百貨店の「外商」

 クレジットカードに付帯する「コンシェルジュデスクサービス」は、24時間365日いつでも電話やメールで対応してくれるので非常に便利だ。筆者も、旅行の宿泊先やチケット手配、レストランの予約、お花の手配など、さまざまなシーンで利用してきた。
【※関連記事はこちら!】
アメックスの「プラチナ・コンシェルジュデスク」は提案力が最高レベル! ホテルの予約を依頼したら、柔軟な対応で要望に最適なホテルを見つけてくれた!

 一方、百貨店には、お得意様向けに特別なサービスを行う「外商」がある。具体的には、自社の百貨店で売っている商品やサービスの対応、ブランドを集めたイベントの招待、百貨店内でのアテンド、限定品の紹介などが主なサービスで、欲しい商品があれば電話一本で送付手続きもしてくれる。コンシュルジュデスクと異なり、基本的に営業時間内の対応になっているほか、担当者が決まっていて、担当者が休みのときはグループでサポートする体制になっている。

 では、プラチナカードやブラックカードの会員が利用できる「コンシェルジュデスク」と、百貨店の「外商」は、どのように使い分けるべきか。今回は、その使い分け方法を紹介したい。

 コンシェルジュデスクの場合は、特定の百貨店だけでなく、旅行手配やレストラン手配なども24時間365日利用できるので、コンシェルジュデスクのほうが便利に思える。しかし、コンシェルジュデスクでチケットを手配して郵送してもらう場合、1週間前までに依頼しなければならないルールがあるなど、融通がきかないこともある。
【※関連記事はこちら!】
新幹線に安く乗る方法は「コンシェルジュ」に聞け!土日に利用できる「週末パス」なら、東北新幹線での「東京⇔仙台」の料金が3150円も安くなってお得!

 また、外商では可能でも、コンシェルジュデスクでは不可能なサービスもある。たとえば、コンシェルジュデスクは代理で予約をしてくれるが、物理的に人が移動するようなサービスの提供はできない。その点、外商は物理的に人が移動できるので「お土産を買い忘れたので今日家に持ってきて」といった依頼もできる。実際に、筆者はLINEで「○円ほどのお土産を買って持ってきてほしい」と連絡して、その日のうちに届けてもらったこともある(同意が必要だが、高島屋の外商はLINEでのやりとりが可能)。

高島屋の外商に持ってきてもらったお土産

 このほかにも、大丸松坂屋の外商では、オンラインでつないで、百貨店内のショップを回ってくれるサービスを提供している。好きなブランドを指定すると、外商員がそのショップ売場まで行ってくれるので、画面越しに買い物ができる。何度か店舗で買い物をしていると、洋服のサイズや好みも把握してくれているので、オンラインの映像だけで買うこともできる。

 また、子供の入学式や学校のイベントで着る服などを買うときは、自分が持っている服を見せながら相談できるのもメリットだ。学校のカラーについて、その担当者がわからなくても、他の外商員に聞いてくれるはずだ。このように、実際に商品を確認しながら話したければ、外商が便利だろう。

 数千円のために人を動かすのは気が引けるが、担当者ごとに地区が分かれており、一人が幅広いエリアをカバーしているわけではない。次回以降、その百貨店を利用してもらうためのサービスのはずなので、気にせず活用して問題ないだろう。

 結論を言うと、人に動いてほしいときは外商、オールマイティーに使いたいときはコンシェルジュデスクといった使い分けがいいだろう。どちらも相談すればするほど情報が蓄積されていき、どんどん便利に使えるようになる。プラチナカードや外商カードの保有者は、積極的に利用するのがおすすめだ。
【※関連記事はこちら!】
【プラチナカードおすすめ比較】プラチナカードを比較して選ぶ!お得な「おすすめプラチナカード」はコレだ!

 以上、今回は、クレジットカードのコンシェルジュデスクと百貨店の外商の使い分けについて解説した。

TOP