クレジットカード比較
2015年3月19日 ザイ・オンライン編集部

nanacoチャージのポイント付与率が激減する
「nanacoショック」が高還元カードで発生中!
一方、「セブンカード・プラス」の存在感が急上昇!

■本記事は2015年3月時点の情報です。nanacoチャージでポイントが貯まる、お得なクレジットカードの最新情報はこちら!
nanacoチャージでポイントが貯まる、おすすめのクレジットカードをまとめて紹介!


「節税にも使える」と人気の「nanaco」だが
「nanaco」チャージで還元率が低下するクレジットカードが増加!

 セブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、「セブン&アイホールディングス」の店舗を中心に利用できる電子マネー「nanaco(ナナコ)」。プリペイド型の電子マネーとしては「WAON」や「Suica」を凌ぎ、もっとも利用されている(=決済件数が多い)電子マネーの地位を確立している。

 そんな「nanaco」の大きな特徴の一つが、セブン-イレブンで代行収納ができる「住民税」や「固定資産税」「自動車税」などの各種税金のほか、「国民年金」「国民健康保険料」などの支払いに使える点だ。

「nanaco」の「よくある質問」にも「収納代行」の支払いにも使えることが明記されている

 これによって、自営業者やマイホーム、マイカーを所有している人が「nanaco」を使って税金や保険料を支払うことで、「nanaco」にチャージするクレジットカードのポイントを得ることができる(ただし、税金や公共料金などの「収納代行」では、通常の「nanaco」利用時に付与される0.5%分のポイントは獲得できない)。

 例えば、還元率2%の「リクルートカードプラス」で「nanaco」にチャージをすると、チャージ金額の2%分のリクルートポイントを獲得できる。つまり、「高還元クレジットカード+nanaco」を組み合わせて利用することで、各種税金や年金、保険料が2%節約することができるのだ。

 ちょうど確定申告シーズンも終わり、4月以降は各種税金の通知が届くはずなので、自営業者やマイホーム、マイカーを所有している人など、納税の予定がある人は知っておいたほうがいい「節税方法」と言えるだろう。

 しかし今、その「nanaco」にチャージした際にポイントが付与されるクレジットカードにおいて、「nanacoショック」とも言うべき重大な変化が起こっている。

高還元クレジットカードの「nanaco」チャージでの
ポイント付与が大幅に低下する事態が発生!

 もともと「nanaco」にチャージをしてポイントが貯まるクレジットカードというのは多くはなく、それゆえに、「nanaco」チャージでポイントが貯まり、しかも還元率が高いクレジットカードはとても貴重な存在だった。

 しかし、その貴重な「nanaco」チャージでポイントが貯まる高還元クレジットカードの中で、「nanaco」チャージでのポイント付与率が下がってしまったり、新規募集を停止したりするクレジットカードが相次いでいるのだ。

「ライフカード」での「nanaco」チャージの還元率が下がるお知らせ。ショックを受けた人も多そうだ

 「nanaco」チャージによるポイント付与に変更があったクレジットカードと、その内容を表にすると以下のようになる。

◆「nanaco」チャージによるポイント付与率変更の状況
カード名 変更前の還元率 変更後の還元率
ライフカード 通常時は0.5%、
誕生月は1.5%
通常時も誕生月も0.25%
(2014/12/4から還元率低下
SoftBankカード 1.0%
(2015/3/31で新規募集停止
漢方スタイル
クラブカード
1.75% 0.25%
(2015/6/1から還元率低下
リクルートカードプラス 2.0%
(変更なし)
【2016年3月17日追記】
リクルートカードプラスは
2016年3月16日で新規募集を停止。
また、2016年9月16日以降は
「nanaco」「モバイルSuica」チャージ分は
ポイント付与の対象外になると発表
リクルートカード 1.2%
(変更なし)
楽天カード(JCB) 1.0%
(変更なし)
セブンカード・プラス
(ポイント付与対象外)
0.5%
(2015/3/1からポイント付与開始


ライフカード」は、「nanaco」チャージが可能なだけでなく、「誕生月はポイント3倍(還元率1.5%)」になることから、誕生月に「nanaco」に大量にチャージすることで節約が可能だったが、2014年12月4日から通常月も誕生月も「nanaco」チャージによるポイント付与が還元率0.25%になった。

ライフカード
還元率  0.5~1.5%
「nanaco」チャージによるポイント付与が還元率0.25%になった。ライフカード(JCB)の詳細はこちら
発行元 ライフカード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費 無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、ICOCA、
nanaco(JCBのみ)
au WALLETカード(Masterのみ)
ライフカード公式サイトはこちら!

【※「ライフカード」の関連記事はこちら!】
「ライフカード」のメリット、人気の秘密とは?年会費無料でありながら、誕生月ポイント3倍など4つのボーナスポイントで還元率は大幅アップ!

 同様に、「nanaco」チャージが可能で、なおかつ貯めたポイントを現金還元(クレジットカードの引き落とし金額に充当)も可能なことで人気を集めていた「漢方スタイルクラブカード」は、2015年6月1日以降は「nanaco」チャージによるポイント付与が従来の7分の1(還元率1.75%⇒0.25%)になると発表した。

 また、「nanaco」だけでなく「楽天Edy」でもチャージ分のポイントが付与されることで「電子マネーに強いクレジットカード」として知られていた「SoftBankカード」は2015年3月31日で新規募集を停止することに……。

 これだけのクレジットカードで「nanaco」チャージ時のポイント付与に変更があったことで、これまで「nanaco」を上手に活用していた人はもちろん、これから「nanaco」を活用しようと思っている人にとっても、「nanaco」にチャージするクレジットカードの見直しや上手に選ばないといけない事態になってしまったのだ。

 では、今後も「nanaco」チャージでポイントをたくさん獲得できる、「nanaco」を上手に活用するのに欠かせない、高還元クレジットカードは何なのか?

年会費「実質」無料で「nanaco」チャージ還元率1.5%の
「セブンカード・プラス」の存在感が大幅に上昇!

 今後も「nanaco」チャージでポイントをたくさん獲得できる高還元クレジットカード、その第一候補は還元率2%の「リクルートカードプラス」だ。

リクルートカードプラス
還元率  2.0%
「nanaco」にチャージをすると、チャージ金額の2%分のリクルートポイントを獲得できる!還元率は2%!ETCカードの年会費も不要で年間672リクルートポイント得するリクルートカードプラスの詳細はこちら
発行元  JCB
国際ブランド JCB
年会費(税抜) 2000円
家族カード あり(年1000円、税抜)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、nanaco


ライフカード」や「漢方スタイルクラブカード」同様、「nanaco」チャージでポイントが獲得できる高還元クレジットカードとして有名な「リクルートカードプラス」だが、現時点で「nanaco」チャージ時のポイント付与率が変更されるという発表は行われていない。

 また、同様に年会費無料で還元率1.2%の「リクルートカード」も現時点で「nanaco」チャージでもポイントが貯まるお得なクレジットカードだ。国際ブランドが「VISA」でも「nanaco」チャージでポイントが貯まるという貴重なクレジットカードでもある。

 リクルートカード
還元率 1.2%
「リクルートカード」のカードフェイス
発行元 三菱UFJニコス、JCB
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費 無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、nanaco、
ICOCA(VISA、Masterのみ)、楽天Edy(VISA、Masterのみ)
関連記事 「リクルートカード」の2枚持ちが攻守最強の理由!nanacoや楽天Edyのチャージでも還元率1.2%で、年会費無料、ETCカードも無料とメリット尽くし!
「リクルートカード」の公式サイトはこちら


「リクルートカードプラス」は年会費2000円(税抜)で還元率2%、「リクルートカード」は年会費無料で還元率1.2%というクレジットカード業界で最高の還元率を誇り、貯めたポイントは「Ponta」に交換して無駄なく利用できるので、メインカードとして利用するにも申し分ない。しかも、「nanaco」チャージでのポイント付与率も変わらないということは、「リクルートカードプラス」の価値はますます高まると言えるだろう。
(※【2016年3月17日追記】「リクルートカードプラス」は2016年3月16日で新規募集を停止。また、2016年9月16日以降は「nanaco」「モバイルSuica」へのチャージ分はポイント付与の対象外になる。なお、「リクルートカード(JCB)」では「nanaco」「モバイルSuica」のチャージ分でもポイントが付与されるサービスは継続)

 そして、もう1枚、「nanaco」チャージ用のクレジットカードとして注目したいのが「セブンカード・プラス」だ。

セブンカード・プラス
還元率  0.5~1.0%
「nanaco」チャージ用のクレジットカードとして注目したい!おすすめクレジットカード!セブンカード・プラス
発行元  セブン・カードサービス
国際ブランド VISA、JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、ICOCA、
 nanaco
セブンカード・プラス公式サイトはこちら!


セブンカード・プラス」は通常還元率は0.5%だが、「セブン&アイグループ」の「セブン・カードサービス」が発行しているので、コンビニの「セブン-イレブン」、スーパーの「イトーヨーカドー」「ヨークマート」、ファミリーレストランの「デニーズ」、「西武百貨店」や「そごう」「アリオ」「セブンネット」などでは還元率1%にアップする。

 しかも、「セブン-イレブン」や「イトーヨーカドー」ではボーナスポイントが付与される商品も多数あるので、「セブン&アイグループ」をよく利用する人には使い勝手がいいクレジットカードだ。

 この「セブンカード・プラス」では、従来は「nanaco」チャージをしてもポイントが付与されなかったのだが、2015年3月1日から「nanaco」チャージでも「200円につき1ポイント」が付与されるようになった。「nanaco」にチャージした際の還元率は、「ライフカード」や「漢方スタイルクラブカード」の2倍の0.5%だ。

ライフカード」や「漢方スタイルクラブカード」が「nanaco」チャージによるポイント付与率が低下する絶妙(?)のタイミングで、「セブンカード・プラス」が「nanaco」チャージによるポイント付与を開始したというのは「『セブンカード・プラス』をもっと普及させたいという『セブン&アイグループ』の戦略なのでは?」と勘ぐりたくもなるが、これによって「セブンカード・プラス」の存在感がアップしたことは間違いない。

楽天カード(JCB)」や「リクルートカード」での「nanaco」チャージによるポイント付与率は今のところ従来通りだが、これも「セブン&アイグループ」の思惑次第では変更される可能性もある。しかし、一方で「nanaco」チャージによるポイント付与が始まったばかりの「セブンカード・プラス」では付与率が変更されたり、付与されなくなったりする可能性は低いと考えられる。

 というのも、昨年10月には「家族カード」の提供を始めたり、「イトーヨーカドー」と「ヨークマート」の年間利用額に応じて最大1万ポイントのボーナスポイントを付与する制度を導入したりと、「セブンカード・プラス」は「nanaco」チャージ以外の面でも従来よりサービスを拡充しているからだ。

 しかも、「セブンカード・プラス」は年間利用額が5万円以上で年会費が無料になる「実質年会費無料」のクレジットカードなので、「nanaco」で税金や年金などの支払いを考えている自営業やフリーランスの男性はもちろん、ボーナスポイントがもらえるドリンクや化粧品を「セブン-イレブン」や「イトーヨーカドー」で購入するサラリーマンやOL、毎日の買い物に「イトーヨーカドー」をよく利用する主婦など、どんな人でも保有して損はないクレジットカードと言える。

 いまや決済件数では「Suica」や「WAON」を凌ぎ、日本で一番利用されているプリペイド型電子マネー「nanaco」と、「リクルートカード」や「セブンカード・プラス」などの高還元クレジットカードをうまく活用して、増税や物価上昇に備えよう!


■本記事は2015年3月時点の情報です。nanacoチャージでポイントが貯まる、お得なクレジットカードの最新情報はこちら!
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