ユニクロ、アマゾン、ヤマト運輸、佐川急便からトランプ信者の団体まで――。組織に潜入し実情を掘り起こしてきた「潜入記者」の半生を綴った、横田増生著『潜入取材、全手法』(角川新書)からの抜粋記事&スピンオフ書き下ろし記事について、ランキング形式で紹介します!

【潜入取材・人気ランキング1位】アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い

アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い【潜入取材・ベスト3】Photo:David McNew/gettyimages

 人気ランキング1位は、『アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い』でした。

「潜入記者・横田増生」が生まれたきっかけは、黎明期のアマゾンの物流センター(千葉県・市川塩浜)で時給900円で働くことでした。手本にしたのは、ルポライターの鎌田彗が1970年代、トヨタ自動車の期間工として働いた体験を基に書いた『自動車絶望工場』。高度成長期に書かれたトヨタの生産現場と、ネットバブルに踊った2000年代のIT企業の労働環境を比較して分かったこととは?

【潜入取材・人気ランキング2位】「ユニクロ店長」は平均年収1000万円?柳井正氏に直接問いただした結果

アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い【潜入取材・ベスト3】Photo:JIJI

 2位は、「ユニクロ店長」は平均年収1000万円?柳井正氏に直接問いただした結果でした。横田氏がユニクロの実店舗に長期間、潜入取材を敢行した実録ルポルタージュと、その後、名誉棄損で訴えられるも勝訴する顛末を紹介します。中国工場の劣悪な労働環境に対して、柳井正氏が「びっくりで残念」という発言をしたそうですが、横田氏はそれに『びっくりした』といいます。その理由とは?

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ユニクロが文春記事の潜入記者を「懲戒解雇」できなかったワケ

>>続編はこちら
「2億円と聞いて眠気が吹き飛んだ」ユニクロ裁判で潜入記者が真っ先にやったこと

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ユニクロが自ら「ブラック企業」認定?文春裁判で“まさか”の敗訴

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【潜入取材・人気ランキング3位】「うちの会社に潜入しているんですか?」取材拒否から一転、ヤマト運輸役員がインタビューに応じた顛末

アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い【潜入取材・ベスト3】Photo:PIXTA

 3位は、「うちの会社に潜入しているんですか?」取材拒否から一転、ヤマト運輸役員がインタビューに応じた顛末でした。

「潜入記者・横田増生」がアマゾンの次に潜入取材を行ったのは、ヤマト運輸でした。宅急便の巨大仕分け拠点に潜り込み、配送するトラックに同乗して聞こえてきたのは、ネット通販の荷物が激増するのに対応しきれずに、悲鳴を上げている現場の声。崩壊しかかっていた宅配業界の労働問題の闇とは…。

>>スピンオフ書き下ろし記事はこちら
宅配便を創ったのはヤマト運輸ではない…!?「本当の生みの親」とは

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 横田氏の過去の連載「潜入ルポamazon帝国も好評です!この機会に是非ご一読ください!

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