
片桐あい
在宅勤務やWeb会議など「オンラインで済むことはオンラインで実施したい」と考える人が増えている一方で、「やはり対面が一番。オンラインでは伝わらない」と思っている人もまだまだいます。なぜ「オンラインは伝わらない」と思うのか。テレワークが苦手、好きではない、という人が知っておきたい、オンラインコミュニケーションならではの気を付けるべきポイントを6つ紹介します。

テレワークが定着する一方、新人・若手の育成に苦労している企業も多いのでは。特に、2020年度・2021年度入社の社員の中には、ほとんど出社したことがないという人も少なくありません。更に、一人暮らしの場合には実家にも帰れず、友だちにも会えずの三重苦。あなたの会社にもきっといる、上司や先輩にも頼れるほど人間関係ができずに悩む「ぼっち社員」をどう救うかを考察します。

テレワークに1年以上取り組んでみて、生産性が上がったという職場と生産性が下がったという職場に二極化しています。新型コロナウイルスが終息したとしても、テレワークは戦略的に利用すれば企業にとっても働く人にとっても有益な働き方です。テレワークで成果を出すために大切なのが“チームメンバーとの信頼関係の再構築”。今回は、成果を出している組織がどのようにマネジメントをしているかを解説します。

すっかり定着したオンライン会議。しかし、今までリアルでやっていた会議を、そのままオンラインに置き換えても、参加者同士が物理的に離れているだけにうまくいかないと感じる方も多いのではないでしょうか。テレワーク時代のオンライン会議でNGな典型例を三つ解説します。

急速に広まったオンラインでのコミュニケーション。最初の出会いがオンラインから始まる場合、その後リアルに会ってもらえるか、あるいはそのチャンスも得られないで終わるか、ビジネスにおける人との出会いは今後二極化していきそうです。ニューノーマルに必要なオンラインコミュニケーションのスキルについて、ポイントを3点に絞ってお伝えします。

最初の緊急事態宣言が発出されてから約1年。テレワークでのノウハウがたまり、「テレワークでも意外とイケる」と思っている方も、「テレワークではやっぱりダメだ……」と思った方もいることでしょう。業種・業態により、リモートで仕事ができる場合とそうではない場合もあると思います。しかし、テレワークでは成果がうまく出ない事例を分析してみると、3つの思考パターンが浮き彫りになりました。今回は、どんな思考パターンだとうまくいかないのか、そして、悪い思考パターンを打ち破るために意識するとよい考え方や、同僚・部下への伝え方をお伝えします。

テレワークを始めて、そろそろ1年が過ぎようとしている企業も多いのではないでしょうか。この1年間で企業のトップから多く聞くのは、「やっぱりテレワークでは人は育たない」という声です。確かに“一括採用→新人研修→現場配属”という従来の流れをそのままオンラインで実施しただけでは、うまくいかないこともあるでしょう。テレワークで人を育てるには、これまでとは違うポイントに気を配る必要があるのです。今回は、テレワークで部下を育てるために意識してほしい、2つの“自己○○感”をお伝えします。

テレワークが一向に進まない会社も少なくないようです。当然ながら、テレワークは業種や職種によって向き不向きがあるでしょう。とはいえ、緊急事態宣言下でも政府からの7割テレワーク要請は最初から無理だと思って、まったく取り組むつもりがなかった経営者・管理職がいます。一方、なんとか工夫をしながら社員の安全を守り生産性を高める努力をするリーダー!この差は何なのか?考察してみましょう。

2回目の緊急事態宣言が発令され、再びテレワークに移行する企業が増えました。とはいえ、導入からまだ日が浅く、まだまだ誰もが効率的なやり方を模索している状態ではないでしょうか。特に、対面で指導できなくなったことで、部下とのやり取りに難しさを感じている管理職も多いといいます。テレワークの環境下で部下のモチベーションを高める方法を解説します。

全国11都府県で二度目の緊急事態宣言が発令され、再びテレワークに移行する企業が増えています。とはいえ、導入からまだ日が浅く、まだまだ誰もが効率的なやり方を模索している状態ではないでしょうか。特に、対面で指導できなくなったことで、部下とのやり取りに難しさを感じている管理職も多いといいます。そこで今回は、人材育成コンサルタント産業カウンセラー・片桐あいさんの新刊『テレワークで部下を育てる』(青春出版社)から、テレワークの環境下で“残念な上司”に陥りやすい人のポイントを紹介します。

まだまだ猛威を振るうコロナウイルスの感染拡大防止対策として、オンラインによるコミュニケーション力は必須のスキルとなりました。リアルであればなんとかなっていたコミュニケーションも、オンラインになった途端にコミュニケーションを取れば取るほど、関係性が悪化してしまう人の特徴が明らかになりました。オンラインでのコミュニケーションは意外とその人の素の部分が見え隠れします。どうしたら、相手の心が“オフライン”にならず良好な関係をキープし、そしてよりよくしていけるのか、そのヒントをお伝えします。

新型コロナウイルスの感染拡大第3波の影響で、テレワーク率を上げるなど、仕事の生産性を高めるための工夫を続けている企業も多いのではないでしょうか。緊急事態宣言中は、テレワークという名の待機になっていた企業も、第2波では徐々にテレワークにも慣れてある程度仕事が回るようにはなり、ここからは効率的にテレワークでも成果を出していくことが厳しく求められている方も多いことだと思います。部下や後輩から「ダメ上司」のレッテルを貼られる前に、リモートでも部下の成長を促せるオンラインコミュニケーションのポイントをつかみましょう。

「コロナ禍」で急に始まったテレワークですが、半年以上続けてみてうまくいかない人の「3つの特徴」が見えてきました。「職場で毎日会えなくても仕事で成果を出せる人」と「毎日何やってるんだかよくわからない人」、大きく二極化が進んでいます。テレワークでも継続的に成果を出し続けるためには、今までとは違う考え方やスキルが必要です。どんな人がリモートでは仕事がうまくできないのか、その特徴を見てみましょう。

テレワークでは仕事にならないという思い込みと、仕事はどんな環境でもできるという考え方。正解は一つではないが、今までの常識やビジネスの前提が根源から覆された今、変わらなくていいという選択はないだろう。

オンラインコミュニケーションで仕事がうまくできなければ、会ってはもらえない!まず、テレワークでも相手から「会いたい」と言われる価値ある人になれるかが重要です。

徐々に制限が解除されてきたものの、「以前の働き方」にはもう戻れないと思っている方も多いのではないでしょうか?テレワークという働き方が私たちの「ニューノーマル」(新しい日常)となってくるとしたら、この働き方で「いち早く成果が出せる人」へのシフトチェンジが必要になることは言うまでもありません。今回は、特にリーダーとしてチームの違和感に気づき、軌道修正するための力として「センス・オブ・アージェンシー(Sense of Urgency)」をご紹介します。

新型コロナウイルスの影響でテレワークが続く中、オンライン会議をうまく活用できることが求められています。対面であれば見逃さないような参加者の発するサインも、オンラインだと、ついつい見逃してしまいがちです。ポイントを押さえることで、離れていても成果が出る会議運営を目指しましょう。

テレワークを成功させるためには、「誰を顧客と考えるか」が大切です。そして、顧客と定義した人の心理を推察すること、また、見えない相手の状況を察知すること。この2つがあれば、たとえ離れた相手であっても仕事はうまくいきます。これまでも海外のプロジェクトリーダーは、テレワーク下で成果を出していました。日本のビジネスパーソンも今の状況をポジティブに受け止め、リモートでも成果の出る仕事術を会得しましょう。

政府から緊急事態宣言が出されてから、十分な準備もままならないうちにテレワークの指示が出た企業も少なくありません。会社側のルールやシステム化が間に合っていない状況ではありますが、仕事ができる人は、自分から仕事を見つけて、在宅であっても仕事ができる環境を自らつくっていきます。一方、仕事の環境整備を会社に任せ、在宅=休みと勘違いしているような社員もいることでしょう。いつまで続くかわからないこの事態、生き残るためにやむなくリストラを行う会社もあるでしょう。リストラに遭わないために、テレワークで成果を出すためのヒントをお伝えします。

コロナウイルス対策で予定していた新入社員向けの集合研修を実施せず、そのまま配属に踏み切っている企業が増えてきています。最低限のマナーや職場でのルール、報連相(報告・連絡・相談)など基本を教わらずにいきなり新人が配属された職場も多いのではないでしょうか? 新人を指導する際に気を付けるべき3つのマインドをお伝えします。
