「連続増配株」とは、読んで字のごとく「増配を続けている銘柄」のこと……という説明だけでは、それほど難しそうではないが、実は長期間にわたって「増配を続ける」のは簡単なことではない。
というのも、そもそも「配当」は企業が得た“利益”を株主に分配する仕組みで、利益が出ていなかったり、利益をきちんと蓄えていなかったりして「分配可能額」がなければ「配当」を出すことはできないからだ。しかも、分配可能額を超えて配当を出すことは「違法配当」となり、「会社法」では罰則規定が設けられている。
つまり、長期間にわたって「増配を続けている」企業は、それだけ長期的に業績を伸ばしていたり、一時的に業績が落ちても配当を出せるようにしっかりと利益を蓄積できていたりする「優良企業」と判断することができるのだ。しかも、「配当が増える」だけでなく、それに伴って「株価も上がる」傾向があるので、「増配株」は実に魅力的な投資先なのだ。
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今回は、そんな魅力的な「連続増配株」の連続増配期間を調査して、「連続増配期間が長い株ランキング」を作成。ベスト20にランクインした銘柄の増配期間や配当利回りのほか、配当金額の推移、増配を始めた時期からの「増配率」などを詳しく紹介していく(※なお、配当利回りや最低投資額などのデータは2023年12月1日の終値で算出)。
「増配株」選びで重要なのは、連続増配期間や配当期間だけでなく、増配率や配当性向なども判断材料に加えること。なぜなら、連続増配期間が長くても増配率が極端に低いと、配当額が大きく増えることは期待できないし、現時点で配当性向が高い水準にある場合、今後は配当性向を上げて増配することは難しいうえに、業績が悪化した際には連続増配がストップしたり、一転して減配されたりするリスクも高まってくるからだ。
この記事では、増配率や配当性向などの数値も掲載しているので、ぜひ「連続増配株」を選ぶ参考にしてほしい。それでは早速「連続増配期間が長い株ランキング」を見ていこう!
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■連続増配期間が長い株ランキング ベスト20(2023年12月1日時点) |
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連続増配年数 |
増配率 (増配開始来) |
増配率 (直近3年) |
配当利回り (予想) |
最低投資額 | |
1位 | 花王(東P・4452) | ||||
33年 | 20.8倍 | 1.13倍 | 2.62% | 57万1500円 | |
2位 | SPK(東P・7466) | ||||
25年 | 5.8倍 | 1.22倍 | 2.72% | 18万3500円 | |
3位 | 三菱HCキャピタル(東P、名P・8593) | ||||
24年 | 41.2倍 | 1.32倍 | 3.80% | 9万7250円 | |
4位 | 小林製薬(東P・4967) | ||||
23年 | 18.0倍 | 1.23倍 | 1.41% | 67万7000円 | |
5位 | ユー・エス・エス(東P、名P・4732) | ||||
23年 | 202.5倍 | 1.21倍 | 2.51% | 29万550円 | |
5位 | リコーリース(東P・8566) | ||||
23年 | 11.6倍 | 1.61倍 | 3.18% | 47万1500円 | |
7位 | トランコム(東P、名P・9058) | ||||
22年 | 12.8倍 | 1.23倍 | 1.75% | 75万2000円 | |
8位 | ユニ・チャーム(東P・8113) | ||||
21年 | 17.1倍 | 1.35倍 | 0.83% | 47万6300円 | |
9位 | リンナイ(東P、名P・5947) | ||||
21年 | 8.8倍 | 1.63倍 | 1.97% | 30万3400円 | |
9位 | KDDI(東P・9433) | ||||
21年 | 45.0倍 | 1.17倍 | 3.05% | 45万8700円 | |
連続増配年数 |
増配率 (増配開始来) |
増配率 (直近3年) |
配当利回り (予想) |
最低投資額 | |
9位 | 沖縄セルラー電話(東S・9436) | ||||
21年 | 40.2倍 | 1.21倍 | 2.95% | 33万8500円 | |
9位 | サンドラッグ(東P・9989) | ||||
21年 | 26.6倍 | 1.47倍 | 2.53% | 44万9300円 | |
13位 | サンエー(東P・2659) | ||||
20年 | 11.7倍 | 1.39倍 | 1.60% | 46万円 | |
14位 | パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東P・7532) | ||||
20年 | 66.6倍 | 1.33倍 | 0.63% | 33万600円 | |
15位 | アルフレッサ ホールディングス(東P・2784) | ||||
19年 | 9.0倍 | 1.14倍 | 2.81% | 24万5150円 | |
15位 | ロート製薬(東P・4527) | ||||
19年 | 5.8倍 | 1.69倍 | 0.87% | 30万9700円 | |
15位 | 栗田工業(東P・6370) | ||||
19年 | 4.8倍 | 1.25倍 | 1.63% | 51万3100円 | |
15位 | 高速(東P・7504) | ||||
19年 | 4.6倍 | 1.53倍 | 2.36% | 20万2700円 | |
15位 | ニトリホールディングス(東P、札・9843) | ||||
19年 | 47.0倍 | 1.35倍 | 0.89% | 167万7500円 | |
20位 | プラネット(東S・2391) | ||||
19年 | 6.8倍 | 1.03倍 | 3.53% | 12万1700円 | |
※ なお、配当利回りや最低投資額などのデータは2023年12月1日の終値で算出。 決算期変更があった銘柄の連続増配年数は、厳密には年数ではなく期数。 連続増配年数が同じ場合は決算月の早いほうを上位とし、決算月も同じ場合は同順位とした。 連続増配年数の算出には上場後のデータのみを使用している。 |
上記のように「連続増配期間が長い銘柄ランキング」のベスト20には、19年~33年にわたって連続増配している銘柄がランクインすることになった。ここからはベスト20にランクインした銘柄を、1銘柄ずつ詳しく見ていこう。
1位:花王(東P・4452)33年連続増配
花王は、一般消費者向けの化粧品や洗顔・全身洗浄剤、衣類用洗剤、おむつなどのほか、産業用の油脂製品や界面活性剤などの機能性材料製品を国内・海外で製造・販売する会社。
1991年3月期に増配を開始して以来、実に33年(厳密には33期)連続で増配を続けており、この33年間に年間配当額は20.8倍に成長した。直近3年の増配率は1.13倍で、年平均4.4%の増配をしている計算になる。
2023年12月期の年間配当額は前期比「2円」の増配となる「150円」の予想で、「34期連続増配」を達成する見込みだ。
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⇒花王(4452)、34期連続の「増配」を発表し、配当利回り2.91%に! 年間配当額は34期で21倍に増加、2023年12月期は前期比2円増の「1株あたり150円」に
■花王 | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
化学 | 4452 | 東証プライム | 150円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
5715円 | 100株 | 57万1500円 | 2.62% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
33年 | 20.8倍 | 1.13倍 | 170.0% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
2位:SPK(東P・7466)25年連続増配
SPKは自動車補修部品や産業車輌部品を扱う専門商社。
1999年3月期に増配を開始して以来、25年連続で増配を続けており、年間配当額は5.8倍に成長した。直近3年での増配率は1.22倍で、年平均6.9%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「6円」の増配となる「50円」の予想で、「26期連続増配」を達成する見込みだ。
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■SPK | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
卸売業 | 7466 | 東証プライム | 50円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
1835円 | 100株 | 18万3500円 | 2.72% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
25年 | 5.8倍 | 1.22倍 | 23.4% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
3位:三菱HCキャピタル(東P、名P・8593)24年連続増配
三菱HCキャピタルは、リース・レンタルをコアに、環境関連サービスや不動産関連サービスなども展開している大手総合リース会社。2023年12月1日に三菱UFJリースが日立キャピタルと経営統合し、商号を「三菱HCキャピタル株式会社」に変更。
2000年3月期に増配を開始して以来、24年連続で増配を続けており、年間配当額は41.2倍に成長した。直近3年での増配率は1.32倍で、年平均9.7%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「4円」の増配となる「37円」の予想で、「25期連続増配」を達成する見込みだ。
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■三菱HCキャピタル | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
その他金融業 | 8593 | 東証プライム、名証プレミア | 37円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
972.5円 | 100株 | 9万7250円 | 3.80% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
24年 | 41.2倍 | 1.32倍 | 44.3% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
4位:小林製薬(東P・4967)23年連続増配
小林製薬は、医薬品、衛生雑貨、健康食品などを製造・販売する会社。ニッチ戦略とスピード開発に強みを持つ。
2001年3月期に増配を開始して以来、実に23年(厳密には23期)連続で増配を続けており、年間配当額は18.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.23倍で、年平均7.2%の増配をしている計算になる。なお、小林製薬の公式サイトなどでは、上場前の1999年3月期を「連続増配の起点」としているため、2022年12月期で「24期」連続増配となっている。
2023年12月期の年間配当額は前期比「6円」の増配となる「96円」の予想で、「24期連続増配」を達成する見込みだ。
■小林製薬 | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
化学 | 4967 | 東証プライム | 96円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
6770円 | 100株 | 67万7000円 | 1.41% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
23年 | 18.0倍 | 1.23倍 | 35.2% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
5位:ユー・エス・エス(東P、名P・4732)23年連続増配
ユー・エス・エスは、中古自動車オークションの運営や、中古自動車買取チェーン「ラビット」を全国展開している会社。
2003年3月期に増配を開始して以来、23年連続で増配を続けており、年間配当額は202倍に成長した。直近3年での増配率は1.21倍で、年平均6.8%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「5.6円」の増配となる「73.1円」の予想で、「24期連続増配」を達成する見込みだ。
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■ユー・エス・エス | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
サービス業 | 4732 | 東証プライム、名証プレミア | 73.1円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
2905.5円 | 100株 | 29万550円 | 2.51% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
23年 | 202.5倍 | 1.21倍 | 54.9% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
5位:リコーリース(東P・8566)23年連続増配
リコーリースは、リースおよびリース関連のファイナンスサービスを提供している、リコーグループのリース会社。
2001年3月期に増配を開始して以来、23年連続で増配を続けており、年間配当額は11.6倍に成長した。直近3年での増配率は1.61倍で、年平均17.2%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「5円」の増配となる「150円」の予想で、「24年連続増配」を達成する見込みだ。なお、リコーリースの決算資料等では、「2000年3月期の株式分割による実質増配」も含めて「29期連続増配を見込む」としている。
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■リコーリース | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
その他金融業 | 8566 | 東証プライム | 150円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
4715円 | 100株 | 47万1500円 | 3.18% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
23年 | 11.6倍 | 1.61倍 | 32.1% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
7位:トランコム(東P、名P・9058)22年連続増配
トランコムは、物流システムの構築・運営を行う総合物流企業。空車情報と貨物情報のマッチングサービスが主力。
2002年3月期に増配を開始して以来、22年連続で増配を続けており、年間配当額は12.8倍に成長した。直近3年での増配率は1.23倍で、年平均7.17%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「4円」の増配となる「132円」の予想で、「23年連続増配」を達成する見込みだ。
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■トランコム | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
倉庫・運輸関連業 | 9058 | 東証プライム、名証プレミア | 132円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
7520円 | 100株 | 75万2000円 | 1.75% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
22年 | 12.8倍 | 1.23倍 | 26.5% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
8位:ユニ・チャーム(東P・8113)21年連続増配
ユニ・チャームは、生理用品や紙おむつ(乳幼児用・大人用)といった衛生用品の製造・販売を手掛ける大手メーカー。ペットフードやペットシートなどの、ペット関連製品も扱っている。
2003年3月期に増配を開始して以来、21年(厳密には21期)連続で増配を続けており、年間配当額は17.1倍に成長した。直近3年での増配率は1.35倍で、年平均10.7%の増配をしている計算になる。
2022年12月期の年間配当額は前期比「2円」の増配となる「40円」の予想で、「22期連続増配」を達成する見込みだ。
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■ユニ・チャーム | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
化学 | 8113 | 東証プライム | 40円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
4763円 | 100株 | 47万6300円 | 0.83% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
21年 | 17.1倍 | 1.35倍 | 29.1% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
9位:リンナイ(東P、名P・5947)21年連続増配
リンナイは、給湯器をはじめとする給湯機器や、テーブルコンロなどの厨房機器が主力製品のメーカー。グローバル展開にも積極的。
2003年3月期に増配を開始して以来、21年連続で増配を続けており、年間配当額は8.8倍に成長した。直近3年での増配率は1.63倍で、年平均17.8%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「6.7円」の増配となる「60円」の予想で、「22年連続増配」を達成する見込みだ。
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■リンナイ | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
金属製品 | 5947 | 東証プライム、名証プレミア | 60円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
3034円 | 100株 | 30万3400円 | 1.97% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
21年 | 8.8倍 | 1.63倍 | 34.3% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
9位:KDDI(東P・9433)21年連続増配
KDDIは、専用線サービスや電話サービスを提供している電気通信事業者。通信を核にして、金融・エンターテインメント・教育などといったライフデザインサービスの拡充を目指している。
2003年3月期に増配を開始して以来、21年連続で増配を続けており、年間配当額は45.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.17倍で、年平均5.4%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「5円」の増配となる「140円」の予想で、「22年連続増配」を達成する見込みだ。
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■KDDI | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
情報・通信 | 9433 | 東証プライム | 140円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
4587円 | 100株 | 45万8700円 | 3.05% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
21年 | 45.0倍 | 1.17倍 | 43.0% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
9位:沖縄セルラー電話(東S・9436)21年連続増配
沖縄セルラー電話は、KDDI傘下の電気通信事業日本の電気通信事業者。沖縄県に特化した経営で、県内での高い携帯電話シェアを誇る。
2003年3月期に増配を開始して以来、21年連続で増配を続けており、年間配当額は40.2倍に成長した。直近3年での増配率は1.21倍で、年平均6.6%の増配をしている計算になる。
なお、沖縄セルラー電話の公式サイトなどでは、2001年3月期の記念配当を除外して計算した「22期連続増配」となっている。
2024年3月期の年間配当額は前期比「12円」の増配となる「100円」の予想で、「22年連続増配」を達成する見込みだ。
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■沖縄セルラー電話 | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
情報・通信 | 9436 | 東証スタンダード | 100円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
3385円 | 100株 | 33万8500円 | 2.95% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
21年 | 40.2倍 | 1.21倍 | 42.5% |
※株価などのデータは2023年12月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
9位:サンドラッグ(東P・9989)21年連続増配
サンドラッグは、ドラッグストアチェーン「サンドラッグ」を全国展開する企業。九州地区、中国・四国地区を中心に、ディスカウントストア「ダイレックス」も展開している。
2003年3月期に増配を開始して以来、21年連続で増配を続けており、年間配当額は26.6倍に成長した。直近3年での増配率は1.47倍で、年平均13.7%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「14円」の増配となる「114円」の予想で、「21年連続増配」を達成する見込みだ。
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■サンドラッグ | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
小売業 | 9989 | 東証プライム | 114円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
4493円 | 100株 | 44万9300円 | 2.53% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
21年 | 26.6倍 | 1.47倍 | 49.0% |
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13位:サンエー(東P・2659)20年連続増配
サンエーは、沖縄県内でスーパーマーケットやショッピングセンターを展開している総合小売会社。エディオンやマツモトキヨシ、ジョイフルなどとはフランチャイズ契約を結んでいる。
2004年2月期に増配を開始して以来、20年連続で増配を続けており、年間配当額は11.7倍に成長した。直近3年での増配率は1.39倍で、年平均11.7%の増配をしている計算になる。
2024年2月期の年間配当額は現時点では「横ばい」の「74円」で、連続増配は20年でストップする見通しだ。しかし、サンエーはここ数年、予想配当を「前期実績と同額」に設定しておきつつ、決算と同時に「増配」を発表しているケースが続いている。そのため、業績次第では「増配」して"21期連続増配"となる可能性もありそうだ。
■サンエー | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
小売業 | 2659 | 東証プライム | 74円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
4600円 | 100株 | 46万円 | 1.60% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
20年 | 11.7倍 | 1.39倍 | 24.1% |
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13位:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東P・7532)20年連続増配
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、ドン・キホーテをはじめとする総合ディスカウントストアを展開する企業。総合スーパーや小売も手掛ける。
2004年6月期に増配を開始して以来、20年連続で増配を続けており、年間配当額は66.6倍に成長した。直近3年での増配率は1.33倍で、年平均10.0%の増配をしている計算になる。
2024年6月期の年間配当額は前期比「1円」の増配となる「21円」の予想で、「21年連続増配」を達成する見込みだ。
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⇒パン・パシフィック・インターナショナル、21期連続「増配」で、配当は21年で67倍に! 2024年6月期は前期比1円増の「1株あたり21円」、利回り0.7%に!
■パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
小売業 | 7532 | 東証プライム | 21円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
3306円 | 100株 | 33万600円 | 0.63% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
20年 | 66.6倍 | 1.33倍 | 18.7% |
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15位:アルフレッサ ホールディングス(東P・2784)19年連続増配
アルフレッサ ホールディングスは、業界トップクラスの売上を誇る医薬品卸の持株会社。医薬品、医療用検査試薬、医療機器などの卸販売のほか、調剤薬局の経営や、医薬品等の製造販売も手掛けている。
2005年3月期に増配を開始して以来、19年連続で増配を続けており、年間配当額は9.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.14倍で、年平均4.4%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「12円」の増配となる「69円」の予想で、「20年連続増配」を達成する見込みだ。
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⇒アルフレッサHD(2784)、20期連続「増配」を発表し、配当利回り3.3%に! 年間配当は20年で11倍に増加、2024年3月期は前期比12円増の「1株あたり69円」に!
■アルフレッサ ホールディングス | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
卸売業 | 2784 | 東証プライム | 69円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
2451.5円 | 100株 | 24万5150円 | 2.81% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
19年 | 9.0倍 | 1.14倍 | 51.8% |
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15位:ロート製薬(東P・4527)19年連続増配
ロート製薬は、一般用医薬品やスキンケア商品を主力とする医薬品メーカー。「肌ラボ」シリーズをはじめとするスキンケア関連が売上を牽引している。アイケア製品は国内トップシェア。
2005年3月期に増配を開始して以来、19年連続で増配を続けており、年間配当額は5.8倍に成長した。直近3年での増配率は1.69倍で、年平均19.1%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「5円」の増配となる「27円」の予想で、「20年連続増配」を達成する見込みだ。
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■ロート製薬 | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
医薬品 | 4527 | 東証プライム | 27円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
3097円 | 100株 | 30万9700円 | 0.87% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
19年 | 5.8倍 | 1.69倍 | 21.2% |
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15位:栗田工業(東P・6370)19年連続増配
栗田工業は、水処理薬品・水処理装置の製造販売を行う会社。アジアを中心に海外展開もしており、海外売上高比率は30%を超える。
2005年3月期に増配を開始して以来、19年連続で増配を続けており、年間配当額は4.8倍に成長した。直近3年での増配率は1.25倍で、年平均7.9%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「6円」の増配となる「84円」の予想で、「20年連続増配」を達成する見込みだ。
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⇒栗田工業(6370)、20期連続となる「増配」を発表し、配当利回り1.5%に! 配当額は20年で5.2倍に増加、2024年3月期は前期比6円増の「1株あたり84円」に!
■栗田工業 | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
機械 | 6370 | 東証プライム | 84円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
5131円 | 100株 | 51万3100円 | 1.63% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
19年 | 4.8倍 | 1.25倍 | 33.7% |
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15位:高速(東P・7504)19年連続増配
高速は、食品軽包装資材の総合商社。包装資材の調達だけでなく、商品の企画開発から配送までを手掛けている。
2005年3月期に増配を開始して以来、19年連続で増配を続けており、年間配当額は4.6倍に成長した。直近3年での増配率は1.53倍で、年平均15.3%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「2円」の増配となる「48円」の予想で、「20年連続増配」を達成する見込みだ。
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⇒高速(7504)、20期連続となる「増配」を発表し、配当利回り2.2%に! 配当額は20年で4.8倍に増加、2024年3月期は前期比2円増の「1株あたり48円」に!
■高速 | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
卸売業 | 7504 | 東証プライム | 48円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
2027円 | 100株 | 20万2700円 | 2.36% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
19年 | 4.6倍 | 1.53倍 | 30.1% |
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15位:ニトリホールディングス(東P、札・9843)19年連続増配
ニトリホールディングスは、家具・インテリア用品の製造・物流・小売を手掛ける持株会社。国内インテリア業界トップの売上を誇り、中国や台湾、アメリカにも店舗を展開している。
2005年2月期に増配を開始して以来、19年(厳密には19期)連続で増配を続けており、年間配当額は47.0倍に成長した。直近3年での増配率は1.35倍で、年平均10.5%の増配をしている計算になる。
2024年3月期の年間配当額は前期比「4円」の増配となる「150円」の予想で、「20年連続増配」を達成する見込みだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒ニトリHD、20期連続の「増配」を発表し、配当額は20期で48倍に増加! 2024年3月期は前期比4円増の「1株あたり150円」、配当利回りは0.86%にアップ!
■ニトリホールディングス | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
小売業 | 9843 | 東証プライム、札証 | 150円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
1万6775円 | 100株 | 167万7500円 | 0.89% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
19年 | 47.0倍 | 1.35倍 | 17.0% |
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20位:プラネット(東S・2391)19年連続増配
プラネットは、日用品・化粧品業界のメーカー8社とインテックが共同出資をして発足した、メーカーと卸売業者間のデータ交換サービスを提供する会社。
2005年7月期に増配を開始して以来、19年連続で増配を続けており、年間配当額は6.8倍に成長した。直近3年での増配率は1.03倍で、年平均1.2%の増配をしている計算になる。
2024年7月期の年間配当額は前期比「0.5円」の増配となる「43円」の予想で、「20年連続増配」を達成する見込みだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒プラネット(2391)、20期連続の「増配」を発表し、配当利回り3.4%に! 配当額は20年で6.8倍に増加、2024年7月期は前期比0.5円増の「1株あたり43円」に
■プラネット | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
サービス業 | 2391 | 東証スタンダード | 43円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
1217円 | 100株 | 12万1700円 | 3.53% |
連続増配年数 | 増配率(増配開始来) | 増配率(直近3年) | 配当性向(予想) |
19年 | 6.8倍 | 1.03倍 | 71.3% |
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「配当利回り」の高さだけに惑わされずに、
「増配」しているかどうかにも注目しよう!
2020年の後半以降、日経平均株価はバブル期以降の最高値を更新するなど、株価は高値圏で推移している。株価の高騰で配当利回りや株主優待利回りが低くなると、その中で「高利回り」を維持している銘柄に注目が集まることも。しかし、単に配当利回りが高いだけの「高配当株」や、豪華な株主優待を実施している銘柄を選んで投資してしまうと、急激な業績悪化で「減配」や「無配」、株主優待の「改悪」や「廃止」を行うリスクも高くなる。
【※関連記事はこちら!】
⇒株主優待を「廃止・改悪」する銘柄を見極める“3つの特徴”に注意!「株主優待の新設直後・優待品がQUOカード・業績悪化に伴う減配や無配」の3点には要警戒!
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