳩山政権下で三木武吉に次ぐ「第三の権力者」となった鬼頭が叱責した“昭和の女帝”の華々しい秘書生活
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】レイ子は、愛人関係にあった「政界の黒幕」真木甚八の“娘”として永田町で働き始めた。『小説・昭和の女帝』の第三章(#18~#28)では、自民党の選挙を仕切るまでになるレイ子の隆盛と、彼女の心の葛藤を描く。(『小説・昭和の女帝』#18)
鳩山政権下で三木武吉に次ぐ「第三の権力者」となった鬼頭が叱責した“昭和の女帝”の華々しい秘書生活
#17
巣鴨プリズンを出た鬼頭が右翼の大立者に成り上がるため米軍に献上した「お宝」
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】A級戦犯容疑で巣鴨プリズンに収監された鬼頭紘太は、極刑に処されることを覚悟していた。だが、東条英機らの刑が執行された直後に突然、釈放される。(『小説・昭和の女帝』#17)
巣鴨プリズンを出た鬼頭が右翼の大立者に成り上がるため米軍に献上した「お宝」
#16
なぜ戦後最大のフィクサーは巣鴨プリズンでの獄中生活で「天敵・東条英機」と和解したのか
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】「政界の黒幕」といわれた真木甚八は、かわいがっていた鳩山一郎が総理の座に就くのを見られぬまま泉下の人となった。生前、甚八から娘として認知されたレイ子は、受け継いだ遺産を政治家にばらまき、永田町で名を馳せるようになる。(『小説・昭和の女帝』#16)
なぜ戦後最大のフィクサーは巣鴨プリズンでの獄中生活で「天敵・東条英機」と和解したのか
#15
「昭和の女帝」の出産、そして「政界の黒幕」の死…昭電疑獄の追及と子分の裏切りで疲弊
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】「政界の黒幕」といわれた真木甚八は、弟分の鳩山一郎が総理就任直前で公職追放になった後、「鳩山が駄目なら、残るは吉田茂しかない」と有力者を説得して吉田内閣の成立に尽力し、キングメーカーとなった。だが、70歳になってさすがに老いは隠せず、子飼いの政治家の裏切りなどで力を落としていく。(『小説・昭和の女帝』#15)
「昭和の女帝」の出産、そして「政界の黒幕」の死…昭電疑獄の追及と子分の裏切りで疲弊
#14
鳩山内閣をつくり損ねた「政界の黒幕」は次善の策で“吉田茂首班”に尽力、キングメーカーとなった
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】「政界の黒幕」真木甚八は自らの死期が近いことを悟り、レイ子を後継者にすることを画策。子飼いの政治家である粕谷英雄の秘書としてレイ子を働かせるだけでなく、プライベートでも関係を結ばせることにした。その裏にある深謀遠慮とは――。(『小説・昭和の女帝』#14)
鳩山内閣をつくり損ねた「政界の黒幕」は次善の策で“吉田茂首班”に尽力、キングメーカーとなった
#13
死期を悟った“政界の黒幕”が、昭和の女帝のために用意した「還暦のパートナー」
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】自民党の源流となる保守政党の結党を支援するため、財産を提供した鬼頭紘太は、A級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収監された。鬼頭は極刑に処されることを覚悟していた。(『小説・昭和の女帝』#13)
死期を悟った“政界の黒幕”が、昭和の女帝のために用意した「還暦のパートナー」
#12
鳩山一郎が結党資金として譲り受けた「闇のダイヤ」を、米屋に売り歩いた河野一郎の献身
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】敗戦のどさくさに紛れ、加山鋭達がひと財産を築いたのと同様、鬼頭紘太も海軍の仕事を請け負うなどしてダイヤモンドなどを蓄えていた。終戦後、鬼頭は、鳩山一郎による保守政党の結党のために財産を提供することにした。(『小説・昭和の女帝』#12)
鳩山一郎が結党資金として譲り受けた「闇のダイヤ」を、米屋に売り歩いた河野一郎の献身
#11
戦後日本を動かした「終戦時の火事場泥棒」、海軍で儲けた鬼頭紘太の場合
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】兵器工場を朝鮮半島に移設する工事を請け負った加山鋭達は、終戦のどさくさの中で建設資材などを金や宝石に換え、日本に密輸した。朝鮮から運んだ釘やパイプを売りさばくために、「政界の黒幕」の老人宅を訪れた際、加山はレイ子から渾身のビンタを見舞われた。(『小説・昭和の女帝』#11)
戦後日本を動かした「終戦時の火事場泥棒」、海軍で儲けた鬼頭紘太の場合
#8
ホンダが日産に突き付ける「2つの冷酷条件」判明!統合最終合意まで半年以上の“改革チェック期間”を設定
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
日産自動車と統合に向けた協議を始めるホンダの「強気の交渉姿勢」がダイヤモンド編集部の調べで判明した。トップ会談による大筋合意の前に、日産の経営再建に向けた構造改革のプランの提示を求める。その後は、半年以上かけて日産の構造改革の進捗を見極め、統合を最終判断するという。ホンダが日産に要求する交渉妥結の二つの最低条件や、協議のスケジュール感などを明らかにする。
ホンダが日産に突き付ける「2つの冷酷条件」判明!統合最終合意まで半年以上の“改革チェック期間”を設定
#10
戦後日本を動かした「終戦時の火事場泥棒」、朝鮮で荒稼ぎした加山鋭達の場合
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】「政界の黒幕」の老人の事務所が吹き飛んだ。戦前、総理大臣を暗殺するために隠したダイナマイトが米軍の空襲によって爆発したのだ。その現場を見に行った老人とレイ子は、焼野原になった東京で悲惨な現実を目の当たりにする。(『小説・昭和の女帝』#10)
戦後日本を動かした「終戦時の火事場泥棒」、朝鮮で荒稼ぎした加山鋭達の場合
#2
農林中金の「次期理事長」大本命は?株式運用のプロなど実力派は排除…独裁下の出世レースに勝ち残った猛者の実名
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
日本有数の機関投資家である農林中央金庫が巨額赤字に沈もうとしている。危機を招いた元凶として、農林中金の「独裁化」「政治組織化」が挙げられる。奥和登理事長が独裁体制を築いていく中で運用のプロが排除され、約50兆円の運用方針を決定する理事会のメンバー7人中、2人しか市場運用経験者がいないという脆弱な体制が出来上がった。その経緯をつまびらかにする。農林中金を立て直す次期トップの本命候補とは。
農林中金の「次期理事長」大本命は?株式運用のプロなど実力派は排除…独裁下の出世レースに勝ち残った猛者の実名
#9
ビルに隠していたダイナマイトが空襲で大爆発…焼野原で昭和の女帝が見たもの
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】「政界の黒幕」の老人の計らいで、レイ子は前々から気になっていた加山鋭達と二人きりになり、ついに男女の関係に発展する。その後、加山に妻子がいることを知ったレイ子は激怒し、復讐を誓った。(『小説・昭和の女帝』#9)
ビルに隠していたダイナマイトが空襲で大爆発…焼野原で昭和の女帝が見たもの
#8
昭和の女帝と政治家志望の青年実業家が空襲警報下で交わした「約束」と「男女の因縁」
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】戦前、新橋のバーでレイ子と出会った加山鋭達は出征後、中国大陸で病魔に冒され内地に戻っていた。建設業を再開した加山は、軍の仕事にありつくため「政界の黒幕」の老人宅を訪れ、レイ子と再会する。(『小説・昭和の女帝』#8)
昭和の女帝と政治家志望の青年実業家が空襲警報下で交わした「約束」と「男女の因縁」
#1
農林中金の「1.5兆円赤字」問題を検証する農水省が「あえて見落としている」重大なガバナンスの欠陥とは
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
農林中央金庫は2025年3月期、1.5兆円規模の赤字に沈む見込みだ。農林中金の巨額赤字の引き金となった米国債の運用失敗の原因などを検証する農水省の有識者会議の議論が大詰めを迎えている。だが、農林中金には、同会議が“政治的な配慮”からか、意図的に議論を避けている重大なガバナンスの欠陥がある。
農林中金の「1.5兆円赤字」問題を検証する農水省が「あえて見落としている」重大なガバナンスの欠陥とは
予告
JAグループと農協の「断末魔」、経営悪化と人材流出の実態に迫る!保身の末に理念を失った巨大組織の末路
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
JAグループの瓦解が始まった。全国の農協を束ねてきたJA全中は凋落。農協法改正で農協への監査権限を失い、ITシステム開発の失敗で結集力を失った。グループ内の稼ぎ頭で「影の実力者」だった農林中央金庫やJA共済連も収益力の低下にあえいでいる。これら3組織に依存し、農業をおろそかにしてきた農協は、将来像を描けず人材が流出している。本特集では、組合員や職員に見限られつつあるJAグループの実態を解明するとともに、再生の可能性を探る。
JAグループと農協の「断末魔」、経営悪化と人材流出の実態に迫る!保身の末に理念を失った巨大組織の末路
#7
日露戦争で「児玉源太郎の懐刀」だった老人が、戦後「庶民宰相」となる男に与えた贈り物
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
【前回までのあらすじ】アメリカとの戦争が始まった。世間が日本軍の連戦連勝に沸いているのと対照的に、「政界の黒幕」の老人宅は静かだった。ある日、右翼青年の鬼頭紘太が屋敷を訪れ、ミッドウェー海戦での大敗を報告する。老人と青年は、敗戦を見据え、日本再建のための資金づくりに動き出す。(『小説・昭和の女帝』#7)
日露戦争で「児玉源太郎の懐刀」だった老人が、戦後「庶民宰相」となる男に与えた贈り物
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