
木原洋美
第68回
妻は元彼から誘われましたが、なつかしく感じ、密かに復活愛も期待してしまったが、それはマルチ商法だった。

「平成」はサーズやマーズ、O157、鳥インフルエンザ(新型インフルエンザ)などの新しい感染症のほか、風疹などの過去の感染症も猛威をふるい、何かと感染症が話題となった。

第67回
孝枝さん(仮名)は外資系IT機器メーカーのお客様相談係勤務。お客様は法人で、毎日ほぼ、午前中100件、午後100件の問い合わせがあり、ひたすらそれに返信するのが仕事だ。夕方も時々、会議が入る。

梅毒の感染がいまだに拡大している。特に増加傾向が著しいのは20代の女性であるが、「自分は大丈夫」、「日本は大丈夫」とは考えてはいけない。対策を真剣に検討すべきである。

医療界で今年の「最悪のニュース」といえば、東京医科大学の入試における女性差別問題だろう。女性医師が多く、活躍できる医療現場の方が患者にとっても“好ましい環境”であるには間違いない。

第66回
祝福のシャワーを浴び、幸福の絶頂にいたのはつい半年前のことだ。それなのに、千鶴さん(仮名・25歳)は今、先がまるで見えない、暗いトンネルの中にいる気分を味わっていた。

第65回
妻は「橋本病」という甲状腺機能が低下する病気にかかっている。生命にかかわる病気ではなく、症状も「疲労感」が中心で、重病感がないせいか、放置して、悪化させてしまう人が多い。

第64回
「高齢出産ですね。出生前診断はどうしますか。高齢の方にはお勧めしています」と医師に聞かれた38歳の妻は、悩んだ末に出生前診断を受けないと決めた。その理由とは。

お酒を飲んでいないのに呼気からアルコールが検出され、酒気帯び運転で摘発——。その原因は、なんと入れ歯安定剤だったという。

第63回
Facebookでフォローしている「友達(60代目前)」が書いた記事に、自分とはほぼ逆の女性像が「女子力が高い条件」として並んでいた。その主張とは。

腰痛はつらいものだ。とにかく、この長く続く痛みから解放されたいと思い、治療手段として手術を安易に選択する人も少なくない。しかし、その「手術」という選択は正しいのだろうか。

今季は「例年よりもインフルエンザの流行が早い」と言われ、そのような報道もある。実際、9月以降、学級閉鎖する自治体も出てきている。そこで、近年の状況と背景などを調べてみた。

第62回
義母の異常な口臭に気がついた妻は、どのように相手に告げようかと悩み、ある方法を思いついた。その方法とは。そして、義母の口臭の原因とは。

第61回
異常な疲れや集中力の低下、寝不足などを感じていた妻は、夫から「うつ病」ではないかと指摘された。明らかな体調不良を感じていた妻は迷った末に、婦人科を受診した。そこで、告げられた病名とは。

「断らない救急日本一」として有名な神戸市立医療センター中央市民病院救命救急センターが、長時間労働が問題になっている昨今、報道をきっかけに “ブラック病院”との批判にさらされている。本当にブラックなのか。

医師は基本的には「エビデンスのあるものしか信用しないし、話さない」ものなのだが、それでも現在の科学ではわからない不思議な体験をしてしまう人もいて、しばしば耳にしてしまう。医師から聞いた「不思議な体験」を書いてみたい。

第60回
高額な謝礼を期待してか、治験ボランティアは、主婦の間で密かなブームになっている。中には“バイト気分”で参加する人も多いが、実際に参加してみれば、そんなに甘く、安易なものではないことに気づく。

第59回
段取りの鬼・彩加さん(仮名・34歳)は妊娠も計画通りのはずだった。ところが、幼い頃にかかったはずの風疹に「抗体なし」が発覚。そんなところへ夫の職場で風疹患者が発生し……。

第58回
動物保護団体で子猫のミルクボランティアなどの保護猫の活動をしていた妻は、息子が重度の猫アレルギーにかかってしまい、泣く泣く飼育していた猫を手放し、ボランティアを断ったのだが、団体の上層部からは非難されてしまう。

本格的な夏山シーズンを迎えた。近年、中高年の登山者は増えているが、それに伴い同世代の遭難も増えつつある。そこで、槍ヶ岳山頂直下、標高3060mにある通称“雲の上の診療所”の管理者・齋藤三郎医師に遭難対策などを聞いた。
