空港ラウンジについては、これまで3回に分けて書いてきた。
1回目は、ゴールドカードなどの提示で利用できる空港ラウンジの内部などについて。2回目は、JAL「サクララウンジ」を利用する方法やサービス内容などについて。3回目は、各種クレジットカードによって利用できる空港ラウンジの数が異なる点について解説した。
■これまでの空港ラウンジに関する記事
【第1回】
イオンゴールドカードやエポスゴールドカードなら年会費無料で羽田などの空港ラウンジを利用可能!無線LANや飲み物が無料なので、利用しないのは損!
【第2回】
羽田空港にあるJAL「サクララウンジ」を徹底解説!JALステータス会員やJAL CLUB EST会員のほか国際線ならエコノミー搭乗券で利用できる場合も!
【第3回】
国内28空港のラウンジを使えるクレジットカードを徹底比較! 圧倒的に多かったのは「ダイナース」、コスパ重視なら「エポスゴールドカード」がおすすめ
第1回目と第3回目では、クレジットカードの提示で利用できるラウンジの中でも、国内線のものに絞って解説した。今回は、羽田空港で国際線に搭乗する際に、クレジットカードの提示で利用できるラウンジについて解説したい。
クレジットカードの提示で利用できる
羽田空港の国際線ラウンジは4カ所!
羽田空港の国際線で利用できるラウンジには、航空会社が用意しているタイプと、ゴールドカード以上のクレジットカードの提示で利用できるタイプがある。大きな空港のため、クレジットカードの提示で利用できるラウンジだけでも、4カ所存在する。
そのラウンジは、下記の4カ所だ。
・SKY LOUNGE
・SKY LOUNGE ANNEX
・TIAT LOUNGE
・TIAT LOUNGE ANNEX
これらのラウンジは、いずれも出国後のエリアに設置されているため、搭乗直前まで、ゆっくり過ごすことができるだろう。
この4カ所のラウンジを利用できるクレジットカードを見てみよう。以前に紹介した表を再利用する。
そして、上記の表から、先ほど挙げた4カ所のラウンジを利用できるクレジットカードを抜き出すと、以下のようになる。
■国際線のラウンジを利用できるクレジットカード | ||||||
ラウンジ名 | 利用可能なブランド名 | 利用可能な航空会社 | ||||
SKY LOUNGE 出国後エリア 4階 ラウンジ(中央) |
VJAグループ JCB Diners Club International DC UFJ NICOS MUFG UC SAISON AMERICAN EXPRESS JACCS エポスカード |
- | ||||
SKY LOUNGE ANNEX 出国後エリア 4階 ラウンジ(北) |
VJAグループ JCB Diners Club International DC UFJ NICOS JACCS SAISON エポスカード |
- | ||||
TIAT LOUNGE 出国後エリア 4階 ラウンジ(中央) |
TS CUBIC CARD レクサスカード ポルシェカード マンチェスターユナイテッドカード エムアイカード |
チャイナ エアライン ハワイアン航空 デルタ航空 ガルーダ・インドネシア航空 中国国際航空 キャセイ・パシフィック航空 |
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TIAT LOUNGE ANNEX 出国後エリア 5階 ラウンジ(北) |
SKY LOUNGEやSKY LOUNGE ANNEXよりも、TIAT LOUNGEとTIAT LOUNGE ANNEXの2つの方が利用できるクレジットカードが少ないことが分かる。当然、TIAT LOUNGEの方が利用人数も少ないため、快適に利用できるはずだ。
快適なTIAT LOUNGEを利用できるカードは、
「エムアイカード プラス ゴールド」など、実質3択!
では、そのTIAT LOUNGEとTIAT LOUNGE ANNEXを利用できる、おすすめのクレジットカードを紹介しよう。
「ポルシェカード」と「レクサスカード」は、それぞれの車のオーナーでなければ保有できないクレジットカードだ。そのため、普通の人がTIAT LOUNGEを利用するには、「エムアイカード プラス ゴールド」、「TS CUBIC CARDゴールド」、「マンチェスター・ユナイテッドカードGOLD」の3択となる。
◆「MICARD+ PLATINUM」は招待制! まずはゴールドカードに申し込もう! ■MICARD+ GOLD(エムアイカード プラス ゴールド) |
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還元率 | 1.0~10% | |
発行元 | エムアイカード | |
国際ブランド | VISA、AMEX | |
年会費(税抜) | 1万円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費2000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA | |
関連記事 | 新カード「エムアイカードプラス(MICARD+)」や「エムアイカードプラス プラチナ」の詳細を解説!エムアイポイントの交換先が増えて利便性もアップ! | |
ちなみに、羽田空港国際線旅客ターミナルのWebサイトには、TIAT LOUNGEを利用できるクレジットカードに、「マンチェスター・ユナイテッドカードGOLD」の記載はないが、使えることはアプラスに確認済みだ。
「エムアイカードゴールド」、「TS CUBIC CARDゴールド」、「マンチェスター・ユナイテッドカードGOLD」のいずれも、年会費は1万円(税抜)だが、「TS CUBIC CARDゴールド」のみ、家族カードが1人目まで無料。家族カードのことも考えると、この3枚の中で一番コストパフォーマンスがいいのは、「TS CUBIC CARDゴールド」だろう。
さらに、「TS CUBIC CARDゴールド」は、中部国際空港のQUALIA LOUNGEを利用でき、他の空港ラウンジもほぼ利用できる。羽田空港の国際線ラウンジや、その他の空港ラウンジを快適に利用したいのであれば、「TS CUBIC CARDゴールド」を保有するといいだろう。
(関連記事⇒「プライオリティ・パス」をもっとも安く入手できるクレジットカードは「楽天プレミアムカード」か?空港ラウンジを無制限で利用できるお得なカード比較)
以上、今回は、羽田空港の国際線ラウンジを利用できるクレジットカードを解説した。
◆「MICARD+ PLATINUM」は招待制! まずはゴールドカードに申し込もう! ■MICARD+ GOLD(エムアイカード プラス ゴールド) |
||
還元率 | 1.0~10% | |
発行元 | エムアイカード | |
国際ブランド | VISA、AMEX | |
年会費(税抜) | 1万円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費2000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA | |
関連記事 | 新カード「エムアイカードプラス(MICARD+)」や「エムアイカードプラス プラチナ」の詳細を解説!エムアイポイントの交換先が増えて利便性もアップ! | |
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⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、「イオン銀行Myステージ」が無条件で「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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