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一般的なクレジットカードは、利用限度額が設定されている。例えば、筆者が所有する「楽天ブラックカード」の利用限度額は500万円だ。そのうち、筆者は27万6929円利用したので、残りの利用限度額は472万3071円ということになる。これを超える金額を利用すると、限度額オーバーで決済できない。
このまま使い続けると利用限度額は減る一方となるが、支払日に銀行口座からカード利用額が正常に引き落とされれば、利用限度額がリセットされて、上限(筆者の場合は500万円)まで戻る仕組みとなる。

しかし、「アメリカン・エキスプレス」や「ダイナースクラブ」が発行するクレジットカードは、利用限度額が設定されていない(ただし、「MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・カード」や「セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」など、「アメリカン・エキスプレス」との提携カードの場合は利用限度額が設定されている)。
(※関連記事はこちら!⇒アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?)
■アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | ||
還元率 |
0.33~1.5% (※年3000円(税抜)の「メンバーシップ・リワード・プラス」加入、ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税抜) | 2万9000円 | |
家族カード(税抜) | あり(1人は年会費無料。2人目から年会費1万2000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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しかし、本当に利用限度額がないのだろうか。「アメリカン・エキスプレス」のWebサイトでは、以下のような記述がある。
「ダイナースクラブカード」も同様に、以下のように書かれている。
お客様のカードのご利用状況、お支払い履歴に応じて個別に利用可能枠を設定しています。
ただし、「アメリカン・エキスプレス」や「ダイナースクラブ」が発行するクレジットカードは、利用限度額が「明確な数字」では設定されていないが、その「目安」は設定されている。しかし、「目安」を超えても、限度額オーバーで決済できないということではない。
例えば、「80万円を目安に利用して下さい」となっていても、決済額が100万円を超えたからといって買い物できなくなるわけではない。とはいえ、実際にどのくらいの金額が利用できるのかわからないと不安になるだろう。
そこで、便利なのが「カードご利用可能枠の確認」というサービス。いつ頃から開始されたのか忘れたが、「アメリカン・エキスプレス」の会員サービスに「カードご利用可能枠の確認」というリンクが表示されるようになっている。
「カードご利用可能額の確認」をクリックすると以下の画面が表示される。「ご利用予定金額」を入力し、「確認する」ボタンを押すと、入力した金額を利用できるか確認できる。
例えば、500万円と入力してみよう。「Good news!」と表示されたので、現時点では500万円の利用が可能だとわかる。
次に、1000万円と入力してみよう。すると、「申し訳ございません」の文字。現時点では、この金額は利用できないことがわかる。
続いて、750万円と入力したところ、同様に「申し訳ございません」と表示された。しかし、これは入力した金額が利用できないのではなく、1日に確認できる回数制限が設けられているからだ。24時間後に再度利用できるようになる。
筆者が何度か操作したところ、1日3回目以降でこのメッセージが表示されることがほとんどだった。チェックする人によって違う可能性もあるが、回数制限があることだけは確かだろう。
この「カードご利用可能枠の確認」はクレジットカードごとに異なるため、複数の「アメリカン・エキスプレス」が発行するクレジットカードを持っている場合は、それぞれでチェックする必要がある。
もし、「アメリカン・エキスプレス」や「ダイナース」のクレジットカードで高額決済する場合は、事前に電話で確認しておこう。安心して決済するには、事前連絡するのが一番だ。
以上、今回は、「アメリカン・エキスプレス」が発行するクレジットカードの利用限度額を調べる方法について解説した。
■クレジットカード専門家が、もっともおすすめする「アメリカン・エキスプレス」発行のクレジットカードは「SPGアメックス」!
⇒SPGアメックスは、アメリカン・エキスプレス発行のカードの中で、専門家がイチオシする最強カード!カードの達人が「アメックスの魅力と活用法」を解説
■スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード (SPGアメックス・カード) |
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還元率 | 1.875% ※ 1マイル=1.5円換算。6万ポイントを一度にマイルに移行した場合。 |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
年会費(税抜) | 3万1000円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費1万5000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2021年の最強カードは?
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還元率 | 年会費 (税抜) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆OricoCard THE POINT (オリコカード・ザ・ポイント) |
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1.0~2.5% | 永年無料 | JCB Master |
Suica ICOCA |
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【OricoCard THE POINTのおすすめポイント】 年会費無料ながら新規入会後6カ月は2.0%の高還元率で、7カ月以降も通常還元率が1.0%の高還元クレジットカード。「オリコモール」活用で「Amazon」では還元率2%になるほか、各サイトで貯まるポイントも含めれば「楽天市場」では還元率2.5%、「Yahoo!ショッピング」では還元率3.0%、サイトによっては還元率15%以上に達するなど、ネットショッピングでは最強レベル。また、「iD」と「QUICPay」を搭載しているので少額決済でも便利。貯めたポイントは「Amazonギフト券」「iTunesギフトコード」なら即時交換ができるので、ポイントの使い勝手も◎! |
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◆dカード | ||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【dカードのおすすめポイント】 テレビCMでもおなじみの「NTTドコモ」のカードだが、auやソフトバンク利用者でもお得! 通常還元率1%と高還元で、2019年9月16日以降の申し込み分から年会費が永年無料になり、ますますお得なカードに進化! さらに「dカード」で貯まる「dポイント」は携帯電話料金に充当できるほか、JALのマイルなどにも交換可能で、ドコモユーザー以外でもお得なクレジットカードだ。 |
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◆アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード |
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1.5%~ | 1万円 | AMEX | Suica ICOCA |
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【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのおすすめポイント】 「マイル系最強カード」との呼び名が高いクレジットカード。対象航空会社・旅行会社28社で航空券代金やツアー代金を決済すると通常の3倍のポイントが貯まるので、航空会社発行のカードよりもマイルが貯まりやすいのが魅力。さらに、貯まったポイントは提携航空会社15社のマイルに自由に交換可能で、しかもポイントは無期限で貯められるのも大きなメリット! 「長距離+ビジネスクラス」の特典航空券に交換すれば、還元率は1.5%よりも高くなる! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~3.0% | 永年無料 | JCB | QUICPay |
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【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 年会費無料で通常還元率は1.0%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン-イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%になるお得なカード。しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群! |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆イオンカードセレクト | ||||
0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
Suica ICOCA WAON |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利が通常の30倍=0.03%になる(こちらの記事を参照)。メガバンクの定期預金金利が0.002%の今、普通預金金利が0.03%になるのはお得!「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! |
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