電子マネーへのチャージでポイントが貯まるクレジットカードが減ってきているが、公式サイトに「電子マネーへのチャージでポイントが貯まる」と表記されているクレジットカードなら、改悪の可能性は低いはずだ。
前回の記事では、公式サイトに、「電子マネーへのチャージでポイントが貯まる」と書かれているクレジットカードとして、「Suica」チャージで1.5%還元の「ビューカード」、「nanaco」チャージで0.5%還元の「セブンカード・プラス」、「楽天Edy」チャージで0.5%還元の「楽天カード」などを紹介した。これらは、ある程度わかりやすい電子マネーとクレジットカードの組み合わせだろう。
(※関連記事はこちら!⇒電子マネーに強いクレジットカードまとめ(前編)セブンカード・プラスやリクルートカードなら、今後もnanacoチャージでポイントが貯まる可能性大)
前回に引き続き、今回も、クレジットカードの紹介ページに「電子マネーチャージでポイントが付く」と書かれているクレジットカードを紹介したい。
【改悪の可能性が低いクレジットカード・その6】
「楽天Edy」「モバイルSuica」チャージで0.5%還元の「エポスカード」
まず紹介するのは、公式サイトに「楽天Edy」と「モバイルSuica」のチャージでポイントが付与されると書かれている「エポスカード」だ。
公式サイトに、わざわざ「電子マネー・プリペイドカード」というページを設け、「エポスカード」で電子マネーやプリペイドカードにチャージしても、エポスポイントが加算されることを表記しているので、改悪される可能性は低いだろう。
なお、「エポスカード」で「楽天Edy」または「モバイルSuica」にチャージすると、1000円につき5エポスポイント(=還元率0.5%)を獲得可能だ。
■エポスカード | ||
還元率 | 0.5~10% | |
発行元 | エポスカード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | なし | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、楽天Edy | |
関連記事 | 「エポスカード」はマルイ以外でもメリットあり!年会費無料+高還元の「エポスゴールド」、高還元+サービス充実の「エポスプラチナ」も魅力! | |
【改悪の可能性が低いクレジットカード・その7】
「楽天Edy」チャージで0.5%還元の「ANAカード」
続いては、「楽天Edy」のチャージでマイルが貯まる「ANAカード」だ。
一部の「ANAカード」で、「楽天Edy」にチャージすると、200円につき1マイル獲得可能だ。ただし、クレジットカード会社のポイントは付与されないので注意しよう。
「楽天Edy」へのチャージでマイルを獲得できる「ANAカード」は、下記の通りだ・
・ANA JCBワイドゴールドカード
・ANAダイナースカード
・ANAカード プレミアム(ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを除く)
もちろん、ANAの会員プログラムで「ダイヤモンドサービス」または「プラチナサービス」のメンバーだけが保有できるクレジットカード「スーパーフライヤーズカード」も対象だ。
「楽天Edy」へのチャージでポイントが付与されるクレジットカードは減ってきているため、ANAマイルを貯めたいのであれば、素直に対象の「ANAカード」を使うといいだろう。
■ANA JCBワイドゴールドカード | ||
還元率 |
1.5% ※ 1マイル=1.5円換算 |
|
発行元 | ANAカード | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) | 1万5400円(マイル移行手数料は無料) | |
家族カード(税込) | あり(年会費4400円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy、QUICPay | |
■ANAダイナースカード | ||
還元率 | 1.5%+α ※ 1マイル=1.5円換算 |
|
発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税込) | 2万9700円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費6600円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy | |
関連記事 | 「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」と「ANAダイナースカード」を保有するメリットは、ポイントモール利用時のマイル還元率の高さにあり! | |
【改悪の可能性が低いクレジットカード・その8】
さまざまな電子マネーのチャージでポイントが貯まる「タカシマヤカード」
次に紹介するのは、さまざまな電子マネーのチャージでポイントが貯まる「タカシマヤカード」。
高島屋のクレジットカード「タカシマヤカード」の公式サイトにも、「メリット1 チャージでポイントが貯まる!」と、電子マネーのチャージについての表記がある。「タカシマヤカード」の場合は200円(税込)につき1ポイント(=還元率0.5%)、「タカシマヤカード《ゴールド》」の場合は100円(税込)につき1ポイント(=還元率1.0%)を獲得できる。
チャージでポイントが付与される電子マネーは、「モバイルSuica」「楽天Edy」「nanaco」「SMART ICOCA」と、意外と多くの電子マネーに対応しているのもメリットだ。
【改悪の可能性が低いクレジットカード・その9】
「nanaco」チャージで0.34%還元の「リーダーズカード」
「漢方スタイルクラブカード」などが「リーダーズカード(Reader’s Card)」に切り替わり、還元率も改悪された。
(※関連記事はこちら!⇒ジャックスの高還元クレジットカードが再び改悪!「レックスカード」の新規発行が実質的に終了し、還元率1.5%超えのジャックスカードは全滅へ!)
しかし、新しい「リーダーズカード」は、「漢方スタイルクラブカード」と同様に、「nanaco」へのチャージでポイントを獲得できる。
通常、「リーダーズカード」を利用すると、1000円につき11ポイント(=還元率1.25%)が付与される。しかし、「nanaco」へのチャージの場合は、1000円につき3ポイント(=還元率0.34%)の付与と、大幅に還元率がダウンする。とはいえ、「nanaco」チャージでのポイント付与を終了するクレジットカードは多いため、少しでもポイントを獲得できるカードとしては、多少のメリットはある。
以上、今回は、公式サイトで「電子マネーへのチャージでもポイントが貯まる」と謳っているクレジットカードを紹介した。次回は、公式サイト上では大々的に書かれていないが、FAQに「電子マネーのチャージでポイントが貯まる」と書かれているクレジットカードを紹介したい。
■エポスカード | ||
還元率 | 0.5~10% | |
発行元 | エポスカード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | なし | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、楽天Edy | |
関連記事 | 「エポスカード」はマルイ以外でもメリットあり!年会費無料+高還元の「エポスゴールド」、高還元+サービス充実の「エポスプラチナ」も魅力! | |
■ANA JCBワイドゴールドカード | ||
還元率 |
1.5% ※ 1マイル=1.5円換算 |
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発行元 | ANAカード | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) | 1万5400円(マイル移行手数料は無料) | |
家族カード(税込) | あり(年会費4400円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy、QUICPay | |
■ANAダイナースカード | ||
還元率 | 1.5%+α ※ 1マイル=1.5円換算 |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税込) | 2万9700円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費6600円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy | |
関連記事 | 「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」と「ANAダイナースカード」を保有するメリットは、ポイントモール利用時のマイル還元率の高さにあり! | |
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、「イオン銀行Myステージ」が無条件で「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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