千本木啓文
#5
令和のコメ騒動の鎮静化や、コメ政策の抜本改革など、農水省が担うべき重要な役割が増えている。だが、次期事務次官の候補者は小粒感が否めない。事務方トップの椅子を争う出世レースの行方をずばり予想するとともに、次の次官が改革派リーダーに“大化け”する可能性を明らかにする。

【農家が支持するJAランキング・ベスト10】農家1400人が「全国500農協」から選んだ優良JAを大公開!5位みなみ信州、1位は?
不祥事や農林中央金庫の巨額損失など暗いニュースが多いJAグループの中にも、農家から支持されている農協は存在する。生き残る農協はどこなのか。ダイヤモンド編集部は、農家1400人が決める「JA支持率ランキング」を作成した。農家からの評価と財務データから、組合員を結集させる力がある農協を選定した。

#4
不祥事や農林中央金庫の巨額損失など暗いニュースが多いJAグループの中にも、農家から支持されている農協は存在する。生き残る農協はどこなのか。ダイヤモンド編集部は、農家1400人が決める「JA支持率ランキング」を作成した。農家からの評価と財務データから、組合員を結集させる力がある農協を選定した。

#3
企業による優良農家の囲い込みが異次元のペースで進んでいる。1年間で20~30倍の超スピードで普及する企業の農業ソリューションも少なくない。ダイヤモンド編集部が実施した「担い手農家アンケート」の結果を基に、農家から評価されている企業と農協組織のランキングを示すとともに、事業者ごとの実力と、提携するグループごとのシェア拡大状況が一目で分かる大図解を公開する。

「農協の半分が赤字転落」という組合長の懸念が現実に!?【JA赤字危険度ランキング・ワースト20】農協の年間1800億円減益の全貌
農林中央金庫が2024年度、1.9兆円の最終赤字に沈むことの農協への影響はさすがに大きかった。ダイヤモンド編集部の独自企画「JA赤字危険度ランキング」で、191農協が赤字に転落することが分かった。減益の影響が大きい「ワースト20」の農協をリストアップしたダイジェスト版をお届けする。43億円もの赤字に陥る試算結果が出た大規模農協とは。

#6
農林中央金庫が2024年度、1.9兆円の最終赤字に沈むことの農協への影響はさすがに大きかった。ダイヤモンド編集部の独自企画「JA赤字危険度ランキング」で、191農協が赤字に転落することが分かった。全国の農協の合計で、年間1800億円に及ぶ減益ショックのインパクトをJA別に明らかにする。43億円もの赤字に陥る試算結果が出た大規模農協とは。

#36
【前回までのあらすじ】戦後最大の疑獄、L社事件は、前総理、加山鋭達の逮捕という前代未聞の事態に発展した。長らく加山に縄張りを荒らされてきた「昭和の女帝」真木レイ子は、反転攻勢の策をめぐらしていた。(『小説・昭和の女帝』#36)

#35
【前回までのあらすじ】戦後最大の疑獄、L社事件は、「昭和の女帝」真木レイ子がCIA関係者から教えられた筋書き通りに進んでいた。前総理の加山鋭達は国策捜査で追い詰められ、鬼頭紘太も有罪を免れない情勢だった。CIA関係者はレイ子に、加山は「用済み」、鬼頭は「潮時」と伝えていた。後ろ盾の鬼頭と、宿敵の加山の失墜が確実になった今、レイ子はどう立ち回るのか。(『小説・昭和の女帝』#35)

#5
農林中央金庫の奥和登理事長が辞任する方針を固めたことが18日、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。2025年3月期決算で1.5兆円超の最終赤字に陥ることの責任を取る。農林中金は、同決算期に巨額赤字に沈む見込みを発表した24年5月の決算会見当日、奥理事長の続投を決めていた。JAグループ内からは「引責辞任のタイミングは遅きに失した」との声が上がる。農林中金の次期理事長の実名と、トップ交代の裏事情、残された経営課題を明らかにする。

#34
【前回までのあらすじ】「昭和の女帝」真木レイ子の宿敵、加山鋭達の政権は、カネと女性スキャンダルによって瓦解した。さらに永田町の激震は続く。鬼頭紘太が秘密代理人を務めていたアメリカの大手航空機メーカーL社が、日本政府関係者に賄賂を贈ったことなどが発覚したのだ。(『小説・昭和の女帝』#34)

#33
【前回までのあらすじ】「昭和の女帝」真木レイ子の宿敵である加山鋭達が総理に就任した。内閣支持率は60%を超え、加山ブームが巻き起こる。それと反比例するように、レイ子は凋落していた。彼女の唯一の救いは、後ろ盾の鬼頭紘太がアメリカの巨大企業の秘密代理人として息を吹き返していることだったが……。(『小説・昭和の女帝』#33)

#4
1.5兆円超の最終赤字に沈む見込みの農林中央金庫の経営責任について、農協役職員の8割が、「現状の役員の責任の取り方では不十分」と考えていることが分かった。奥和登理事長の辞任を求める意見が大勢を占めていることも判明した。ダイヤモンド編集部が実施した「農協役職員アンケート」の結果に基づき、「奥氏は辞任すべきだ」と考える農協関係者の割合や、ガバナンスなどに対する農協役職員の本音を大公開する。

#32
【前回までのあらすじ】自民党の総裁公選での勝利が確実になった加山鋭達は、「昭和の女帝」真木レイ子の事務所を訪ねた。レイ子は権力の絶頂にある加山と会話する中で、彼が二十代のころに抱いていた理想を忘れてしまったことや、女性に対する支配欲が強くなっていることを確信した。(『小説・昭和の女帝』#32)

#31
【前回までのあらすじ】「昭和の女帝」の真木レイ子は、ライバルの加山鋭達が総理の座にあと一歩まで迫ったことで危機感を抱き、右翼の巨頭、鬼頭紘太に助けを求めた。鬼頭はレイ子に頼まれるまでもなく、原発用地の買収で加山に「罠」を仕掛けていた。(『小説・昭和の女帝』#31)

#30
【前回までのあらすじ】「昭和の女帝」真木レイ子は永田町の権力闘争において、ライバルの加山鋭達と互角以上の戦いをしてきた。だが、佐藤栄作が総理の座に就き、加山が自民党幹事長に昇進すると彼女の劣勢が決定的になる。次の総理の座を狙う加山の勢いを押しとどめることはもはや不可能だった。(『小説・昭和の女帝』#30)

#29
【前回までのあらすじ】レイ子は永田町で権力の階段を着実に上り、大蔵省や通産省のタニマチと称されるまでになった。だが、ライバルの加山鋭達が史上最年少で蔵相に就き、彼女の縄張りを侵していく。『小説・昭和の女帝』の第四章(#29~#32)では、レイ子と加山の因縁の対決に迫る。(『小説・昭和の女帝』#29)

#3
JAグループを束ねるJA全中が、ITシステムの開発に失敗し200億円の損失を出したことが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。JA全中は、システムを使う農協などに負担金の増額を求めており、強い反発を受けている。今回の失敗は、農協界を牛耳ってきたJA全中の機能不全の象徴といえ、役員の辞任や組織の改廃は避けられない情勢だ。

#28
【前回までのあらすじ】「昭和の女帝」真木レイ子は、自民党幹事長を務める粕谷英雄と大喧嘩をし、家出のような形でアメリカにいる自動車メーカーの御曹司の下に身を寄せた。ワシントンで、レイ子は恋人と二人きり、夢のような生活に溺れるが……。(『小説・昭和の女帝』#28)

#27
【前回までのあらすじ】「昭和の女帝」真木レイ子は、パートナーである自民党幹事長、粕谷英雄と大喧嘩をし、アメリカにいる恋人の下に身を寄せることになった。レイ子の「家出」の行方は。(『小説・昭和の女帝』#27)

#26
【前回までのあらすじ】60年安保闘争の“革命前夜”、「昭和の女帝」真木レイ子はデモ隊に国会周辺で包囲されたが、命からがら抜け出した。日米安保改定と引き換えに、内閣総辞職した岸信介の後を継いだのは、レイ子とツーカーの仲である池田勇人だった。彼女は自民党幹事長の秘書として権勢を振るうようになったが、思わぬところに落とし穴があった。(『小説・昭和の女帝』#26)
