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「連続増配株ランキング」ベスト20![2024年最新版] 34期連続増配の「花王」、25期連続増配で利回り3.9%の「三菱HCキャピタル」など、おすすめ増配銘柄を紹介【2024年11月1日更新!】

2024年11月3日公開(2024年11月3日更新)
ザイ・オンライン編集部
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「連続増配株」とは、読んで字のごとく「増配を続けている銘柄」のこと……という説明だけでは、それほど難しそうではないが、実は長期間にわたって「増配を続ける」のは簡単なことではない

 というのも、そもそも「配当」は企業が得た“利益”を株主に分配する仕組みで、利益が出ていなかったり、利益をきちんと蓄えていなかったりして「分配可能額」がなければ「配当」を出すことはできないからだ。しかも、分配可能額を超えて配当を出すことは「違法配当」となり、「会社法」では罰則規定が設けられている。

 つまり、長期間にわたって「増配を続けている」企業は、それだけ長期的に業績を伸ばしていたり、一時的に業績が落ちても配当を出せるようにしっかりと利益を蓄積できていたりする「優良企業」と判断することができるのだ。しかも、「配当が増える」だけでなく、それに伴って「株価も上がる」傾向があるので、「増配株」は実に魅力的な投資先なのだ。
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「増配株投資」で豊かな未来を手に入れられるのか? 夢の配当金生活実現メソッド

 今回は、そんな魅力的な「連続増配株」の連続増配期間を調査して、「連続増配期間が長い株ランキング」を作成。ベスト20にランクインした銘柄の増配期間や配当利回りのほか、配当金額の推移、増配を始めた時期からの「増配率」などを詳しく紹介していく(※なお、配当利回りや最低投資額などのデータは2024年11月1日の終値で算出)。

「増配株」選びで重要なのは、連続増配期間や配当期間だけでなく、増配率や配当性向なども判断材料に加えること。なぜなら、連続増配期間が長くても増配率が極端に低いと、配当額が大きく増えることは期待できないし、現時点で配当性向が高い水準にある場合、今後は配当性向を上げて増配することは難しいうえに、業績が悪化した際には連続増配がストップしたり、一転して減配されたりするリスクも高まってくるからだ。

 この記事では、増配率や配当性向などの数値も掲載しているので、ぜひ「連続増配株」を選ぶ参考にしてほしい。それでは早速「連続増配期間が長い株ランキング」を見ていこう!
【※「連続増配」してないものの、長期間「減配」していない銘柄はこちら!】
配当が減らない“隠れ増配株”ランキング上位20銘柄を紹介! 減配をせずに、配当を維持・増配し続けている「非減配」期間が長い優良な安定配当株ランキング!

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■連続増配期間が長い株ランキング ベスト20(2024年11月1日時点)

  連続増配年数 増配率
(増配開始来)
増配率
(直近3年)
配当利回り
(予想)
最低投資額
1位  花王(東P・4452)
34年 21.1倍 1.07倍 2.32% 65万3400円
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2位  SPK(東P・7466)
26年 6.6倍 1.35倍 2.90% 20万6600円
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3位  三菱HCキャピタル(東P・8593)
25年 46.2倍 1.45倍 3.93% 10万1750円
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4位  小林製薬(東P・4967)
24年 20.2倍 1.31倍 1.84% 55万3000円
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5位  ユー・エス・エス(東P、名P・4732)
24年 226.2倍 1.35倍 3.18% 12万9250円
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5位  リコーリース(東P・8566)
24年 12.0倍 1.50倍 3.53% 49万5000円
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7位  トランコム(東P、名P・9058)
23年 13.6倍 1.18倍 0.00% 102万2000円
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8位  ユニ・チャーム(東P・8113)
22年 18.0倍 1.25倍 0.91% 47万8400円
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9位  リンナイ(東P、名P・5947)
22年 10.0倍 1.44倍 2.41% 33万1200円
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9位  KDDI(東P・9433)
22年 46.6倍 1.16倍 3.04% 47万6000円
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  連続増配年数 増配率
(増配開始来)
増配率
(直近3年)
配当利回り
(予想)
最低投資額
9位  沖縄セルラー電話(東S・9436)
22年 50.2倍 1.35倍 2.83% 42万3000円
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9位  サンドラッグ(東P・9989)
22年 30.4倍 1.62倍 3.48% 37万3400円
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13位  サンエー(東P・2659)
21年 17.4倍 2.00倍 1.93% 28万4000円
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14位  パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東P・7532)
21年 100.0倍 1.87倍 0.90% 37万6200円
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15位  アルフレッサ ホールディングス(東P・2784)
20年 11.1倍 1.32倍 2.93% 21万4350円
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15位  ロート製薬(東P・4527)
20年 7.2倍 1.92倍 0.99% 33万2900円
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15位  栗田工業(東P・6370)
20年 5.2倍 1.27倍 1.64% 55万8800円
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15位  高速(東P・7504)
20年 5.2倍 1.23倍 2.15% 25万700円
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15位  ニトリホールディングス(東P、札・9843)
20年 47.4倍 1.19倍 0.80% 189万9500円
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20位  プラネット(東S・2391)
20年 6.8倍 1.03倍 3.55% 12万2500円
最新の株価はこちら(楽天証券へ)
※ なお、配当利回りや最低投資額などのデータは2024年11月1日の終値で算出。
  決算期変更があった銘柄の連続増配年数は、厳密には年数ではなく期数。
  連続増配年数が同じ場合は決算月の早いほうを上位とし、決算月も同じ場合は同順位とした。
  連続増配年数の算出には上場後のデータのみを使用している。

 上記のように「連続増配期間が長い銘柄ランキング」のベスト20には、20年~34年にわたって連続増配している銘柄がランクインすることになった。ここからはベスト20にランクインした銘柄を、1銘柄ずつ詳しく見ていこう。

1位:花王(東P・4452)34年連続増配

 花王は、一般消費者向けの化粧品や洗顔・全身洗浄剤、衣類用洗剤、おむつなどのほか、産業用の油脂製品や界面活性剤などの機能性材料製品を国内・海外で製造・販売する会社。

 1991年3月期に増配を開始して以来、実に34年(厳密には34期)連続で増配を続けており、この34年間に年間配当額は21.1倍に成長した。直近3年の増配率は1.07倍で、年平均2.3%の増配をしている計算になる。

 2024年12月期の年間配当額は前期比「2円」の増配となる「152円」の予想で、「35期連続増配」を達成する見込みだ。
【※関連記事はこちら!】
花王(4452)、35期連続の「増配」を発表し、配当利回り2.64%に! 年間配当額は35期で21倍に増加、2024年12月期は前期比2円増の「1株あたり152円」に

花王
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
化学 4452 東証プライム 152円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
6534円 100株 65万3400円 2.32%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
34年 21.1倍 1.07倍 67.8%
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※株価などのデータは2024年11月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 

2位:SPK(東P・7466)26年連続増配

 SPKは自動車補修部品や産業車輌部品を扱う専門商社。

 1999年3月期に増配を開始して以来、26年連続で増配を続けており、年間配当額は6.6倍に成長した。直近3年での増配率は1.35倍で、年平均10.5%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「10円」の増配となる「60円」の予想で、「27期連続増配」を達成する見込みだ。
【※関連記事はこちら!】
SPK(7466)、27期連続となる「増配」を発表し、配当利回り2.9%に! 年間配当は27年で8倍に増加、2025年3月期は前期比10円増の「1株あたり60円」に!

SPK
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
卸売業 7466 東証プライム 60円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
2066円 100株 20万6600円 2.90%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
26年 6.6倍 1.35倍 25.1%
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3位:三菱HCキャピタル(東P・8593)25年連続増配

 三菱HCキャピタルは、リース・レンタルをコアに、環境関連サービスや不動産関連サービスなども展開している大手総合リース会社。2024年11月1日に三菱UFJリースが日立キャピタルと経営統合し、商号を「三菱HCキャピタル株式会社」に変更。

 2000年3月期に増配を開始して以来、25年連続で増配を続けており、年間配当額は46.2倍に成長した。直近3年での増配率は1.45倍で、年平均13.2%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「3円」の増配となる「40円」の予想で、「26期連続増配」を達成する見込みだ。
【※関連記事はこちら!】
三菱HCキャピタル、26期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.9%に! 年間配当は26年で50倍に増加、2025年3月期は前期比3円増の「1株あたり40円」に!

三菱HCキャピタル
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
その他金融業 8593 東証プライム、名証プレミア 40円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1017.5円 100株 10万1750円 3.93%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
25年 46.2倍 1.45倍 42.5%
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4位:小林製薬(東P・4967)24年連続増配

 小林製薬は、医薬品、衛生雑貨、健康食品などを製造・販売する会社。ニッチ戦略とスピード開発に強みを持つ。

 2001年3月期に増配を開始して以来、実に24年(厳密には24期)連続で増配を続けており、年間配当額は20.2倍に成長した。直近3年での増配率は1.31倍で、年平均9.4%の増配をしている計算になる。なお、小林製薬の公式サイトなどでは、上場前の1999年3月期を「連続増配の起点」としているため、2023年12月期で「25期」連続増配となっている。

 2024年12月期の年間配当額は前期比「1円」の増配となる「102円」の予想で、「25期連続増配」を達成する見込みだ。

小林製薬
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
化学 4967 東証プライム 102円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
5530円 100株 55万3000円 1.84%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
24年 20.2倍 1.31倍 62.6%
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5位:ユー・エス・エス(東P、名P・4732)24年連続増配

 ユー・エス・エスは、中古自動車オークションの運営や、中古自動車買取チェーン「ラビット」を全国展開している会社。

 2003年3月期に増配を開始して以来、24年連続で増配を続けており、年間配当額は226倍に成長した。直近3年での増配率は1.35倍で、年平均10.6%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「3.5円」の増配となる「41.2円」の予想で、「25期連続増配」を達成する見込みだ。
【※関連記事はこちら!】
ユー・エス・エス、25期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.2%に! 配当額は25年で247倍に増加、2025年3月期は前期比3.5円増の「1株あたり41.2円」

ユー・エス・エス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
サービス業 4732 東証プライム、名証プレミア 41.2円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1292.5円 100株 12万9250円 3.18%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
24年 226.2倍 1.35倍 55.0%
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5位:リコーリース(東P・8566)24年連続増配

 リコーリースは、リースおよびリース関連のファイナンスサービスを提供している、リコーグループのリース会社。

 2001年3月期に増配を開始して以来、24年連続で増配を続けており、年間配当額は12.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.50倍で、年平均14.4%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「25円」の増配となる「175円」の予想で、「25年連続増配」を達成する見込みだ。なお、リコーリースの決算資料等では、「2000年3月期の株式分割による実質増配」も含めて「30期連続増配を見込む」としている。
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リコーリース(8566)、25期連続の「増配」を発表し、配当利回り3.5%に! 年間配当は25年で14倍に増加、2025年3月期は前期比25円増の「1株あたり175円」に

リコーリース
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
その他金融業 8566 東証プライム 175円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
4950円 100株 49万5000円 3.53%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
24年 12.0倍 1.50倍 36.6%
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7位:トランコム(東P、名P・9058)23年連続増配

 トランコムは、物流システムの構築・運営を行う総合物流企業。空車情報と貨物情報のマッチングサービスが主力。

 2002年3月期に増配を開始して以来、23年連続で増配を続けており、年間配当額は13.6倍に成長した。直近3年での増配率は1.18倍で、年平均5.7%の増配をしている計算になる。

 なお、トランコムはMBO(マネジメント・バイアウト)の実施を発表しており、このMBOに関連するTOB(株式公開買付け)の成立を条件に、2025年3月期の配当を実施しないとも発表している。

トランコム
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
倉庫・運輸関連業 9058 東証プライム、名証プレミア 0円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1万220円 100株 102万2000円 0.00%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
23年 13.6倍 1.18倍 0.0%
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8位:ユニ・チャーム(東P・8113)22年連続増配

 ユニ・チャームは、生理用品や紙おむつ(乳幼児用・大人用)といった衛生用品の製造・販売を手掛ける大手メーカー。ペットフードやペットシートなどの、ペット関連製品も扱っている。

 2003年3月期に増配を開始して以来、22年(厳密には22期)連続で増配を続けており、年間配当額は18.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.25倍で、年平均7.7%の増配をしている計算になる。

 2024年12月期の年間配当額は前期比「4円」の増配となる「44円」の予想で、「23期連続増配」を達成する見込みだ。
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ユニ・チャーム(8113)、23期連続「増配」を発表し、年間配当額は23期で19倍に増加! 2024年12月期は前期比4円増の「1株あたり44円」、配当利回り0.8%に

ユニ・チャーム
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
化学 8113 東証プライム 44円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
4784円 100株 47万8400円 0.91%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
22年 18.0倍 1.25倍 28.6%
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9位:リンナイ(東P、名P・5947)22年連続増配

 リンナイは、給湯器をはじめとする給湯機器や、テーブルコンロなどの厨房機器が主力製品のメーカー。グローバル展開にも積極的。

 2003年3月期に増配を開始して以来、22年連続で増配を続けており、年間配当額は10.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.44倍で、年平均12.9%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「20円」の増配となる「80円」の予想で、「23年連続増配」を達成する見込みだ。

リンナイ
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
金属製品 5947 東証プライム、名証プレミア 80円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
3312円 100株 33万1200円 2.41%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
22年 10.0倍 1.44倍 39.7%
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9位:KDDI(東P・9433)22年連続増配

 KDDIは、専用線サービスや電話サービスを提供している電気通信事業者。通信を核にして、金融・エンターテインメント・教育などといったライフデザインサービスの拡充を目指している。

 2003年3月期に増配を開始して以来、22年連続で増配を続けており、年間配当額は46.6倍に成長した。直近3年での増配率は1.16倍で、年平均5.2%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「5円」の増配となる「145円」の予想で、「23年連続増配」を達成する見込みだ。
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KDDI(9433)、23期連続の「増配」を発表し、配当利回り3.3%にアップ! 配当額は23年で48倍に増加、2025年3月期は前期比5円増の「1株あたり145円」に!

KDDI
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
情報・通信 9433 東証プライム 145円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
4760円 100株 47万6000円 3.04%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
22年 46.6倍 1.16倍 42.4%
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9位:沖縄セルラー電話(東S・9436)22年連続増配

 沖縄セルラー電話は、KDDI傘下の電気通信事業日本の電気通信事業者。沖縄県に特化した経営で、県内での高い携帯電話シェアを誇る。

 2003年3月期に増配を開始して以来、22年連続で増配を続けており、年間配当額は50.2倍に成長した。直近3年での増配率は1.35倍で、年平均10.7%の増配をしている計算になる。

 なお、沖縄セルラー電話の公式サイトなどでは、2001年3月期の記念配当を除外して計算した「23期連続増配」となっている。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「10円」の増配となる「120円」の予想で、「22年連続増配」を達成する見込みだ。
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沖縄セルラー電話、23期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.5%に! 年間配当は23年で54倍に増加、2025年3月期は前期比10円増の「1株あたり120円」に

沖縄セルラー電話
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
情報・通信 9436 東証スタンダード 120円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
4230円 100株 42万3000円 2.83%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
22年 50.2倍 1.35倍 46.6%
【※沖縄セルラー電話の最新の株価・配当利回りはこちら!】
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9位:サンドラッグ(東P・9989)22年連続増配

 サンドラッグは、ドラッグストアチェーン「サンドラッグ」を全国展開する企業。九州地区、中国・四国地区を中心に、ディスカウントストア「ダイレックス」も展開している。

 2003年3月期に増配を開始して以来、22年連続で増配を続けており、年間配当額は30.4倍に成長した。直近3年での増配率は1.62倍で、年平均17.6%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「16円」の増配となる「130円」の予想で、「23年連続増配」を達成する見込みだ。
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サンドラッグ(9989)、23期連続の「増配」を発表し、配当利回りが3.0%に! 配当額は23年で34倍に増加、2025年3月期は前期比16円増の「1株あたり130円」に

サンドラッグ
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
小売業 9989 東証プライム 130円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
3734円 100株 37万3400円 3.48%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
22年 30.4倍 1.62倍 49.9%
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13位:サンエー(東P・2659)21年連続増配

 サンエーは、沖縄県内でスーパーマーケットやショッピングセンターを展開している総合小売会社。エディオンやマツモトキヨシ、ジョイフルなどとはフランチャイズ契約を結んでいる。

 2004年2月期に増配を開始して以来、21年連続で増配を続けており、年間配当額は17.4倍に成長した。直近3年での増配率は2.00倍で、年平均25.9%の増配をしている計算になる。

 2025年2月期の年間配当額は、現時点では前期比で「横ばい」の「55円」で、連続増配は21年でストップする見通しだ。しかし、サンエーはここ数年、予想配当を「前期実績と同額」に設定しておきつつ、最終的には前期比で「増配」としているケースが続いている。そのため、業績次第では「増配」して"22期連続増配"となる可能性もありそうだ。
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サンエー
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
小売業 2659 東証プライム 55円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
2840円 100株 28万4000円 1.93%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
21年 17.4倍 2.00倍 30.4%
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14位:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東P・7532)21年連続増配

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、ドン・キホーテをはじめとする総合ディスカウントストアを展開する企業。総合スーパーや小売も手掛ける。

 2004年6月期に増配を開始して以来、21年連続で増配を続けており、年間配当額は100.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.87倍で、年平均23.3%の増配をしている計算になる。

 2025年6月期の年間配当額は前期比「4円」の増配となる「34円」の予想で、「21年連続増配」を達成する見込みだ。
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パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
小売業 7532 東証プライム 34円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
3762円 100株 37万6200円 0.90%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
21年 100.0倍 1.87倍 23.4%
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15位:アルフレッサ ホールディングス(東P・2784)20年連続増配

 アルフレッサ ホールディングスは、業界トップクラスの売上を誇る医薬品卸の持株会社。医薬品、医療用検査試薬、医療機器などの卸販売のほか、調剤薬局の経営や、医薬品等の製造販売も手掛けている。

 2005年3月期に増配を開始して以来、20年連続で増配を続けており、年間配当額は11.1倍に成長した。直近3年での増配率は1.32倍で、年平均9.7%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「7円」の減配となる「63円」の予想で、連続増配は20年でストップする見通しだ。

アルフレッサ ホールディングス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
卸売業 2784 東証プライム 63円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
2143.5円 100株 21万4350円 2.93%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
20年 11.1倍 1.32倍 45.3%
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15位:ロート製薬(東P・4527)20年連続増配

 ロート製薬は、一般用医薬品やスキンケア商品を主力とする医薬品メーカー。「肌ラボ」シリーズをはじめとするスキンケア関連が売上を牽引している。アイケア製品は国内トップシェア。

 2005年3月期に増配を開始して以来、20年連続で増配を続けており、年間配当額は7.2倍に成長した。直近3年での増配率は1.92倍で、年平均24.4%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「6円」の増配となる「33円」の予想で、「21年連続増配」を達成する見込みだ。
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ロート製薬(4527)、21期連続の「増配」を発表し、年間配当は21年で8.8倍に増加! 2025年3月期は前期比6円増の「1株あたり33円」、配当利回りは0.9%に

ロート製薬
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
医薬品 4527 東証プライム 33円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
3329円 100株 33万2900円 0.99%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
20年 7.2倍 1.92倍 23.3%
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15位:栗田工業(東P・6370)20年連続増配

 栗田工業は、水処理薬品・水処理装置の製造販売を行う会社。アジアや北南米を中心に海外展開もしている。

 2005年3月期に増配を開始して以来、20年連続で増配を続けており、年間配当額は5.2倍に成長した。直近3年での増配率は1.27倍で、年平均8.3%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「8円」の増配となる「92円」の予想で、「21年連続増配」を達成する見込みだ。
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栗田工業(6370)、21期連続となる「増配」を発表し、配当利回り1.4%に! 配当額は21年で5.7倍に増加、2025年3月期は前期比8円増の「1株あたり92円」に!

栗田工業
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
機械 6370 東証プライム 92円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
5588円 100株 55万8800円 1.64%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
20年 5.2倍 1.27倍 31.3%
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15位:高速(東P・7504)20年連続増配

 高速は、食品軽包装資材の総合商社。包装資材の調達だけでなく、商品の企画開発から配送までを手掛けている。

 2005年3月期に増配を開始して以来、20年連続で増配を続けており、年間配当額は5.2倍に成長した。直近3年での増配率は1.23倍で、年平均7.3%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「2円」の増配となる「54円」の予想で、「21年連続増配」を達成する見込みだ。
【※関連記事はこちら!】
高速(7504)、21期連続となる「増配」を発表し、配当利回り2.4%に! 配当額は21年で5.4倍に増加、2025年3月期は前期比2円増の「1株あたり54円」に!

高速
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
卸売業 7504 東証プライム 54円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
2507円 100株 25万700円 2.15%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
20年 5.2倍 1.23倍 33.1%
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15位:ニトリホールディングス(東P、札・9843)20年連続増配

 ニトリホールディングスは、家具・インテリア用品の製造・物流・小売を手掛ける持株会社。国内インテリア業界トップの売上を誇り、中国や台湾、アメリカにも店舗を展開している。

 2005年2月期に増配を開始して以来、20年(厳密には20期)連続で増配を続けており、年間配当額は47.4倍に成長した。直近3年での増配率は1.19倍で、年平均6.1%の増配をしている計算になる。

 2025年3月期の年間配当額は前期比「5円」の増配となる「152円」の予想で、「21年連続増配」を達成する見込みだ。
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ニトリHD、21期連続の「増配」を発表し、配当額は21期で48倍に増加! 2025年3月期は前期比5円増の「1株あたり152円」、配当利回りは0.71%にアップ!

ニトリホールディングス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
小売業 9843 東証プライム、札証 152円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1万8995円 100株 189万9500円 0.80%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
20年 47.4倍 1.19倍 18.7%
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20位:プラネット(東S・2391)20年連続増配

 プラネットは、日用品・化粧品業界のメーカー8社とインテックが共同出資をして発足した、メーカーと卸売業者間のデータ交換サービスを提供する会社。

 2005年7月期に増配を開始して以来、20年連続で増配を続けており、年間配当額は6.8倍に成長した。直近3年での増配率は1.03倍で、年平均1.2%の増配をしている計算になる。

 2025年7月期の年間配当額は前期比「0.5円」の増配となる「43.5円」の予想で、「21年連続増配」を達成する見込みだ。
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プラネット(2391)、21期連続の「増配」を発表し、配当利回り3.4%に! 配当額は21年で6.9倍に増加、2025年7月期は前期比0.5円増の「1株あたり43.5円」

プラネット
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
サービス業 2391 東証スタンダード 43.5円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1225円 100株 12万2500円 3.55%
連続増配年数 増配率(増配開始来) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
20年 6.8倍 1.03倍 82.4%
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「配当利回り」の高さだけに惑わされずに、
「増配」しているかどうかにも注目しよう!

 2020年の後半以降、日経平均株価はバブル期以降の最高値を更新するなど、株価は高値圏で推移している。株価の高騰で配当利回りや株主優待利回りが低くなると、その中で「高利回り」を維持している銘柄に注目が集まることも。しかし、単に配当利回りが高いだけの「高配当株」や、豪華な株主優待を実施している銘柄を選んで投資してしまうと、急激な業績悪化で「減配」や「無配」、株主優待の「改悪」や「廃止」を行うリスクも高くなる。
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株主優待を「廃止・改悪」する銘柄を見極める“3つの特徴”に注意!「株主優待の新設直後・優待品がQUOカード・業績悪化に伴う減配や無配」の3点には要警戒!

 現時点で「利回りが高い」というだけで銘柄を選ぶのではなく、長期にわたって「連続増配」をしている銘柄や長期的に「増配傾向」にある銘柄を選ぶようにすれば、それは自然に長期的に業績を伸ばしていたり、業績が落ちても配当を出せるようにしっかりと利益を蓄積していたりする「優良企業」を選ぶことにつながるはずだ。今回掲載した「連続増配期間が長い株ランキング」を参考に、増配や将来の高利回りが期待できる銘柄を選んで投資しよう!
【※「連続増配」してないものの、長期間「減配」していない銘柄はこちら!】
配当が減らない“隠れ増配株”ランキング上位20銘柄を紹介! 減配をせずに、配当を維持・増配し続けている「非減配」期間が長い優良な安定配当株ランキング!

連続増配株ランキング 「分配利回りランキング」高分配ベスト50 「非減配ランキング」安定分配株ベスト20 「2024年11月に権利確定する株」分配利回りランキング
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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