和田秀樹
薬が5種類を超えると「一気に高まる」リスクとは?
先進国のなかで唯一と言ってもいいほど、がんによる死亡者数が増加中の日本。免疫力が下がると脳卒中や心筋梗塞よりも、がんで亡くなるリスクが高まると言われているが、この免疫力の大敵となるのが、食べたいもの、飲みたいものを我慢するという「ストレス」だ。日頃の食生活で我慢を強いて、さらに薬を大量に飲ませる日本の医療がいかに危険なのかを、和田秀樹医師が解説する。本稿は、中尾ミエ・和田秀樹『60代から女は好き勝手くらいがちょうどいい』(宝島社)の一部を抜粋・編集したものです。

老後も「イキイキ意欲的な人」と「同じことばかり繰り返す人」決定的な脳の違い
認知症になりやすい人は、脳の前頭葉の機能が衰え、意欲が低下していることが多い。意欲がなくなれば、自然と出歩くことは減り、足腰の衰えも顕著に現れる。老後を若々しく、活力に溢れた姿で生きぬくためにはどうすればいいのか。精神科医の和田秀樹氏が、すぐに始められる「前頭葉の鍛え方」を授ける。本稿は、中尾ミエ・和田秀樹『60代から女は好き勝手くらいがちょうどいい』(宝島社)の一部を抜粋・編集したものです。

なぜ男性は60代で老け込み、女性は元気なのか?医師が教える「意外な原因物質」の正体
人は60代から急に老け込むことが多いが、特に男性のほうがおおむね老け込み方が激しいという。その原因のひとつに、閉経を迎えた女性は男性ホルモンが増えることが挙げられる。「長生きよりも元気、長生きよりもアンチエイジング」を提唱する和田秀樹医師が、78歳にして若々しい女優、中尾ミエさんに、男性ホルモンの重要性を説く。本稿は、中尾ミエ・和田秀樹『60代から女は好き勝手くらいがちょうどいい』(宝島社)の一部を抜粋・編集したものです。

美容のため「油抜きダイエット」を実行した64歳女性の体に起こったこと
「食事でコレステロールを減らす」のは無意味なこと。肉や卵を減らしても、コレステロール値に変化はほぼ表れないのだ。特に「油抜きダイエット」は危険がいっぱい。日々、料理がおいしく食べられる量の油をまんべんなく摂ろう。本稿は、和田秀樹『コレステロールは下げるな』(幻冬舎)の一部を抜粋・編集したものです。

長生きしたいなら「小太り」がちょうどいい?痩せすぎが命を縮めるワケ
「脂肪」が人を強く美しくする源だ。医学界では近年、「免疫細胞は内臓脂肪から作られる」「内臓脂肪のある人はがんになりにくい」という説が評価され始めている。「脂ギッシュ」や「ギラギラ」こそが、健康で長生きに向かうGOサインなのだ。本稿は、和田秀樹『コレステロールは下げるな』(幻冬舎)の一部を抜粋・編集したものです。

日本人の摂取カロリー「飢餓状態」の終戦直後より下がっていた!なぜ日本人は食が細くなったのか?
現代の日本人はかなりの低栄養状態で、なんと戦後の飢餓状態に近いという。がんや脳卒中やうつ病、肌や髪の衰え、勃起不全などを遠ざけるために、コレステロールは積極的に摂らなければいけない。本稿は、和田秀樹『コレステロールは下げるな』(幻冬舎)の一部を抜粋・編集したものです。

メンタルクリニックが「治らない患者」であふれ返る深刻な理由
メンタルを病む人が年々増加しています。そんななか、精神科医の和田秀樹氏は精神医療の「崩壊」が起こっていると警鐘を鳴らしています。和田氏の著書『「精神医療」崩壊 メンタルの不調が心療内科・精神科で良くならない理由』(青春出版社)から、日本の精神医療が抱える問題点を紹介します。

長生きしたいなら食事制限は逆効果?医師・和田秀樹が「肉食・小太り」をすすめるワケ
健康に関する学説は常に変化している。そのため、医師の和田秀樹氏は「コレステロールを下げる」「塩分を控える」などの言説も一概にはいいと言えないという。和田氏が考える長寿のための食生活とは。本稿は、和田秀樹『50代うつよけレッスン』(朝日新書)の一部を抜粋・編集したものです。

医師・和田秀樹が教える、若くて元気な中高年がよく食べる「意外なもの」とは?
50代からは積極的に肉を食べよう──うつ症状を引き起こす要因は、神経伝達物質であるセロトニンの不足。これを補うにはタンパク質が必要なのだという。「うつ」も「がん」も遠ざける、肉食生活のすすめとは。本稿は、和田秀樹『50代うつよけレッスン』(朝日新書)の一部を抜粋・編集したものです。

「掃いて捨てるほど女がいる…」あだ名は“ほうき”の伊藤博文が年をとっても元気だったワケ【医師・和田秀樹が解説】
男女ともに50代以降はホルモンバランスの崩れ、更年期障害を招きやすい。また、男性の更年期障害はうつ病と症状が似ており、やる気や好奇心がなくなるためQOLが著しく低下してしまう。こうした事態を防ぐためには男性ホルモンを高めるホルモン補充療法を和田秀樹氏はすすめる。本稿は、和田秀樹『50代うつよけレッスン』(朝日新書)の一部を抜粋・編集したものです。

「あなたは誰?」認知症の親に聞かれた時、絶対言ってはいけない言葉【精神科医が解説】
80代後半では約半数が「認知症」になる現実。だが、認知症は突然訪れるのではなく、「物忘れ」から始まってゆっくり進行していく病気だ。家族に認知症の兆しが現れたとき、周りはどんな心構えを持ち、本人にどのように接すればよいだろうか。本稿は、和田秀樹『老いたら好きに生きる 健康で幸せなトシヨリなるために続けること、始めること、やめること』(毎日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

精神科医・和田秀樹が教える、健康長寿の人がやっている「2つの習慣」とは?
うつ病というと心の病というイメージが先行するが、高齢者がうつ病になると、食欲不信や脱水を起こしたり、免疫機能が低下するなどして、からだの疾患リスクへと直結してしまうという。うつ病予防に有効なセロトニンの分泌を促す習慣を、“高齢者専門”精神科医が解説する。本稿は、和田秀樹『老いたら好きに生きる 健康で幸せなトシヨリなるために続けること、始めること、やめること』(毎日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

「高齢だから運転は危ない」は根拠なし!精神科医が教える免許返納の正しいタイミングとは?
「コレステロールの高い食事は避けよ」と医者は言い、「そろそろ免許返納したほうがいいんじゃないの?」と家族は言う。しかし、高齢者を気遣ってかけられる言葉を鵜呑みにしてやりたいことを我慢するのは、いい余生を送ることへとつながるのだろうか?本稿は、和田秀樹『老いたら好きに生きる 健康で幸せなトシヨリなるために続けること、始めること、やめること』(毎日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

50代は「働かないおじさん」になりなさい。精神科医が「まったく気にする必要なし」と言い切る理由
人生100年時代、50代はちょうど折り返し地点といえるでしょう。会社で責任ある仕事をまかされたり、住宅ローンや教育費といった大きな支払いがまだ続いていたり、近い将来、介護でお金や労力がとられることを想定しておく必要があるかもしれず、まだまだ仕事を頑張らなければと思う人も多いはずです。ですが、30年以上も高齢者専門に診てきた和田秀樹さんは、そうした心配は脇に置いて、50代になったら自分の人生を楽しむべきといいます。和田さんの著書『老後に楽しみをとっておくバカ』(青春出版社)から、後悔しない人生を送るための、常識にとらわれない生き方・働き方をご紹介します。

和田秀樹「老後に楽しみをとっておくバカ」50代になったら捨てるべき口癖とは?
「好きなこと、やりたいことは、仕事人生が一段落してからゆっくり楽しもう!!」そんなふうに考えている人が少なくないのではないでしょうか。ですが、長年、高齢者の診療やウォッチャーを続け、10年以上、アンチエイジング医療に取り組んできた精神科医の和田秀樹さんは、50代こそ、自分がやりたいことを始めるべきといいます。和田秀樹さんの著書『老後に楽しみをとっておくバカ』(青春出版社)から、やりたいことをやりきる人生を送るための、刺激に満ちた新提案をご紹介します。

「このハゲー!」は典型例、すぐキレ散らかす「前頭葉バカ」10の特徴とは?
創造性、意欲、感情の制御などを司る脳の前頭葉。使わないで楽をさせていると、気付かないうちに「前頭葉バカ」になるという。ベストセラー連発の精神科医が、「前頭葉バカ」の回避術を詳細に解説する。本稿は、和田秀樹『前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち』(アチーブメント出版)の一部を抜粋・編集したものです。

吉永小百合はなぜ若々しい?健康的に「80歳の壁」を越える“体の動かし方”の秘訣
人生100年時代が到来したと言われるが、元気に生活できる「健康寿命」は男女とも70代。80代以上の高齢者の多くが、寝たきりや要介護になるという。どうすれば80歳の壁を越えて健康的に暮らすことができるのか。本稿は、和田秀樹『80歳の壁[実践篇]』(幻冬舎)の一部を抜粋・編集したものです。

人生100年時代がうたわれる一方で、老後資金に頭を抱える日本人は少なくない現状がある。だが、精神科医の和田秀樹氏は、「歳を重ねるほどお金を使った方がいい」と断言する。その本意について、和田氏の著書『90歳の幸福論』(扶桑社)より一部抜粋・編集してお送りする。

50、60と年を重ねるにつれ、誰しも認知症への不安が頭をよぎるもの。認知症を過剰に恐れる必要はないものの、医療と適切につき合い、前もって準備しておくことが重要となる。数々の患者と向き合ってきた高齢者専門精神科医・和田秀樹氏の金言をヒントに、自分や家族の前向きな老いについて考えていく。本稿は、『80歳の超え方』(廣済堂出版)の一部を抜粋・編集したものです。

前頭葉を使う生き方へとシフトチェンジすれば、人生が変わります。「毎日が実験」だと思って生きることです。「やってみないとわからない」という精神で、郵政民営化という日本中を巻き込む実験を行った人が、小泉純一郎元首相です。前頭葉を使えている人だと思います。おそらく小泉氏はうつにもなりにくいでしょう。
