
2020.7.7
最初が肝心!会議でメンバーの本気を引き出すコツ
アジェンダを告げる際に気をつけたいのは、周りを巻き込むことである。会議の運営上は、最低限、議題を共有できればよいが、そこで「皆で議題を作る・合意する」という巻き込むプロセスを入れれば、参加者の本気度合いがぐっと変わってくる。
イングリッシュブートキャンプ株式会社代表
イングリッシュブートキャンプ株式会社代表
ハーバード経営大学院 ジャパン・アドバイザリー・ボードメンバー
DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー アドバイザー
静岡県出身。静岡県立清水東高等学校を卒業後、1年半アルバイトで学費を稼ぎ渡米。ウィリアム・アンド・メアリー大学を経済学・政治学のダブル専攻で卒業後は、シアトルでヘリコプターの免許を取得後帰国。1997年4月三菱商事株式会社入社。鉄鋼輸出部門に配属され様々な海外プロジェクトに携わる。2004年より、ハーバード経営大学院に留学。2006年同校よりMBA(経営学修士)を取得。三菱商事に帰任後は、米国に拠点を持つ子会社を立ち上げ代表取締役として経営。2011年同社を退社後、グローバル・リーダーの育成を担うグローバル・アストロラインズ社を立ち上げる。2012年よりイングリッシュブートキャンプを主宰。イングリッシュブートキャンプ社代表も務めるかたわら、大手総合商社各社をはじめ、全日本空輸、ダイキン等、様々な国際企業でグローバル・リーダー育成の講師としてプログラムの開発・自らも登壇している。
2020.7.7
アジェンダを告げる際に気をつけたいのは、周りを巻き込むことである。会議の運営上は、最低限、議題を共有できればよいが、そこで「皆で議題を作る・合意する」という巻き込むプロセスを入れれば、参加者の本気度合いがぐっと変わってくる。
2020.7.4
アイスブレークで打ち解け、「すごいチームに所属した」というプライドをメンバーが共有できたら、いよいよ実際の会議に入る。これまで述べてきたように、あうんの呼吸では何も伝わらない。よい会議は、「いけてない現状」と「何となくわかっている…
2020.7.2
たとえば、ガタイがいい人に「何かスポーツでもやっていましたか?」と聞く。実はこれは、「体格が良い=スポーツ経験あり」という決めつけによるステレオタイプ化で、たとえ褒めたつもりだったとしても、それ自体が問題となることがある。会社から…
2020.6.30
ビジネスパーソンは忙しい。誰もがたくさんの仕事を抱えている。会議の中身を充実させることは大事だが、なにより、この会議体が一番大事だと思えるようにする必要がある。そこで、まずは相手や仲間をとにかく褒めて意欲を高め、「すごいチームに所…
2020.6.27
シリコンバレーやエストニアなど、注目の集まる海外地域で働く日本人に共通する悩みは、日本の本社や取引先のお偉いさんから、現地企業との顔つなぎを頼まれることだ。生き馬の目を抜く世界では、単なる「情報交換」のようなふわっとした目的の訪問…
2020.6.25
雑談を通して相手のことを知ろうともせず、いきなり本題に入るのは失礼に当たる。とはいえ、会ったばかりの人と、いきなり込み入った話をするのは難しい。自然な流れで雑談に入るには、とっつきやすい「つなぎ」があると便利である。
2020.6.23
日本人の自己紹介は丁寧すぎる。「我こそは、○○家家臣、○○家嫡男、○○○である!」と、まるで戦国武士の名乗りのようで、必死に身分を紹介しようとしがちである。それが悪いとは言わないが、組織名やタイトルの棒読みで回りくどい印象を与える…
2020.6.20
日本人は、特にビジネスの場では、「丁寧な言葉遣い」や「礼儀正しい振る舞い」で相手への敬意を示し、プライベートで友人たちと過ごすときとは違う顔を見せる。この厳密なまでの「公私の区別」は世界でも珍しく、日本人がビジネス上でオフィシャル…
2020.6.18
映画に誘われたとき、「今週末は、ちょっと……」と語尾を濁せば都合が悪いことが伝わる。「箱根か草津に行かない?」と言えば、おのずと温泉に入ることが前提になっているとわかる。言葉に全部出さなくても察し合える――これは日本ならではの高文…
2020.6.16
日本の会議では物事が決まらない、せっかく集まっているのに何も決まらないのは、時間の無駄遣いではないか、と海外の方から指摘されることは多い。方向性はもちろん、具体的なアクションプランにまで落とし込まれていなければ、物事を決めたとみな…
2020.6.13
ところ変われば習慣も変わる。カルチャーギャップからすれ違いが起きることも少なくない。本連載では、折に触れて、ありがちなエピソードをコラムとして紹介する。
2020.6.11
前回、グローバル・モードにシフトするためには、「思想」「伝達方法」「ビジネスの進め方」の3つを押さえる必要があるとご紹介した。逆に言えば、英語が多少苦手でも、このモードの切り替えができれば、ビジネスはできるということだ。
2020.6.9
前回、「日本人は空気を読むのが得意というけれど、私たちが得意とするのは、あくまで日本ローカルの空気。そのままグローバルに出ても、無意識に地雷を踏むことがある」と紹介した。では、どのような点に注意すればよいのだろう。
2020.6.6
リモートワークがスタンダードになるにつれて、コミュニケーションや会議の進め方が変わりつつある。日本的なあうんの呼吸に頼れなくなったとき、新しいビジネスの作法は、空気を読み合う「ローカル・モード」から、誰でも明確にかかわりあう「グロ…
2020.6.2
企業によっては在宅ワークが3カ月近くに渡り、オンライン会議もすっかり日常化している中、情報伝達、会話のやり取り、仕事の進め方が変わりつつある。
2012.12.3
高校時代、英語で赤点の常連だった著者は、ハーバード・ビジネス・スクールで、グローバルで活躍するために必要な本物の英語力を知った。それは人としてのコミュニケーションの本質なのだ。それはたとえば忘年会の幹事でも磨かれるものなのだ。
2012.11.29
言葉が通じないからと言って、言いたいことを諦める。英語が苦手な人がよく経験することだろう。しかし、ハーバード・ビジネス・スクールで本当の英語力を学んだ筆者は、これを完全に否定する。英語力より先に伝える覚悟を身につけるべきだと。そし…
2012.10.19
英語の勉強法はかずかずある。しかし「本当に必要な英語力」を伸ばそうとするなら、「英語で大声で叫ぶこと」。単純なようで幼稚に見えるこの方法が絶大な効果を発揮する。
2012.10.10
高校時代に赤点をとり英語が苦手だった著者が、ハーバード・ビジネススクールの面接試験に挑む。そこは本当の英語力とは何かを教えられる場だった。
2011.7.29
世界最高峰のMBAと言われるハーバード・ビジネススクールの素顔を紹介する本連載。最終回の今回は、MBA生たちのインターシップについて。一流企業から100万円単位の報酬を約束されるインターンシップ。しかし、それを蹴って著者が挑戦したの…
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