2020.8.5
コロナ後はバブル&インフレが来る!「3つの2%」で変化を見極めよ
経済が「ウィズコロナ=コロナとの共生」から「アフターコロナ=コロナ後」に向かったとき、何が起こるか。筆者は、景気回復と共に、資産価格面で「バブル」が形成される可能性が大きいとみる。それに続いて物価面では「インフレ」に振れていくだろ…
経済評論家
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。
2020.8.5
経済が「ウィズコロナ=コロナとの共生」から「アフターコロナ=コロナ後」に向かったとき、何が起こるか。筆者は、景気回復と共に、資産価格面で「バブル」が形成される可能性が大きいとみる。それに続いて物価面では「インフレ」に振れていくだろ…
2020.7.29
「1人10万円」の定額給付金の使い道に関する家族会議――。その場での自らの発言を後で振り返って、筆者はコロナ禍が「中間層の没落」を加速するだろうということに思い至った。その理由を解説しよう。
2020.7.22
7年ぶりに続編がスタートした人気ドラマ「半沢直樹」のストーリーに影響しかねないような問題が動いている。それは、銀行と証券会社の間の業務を隔てている「ファイアウオール規制」の撤廃に関する動きだ。これは、私たち個人にとっても企業にとっ…
2020.7.15
iDeCo(個人型確定拠出年金)の利用枠拡大が検討されている。iDeCoは、個人の老後資金確保のためにぜひとも活用すべき制度だ。ただ、運用方針を自分で決めなければならないことがハードルの一つになっている。そこでiDeCoの正しい使い方をお伝えし…
2020.7.8
新型コロナウイルスの新規感染者数が東京都で連日100人を超え続けている。われわれはコロナの第2次流行が始まったことを覚悟する必要があるだろう。そこで今のうちに、コロナ第2次流行下の経済における投資・仕事・金融の心配事を総点検しておこう…
2020.7.1
コロナ禍の影響で、いつもより2カ月ほど遅れて「入社」した新入社員の話を多く聞く。そんな彼らに、ぜひ覚えておいてほしい仕事のコツがある。それは、「2日前の80点は、締切日の95点に勝る」だ。完璧を目指さず、「まずは80点!」で仕事に臨むと、…
2020.6.24
新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を通知する「接触確認アプリ」を国が公開した。筆者はこのアプリを使うつもりはないが、最近浮上しているマイナンバーと預金口座をひも付ける案に対しては、条件付きではあるが賛成だ。「普通の人」…
2020.6.17
政府が新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の議事録作成を怠っていたことが分かり、批判が噴出している。しかし、そもそも政策決定に重要な影響を及ぼす専門家会議の議論の内容が、「議事録」という前時代的で生ぬるい方式でいいのだろうか。本…
2020.6.10
新型コロナウイルスの感染拡大に端を発した「コロナショック」。その暴落時の下げ幅の大きさは筆者の想定外だった。そして、同じく株価の回復スピードも想定外だ。この「驚異的な株価の戻り」を投資家はどう考えるべきなのか。相場の背景と今後の動…
2020.6.3
日本銀行によるETF(上場投資信託)の保有額が急拡大中だ。早ければ今年中に日銀が日本の上場株式の最大保有者となる。筆者は、日銀の金融緩和政策を大いに支持しているが、ETF購入は不適切であると考えている。しかし、後戻りすることは現実的には…
2020.5.27
緊急事態宣言が全面解除された。ほっと一息ついて、元の生活に戻りたいところだが、感染第2波に備えられる貴重な時間であるかもしれない今、お金の扱い方についても、「新しい生活様式」を確立しておきたい。コロナ対策では、一人ひとりの物理的距…
2020.5.20
国際通貨基金(IMF)の予測にもあるように、今年は世界経済がマイナス成長になる公算が大きい。投資家の中には、経済成長がなければ株式への長期投資のリターンはプラスが期待できないと言う人たちがいるだろう。また、マイナス成長下では資本主義…
2020.5.13
新型コロナウイルスの感染拡大によって、対面営業を中心とする証券会社が苦戦しているようだ。そこで、コロナが証券営業、ひいては銀行や保険会社まで含めた金融機関の営業をどう変えるかについて考えたい。筆者は、これからの時代の証券マンは、当…
2020.5.6
コロナショック相場の株価下落で「損」をした投資家に対して、「アドバイスをいただけませんか?」という依頼が筆者のもとに多く舞い込んでいる。そこでそんな投資家に向けて、取ってしまいがちな2つのNG行動と、あらためて確認しておきたい3つの相…
2020.4.29
コロナショックによる株価の大幅下落に対して、「投資のチャンスかもしれない」と考える個人投資家が少なくないようだ。また、最近投資を始めた人はインデックスファンドで投資している投資家が多い。そこで、インデックス投資家がコロナ相場の環境…
2020.4.22
起こってほしくない事態だが、コロナ問題が長期化した場合、経済的に何が起こるかを考えておくことが必要な状況だ。金融危機にまで波及するか否かで経済の様子は大きく変わりそうだが、それを回避できたとしても、4つの経済的変化が起こる可能性が…
2020.4.15
コロナ問題によって日本全国でにわかに発生した在宅勤務。その合間は、ビジネスパーソンとしての「棚卸し」と今後の人生プランを考える絶好の機会だ。自己点検として重要な仕事のキャリアや健康、家族、カネ(お金)、の4項目について、考えるべき…
2020.4.8
政府が7都府県に対して緊急事態宣言を行った。この状況下で、お金を運用している個人は、どのように考えて行動すべきか。つみたてNISAを始めた人やiDeCoの投資家、そしてそれらを含む投資家全般に向けたアドバイスをお届けしよう。
2020.4.1
日本政府は、コロナ対策として現金給付や商品券の支給などを「かつてない規模で」検討しているようだ。コロナ経済対策として重要なのは、一時的生活保護の役割を果たし、同時に景気の下支えにもなる政策だろう。それは、ベーシックインカムそのもの…
2020.3.25
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、テレワーク=在宅勤務がさまざまな企業で導入されている。このテレワークが本格的に普及していくと、サラリーマンの働き方が変わるのはもちろんのこと、会社による社員の評価基準も変わるだろう。そのときに…
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