賢く貯める節約術![2021年]
2015年4月1日 ザイ編集部

低コストで保障が充実! コスパのいい医療保険は
3つのポイント(入院給付金、先進医療特約、
保障される入院日数)で選びなさい!

今年1月、健康保険の高額療養費が見直され、これまでの3段階から5段階に細分化された。その結果、年収約370万円以下の人は負担が軽くなる一方、年収770万円以上の人は負担増に。一方、新しい医療保険の登場で、2年前に加入したものでも保険料が安くなるケースも! さっそく見直しをしてみよう!

竹下さくらさん ファイナンシャル・プランナー。なごみFP事務所。保険や住宅ローンの個人相談に定評があり、著書も多数。

公的保障はあるものの
意外とかかる入院医療費!

 高額療養費の見直しを受け、FPの竹下さくらさんは、「負担が増える高所得層を中心に、この機会に医療費の備えを見直したほうがいい」とアドバイスする。たとえば、7日間入院して医療費の総額が100万円の場合、年収約1160万円超の人は高額療養費が適用されても約25.4万円が自己負担。食事療養費も含めると1日あたり3.7万円、意外とお金がかかる。

 「医療費は預貯金で備える方法もありますが、民間の医療保険を利用するのもひとつの手段。今ならリーズナブルな保険料で、充実した保障内容の商品に加入できます」(竹下さん)。では、さっそく医療保険選びの3つのポイントを紹介していこう。

【保険選びのポイント 1】
1日あたりの入院給付金は? 
5000円を基本に年収によって増減を考えよう

 民間医療保険の多くは、「入院したら1日いくらもらえるか」という入院給付金をベースに設計されている。これを決める際の目安が、高額療養費の自己負担額だ。

 高額療養費は、医療費が高額になっても家計に過度な負担を与えないように、患者が自己負担する金額に一定の上限を設けた制度。どんなに医療費が高くなっても、決められた限度額以上は払わなくていいので、入院や手術をした時には頼りになる。だから、医療費が心配だからと言って、めちゃくちゃ多くの保障を用意する必要はない。

 「入院しなければ払った保険料は掛け捨てになってしまうので、日額5000円をベースに貯蓄でも賄えるように準備しましょう」(竹下さん)
入院給付金は、年収に応じた自己負担限度額をもとに計算してみよう。個室を希望する場合は差額ベッド料がかかることもあるので、希望に応じて上乗せを。